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10:17 医局で何だか硫化水素中毒のことが話題になってた。あまりにも簡単に、周囲にものすごく迷惑なガスを発生するやりかた。東京駅のトイレなんかで硫化水素ガスのテロやられたら、パニックになるね、なんて。 *Tw*
10:19 硫化水素重いから、地下でやられたら回収するの大変だと思う。作りかたなんて検索すればどこにでも書いてあるし。うちの地域には、そもそも地下街ないから大丈夫だろうけれど。 *Tw*
10:22 東京駅とか、いたずら半分の犯罪予告出されたところで、たぶん対策とれない気がする。逆に言うと、たとえ安全なものであっても、それ使って毒ガスを容易に作れる原料として一度名指しされた以上、やっぱりすぐにでも販売禁止かけた方がいいと思う *Tw*
10:25 それはもちろん、あらゆる規制論議の延長で、反対意見たくさん出るんだろうけれど、「中学生程度の小遣いと知識があれば、誰でもお手軽化学テロ」というのは、やっぱり今そこにある危機として考えたっていいと思う *Tw*
10:34 @fromdusktildawn ものすごいにおいするし、「高濃度なら死ぬ可能性がある」という知識がもはや既知になってしまうと、パニック引き起こすための武器としてはそれだけで十分なような。。ある意味マスコミの生み出した新世代の化学兵器*Tw*
10:35 実際に人的被害が出ること想定しなくても、空港とか地下街とか、一定期間閉鎖せざるを得ない状況さえ作り出せれば、もしかしたらそれで十分かもしれない。イスラム圏の自爆テロみたいに、相手の「血」そのものを求めるんでなければ。 *Tw*
10:38 すごいにおいして、「死ぬ可能性」があって、実際それを使ってなくなった人が、連日のように報道されている。実体として感覚可能なガスというのは、無味無臭で致死性高いものよりも、パニック引き起こす効果は、かえって高いかもしれない *Tw*
10:45 「テロって面白いよね」なんて空気がミームとして一人歩き始めると、とんでもないと思う。 *Tw*
10:46 馬鹿が田舎で試す -> メディアが手口と犠牲者