twitters for the day

08:08 「自然治癒」という現象も、あるいは複雑な機械の理解深度で説明つけられるのかもしれない。 *Tw*
08:09 Windouz はよく壊れるけれど、慣れてる人は、エラーメッセージ無視して再起動かければ、たいていの場合、それで治る。うんと詳しい人の場合、エラーメッセージ読んで、何がおきたのか理解するけれど、たぶんやることは一緒。 *Tw*
08:11 全く理解していない人は、そもそもブルースクリーン吐いた Windouz 見た時点で怖がって、電源ボタンも押せない。その人から見れば、ちょっと分かってる人と、うんと分かってる人の区別はつかない。「治癒」に際して、たいていの場合、「診断」には意味がない *Tw*
08:11 理解深度が浅い人にとっては、 Win のエラーというのは、再起動という行為を通じて自然治癒するものに見える。もっと詳しい人が見れば、それはもちろんプログラムであって、自然であるわけがないんだけれど *Tw*
08:13 複雑さに「大きさ」と「深さ」という 2 つのパラメーターを設定すると、人体というのはたぶん、大きさはそこそこであっても、恐ろしく深い複雑さを持った機械。エラーがあっても、裏を返せばそれが見えないからこそ、直ったように見える *Tw*
08:15 原子力発電所とか、製鉄所の巨大機械とか、ボルト一本、歯車一つ欠ければ事故につながる、いわゆる「機械」は、複雑的大きさが巨大ではあっても、人体に比べれば、「浅い」。だからこそエラーが事故に直結するし、裏を返せば診断にたどり着くことが可能だったりする *Tw*
11:28 診療報酬改訂問題は、医師会側の勝利になったらしい。「開業医の無形の技術に対する報酬こそが診療報酬」なんだって。「形」につながらない技術なんて、意味ないのに *Tw*
11:29 政府の人達が、医師会の何を恐れているのかよく分からない。昔のトラウマが残っているのか。今もう政治力なんて残ってないのに。 *Tw*
11:30 役所の戦略は、変なところで「フェアプレー」精神発揮するから、よく分からない。誰が旗振ったって、開業の先生がたを既得権者認定して焼け野原にすることなんて簡単なのに。「やれない」んじゃなくて、どう考えても「やらない」だけ。 *Tw*
11:31 要するに国の側も、「なるようになれ」としか思っていない可能性が、なんと言っても一番怖い。何とかしないといけなくて、「何とかする」術は、国側は全部持ってるのに、何ともならない。 *Tw*
11:32 医師側だって、実質何の抵抗もしていない。たしかに現場から人はいなくなったけれど、医師免許つき返すとか、みんな日本からいなくなるとか、何もやってない。なのに国側は、何怖がってるのか *Tw*
11:34 「難しい」で頭抱える要素は、実質何もないはずなのに、なぜか状況が動かない。そのへん本当に不思議。それこそ公明党あたりが本気出せば、医師会は何もできない。組織力違いすぎる。 *Tw*
11:38 @Dreikurs 主訴別のリストとはものすごくいいものを。。あれだけ訴訟の多い社会だから、当然現場はそれを要請しますよね。。 *Tw*
12:37 世の中のほとんどの人は、入院して、亡くなる。生きる死ぬにかかわる病気をした人は、それまでどんな病院にかかっていようが、どこかに入院して、診療を受ける。 *Tw*
12:38 だからこそたぶん、明日から、全ての開業医が消滅しても、そのことで「死ぬ」人は増えない、はず。外来はもちろん大変なことになるけれど。 *Tw*
12:39 ベテランの開業医がすべて消滅して、その人達が既存の施設に集まると、うちみたいな小さな施設ですら、医師の数は余裕で 3 倍ぐらいになる。 *Tw*
12:40 給料今までの半分、その代わり週 3 日勤務、当直月 1 回、勤務日は地獄だけれど、それ以外の日はフリーなら、個人的にはそのほうが嬉しい。圧倒的に。 *Tw*
12:43 だから個人的な要望としては、やっぱり日本中で開業している先生方に、今すぐにでも病院に戻ってきてほしい。そのためにはどうしても、あの人達に一度、潰れてもらわないといけない。 *Tw*
12:45 流れとしては、きっといつかはそうならざるを得ないと思う。それが 10 年後なのか 100 年後なのか、時間軸だけの問題。国の体力違いすぎるから、アメリカの開業制度は参考にならない *Tw*
13:05 @100_200 コースバイケースではあるらしい。大成功している人もいれば、もちろん破産して医院閉める人もいる。会社組織だから、「平均」が分からない *Tw*
19:44 キーホルダーぐらいの大きさで、安価にテラバイトストレージが持ち歩けるようになると、診療内容とか、今まで撮った画像データとか、気軽にログを残せるようになる *Tw*
19:45 診察を受ける時に、「今までのデータを読む」という行為が付随するようになって *Tw*
19:46 今度はたぶん、医師の仕事が「バイト」で定量できるようになる。過去の問診きくときも、風の息遣い感じるようなニュアンスまで伝えたければ、無圧縮の大きなデータ聞かせればいいし、データ伝えるだけなら、テキストに起こせば圧縮できる *Tw*
19:48 画像データなんかも、数ミリ単位の病変読ませようと思ったら、ギガバイトオーダーの DICOM データ読んでもらわないといけないし、予算節約したいなら、 jpg にしちゃえば容量節約できる *Tw*
19:49 「どのぐらい」話をきいてほしいのか、そのへんのニュアンスもたぶん、圧縮率という形で表明できるし、定量的に対価を請求することもできる。ちゃんと調べれば、情報量下げない圧縮型式見つかるだろうから、努力する人がちゃんと得する *Tw*
19:50 今はそのあたり、声張り上げるだけの元気を持った人が、同じ対価で大量の医療リソース掻っ攫うから大変。そのへんきっと、生活保護を配布する人たちなんかと一緒 *Tw*
19:51 本当に困ってる人に福祉を配布しようとしても、「本当に」の本当度を定量化する術がないから難しい。全てのデータを「バイト」でするのは強引だけれど、ベクトルとしてそんなにずれてない気はする *Tw*
20:41 ずいぶん昔、ムソルグスキーの「展覧会の絵」を演劇にした奴があって、あんまり関係ない小話を重ねていく中で、登場人物が少しづつ絵のパーツの位置にとどまって、最後は「展覧会の絵」を登場人物が完成させて終了 *Tw*
20:42文学少女」のシリーズもの読んでて、何となくいつもこんなイメージ。無駄に人死ぬし、死ななくてもいいところで誰か死ぬし、死体の中でみんな笑顔で歪んでるんだけど、なぜか好き *Tw*
20:43 この間読んだ「とらドラ」は、そのへんずっと手馴れた文章で、筋負わなくても、どこきり取っても面白くて、破綻が少ない。でもどちらが好みかといえば、やっぱり「文学少女」のほう *Tw*
20:44 何となく、ラストに見える情景がいつもたしかにきれいで、それを見たくて、次へ、次へとページをめくる切迫感みたいなものが面白かったり。この感覚が万人受けするのかどうかはともかく *Tw*
20:45 読み返して楽しめる本とはちょっと違うんだけれど、やっぱり新刊出たら真っ先に買うと思う。あと一冊で終了 ? *Tw*
20:48 @p_shirokuma http://twitter100.com/ を使うとちょっと便利かも。リアルタイムしか追っかけられないけれど。 *Tw*
22:16 脳出血の患者さんが来て、専門施設に転送した。「吐き気がする」、ただそれだけの訴え。下痢も出たと言っておられた。間違いなく腸炎だし、夜だから、入院手続きして点滴始めた。 *Tw*
22:17 家族がきた。複数人。みんないい人。一言「吐く前にめまいがすると言っていました」と。要するに暗黙に、「頭調べて下さい」なんてやりとり。 *Tw*
22:18 医者の頭は腸のバイアス。レントゲンは、この時間呼び出し。家族が複数いて、力関係ちょっとだけ自分のほうが弱くって、自分はそのとき「いい医者」の仮面かぶってたから、 CT 撮った。出血だった *Tw*
22:20 あとから見直せば、眼球運動だけ、わずかに従えなかった。麻痺は一切ないし、頭痛もなし。「こっち見て下さい」に従えないのは、高齢の人だとよくある話。 CT の出血で、眼球運動障害は説明できた *Tw*
22:21 ご家族の人数がもう少しだけ多くって、もっと強圧的な人たちだったら、あるいは自分の防衛機制が発動して、 CT 撮らなかったかもしれない。集まった御家族が少なかったなら、あるいは「めまい」を聞いても、その晩はスルーしたかもしれない。明日調べましょうなんて。 *Tw*
22:22 いずれにしても、ただただ運がよかった。 CT は撮ったけれど、自分はそのとき、出血を想定してはいなかったから。あくまでもそれは、御家族を安心させるための検査と思ってた。 *Tw*
22:23 出血見逃した医師が、最近書類送検された。あの場所には絶対立ちたくないなと思ったけれど、その入り口は、今さっきまで自分の隣で口を空けてた。 *Tw*
22:27 確率論の鉄火場乗り越えるのは、とにかく敵を作らない振舞いに尽きるんだと思う。こびへつらうんじゃなくて、いろんなバイアスから極力自分をフリーにするやりかた。たぶん意固地さが、過誤への道を開く *Tw*
22:30 やっぱりきちんとした手順書がほしい。「この症状聞いた以上は、絶対この検査やら無いと返しちゃダメ」みたいな。記述するだけで、現場はバイアスから自由になれる *Tw*
23:40 @p_shirokuma とにかく本当に怖い。。特に感情のやりとりが上手く行かなくて、こちらが何か引っ張られてるときは、絶対地雷踏む。「人間辞める」やりかたは、結局ミス減らすのに役に立つ気はする。そのへんの需要がなんで出て来ないのか本当に不思議 *Tw*
23:42 どういうわけか、医療ミスの話題は未だに感情論理が中心にならない。そのへん「医師は心が強いから大丈夫」なんてコンセンサスを、医師もマスコミも、歪んで共有してる気がする。それともみんなそんなに強いのか ? *Tw*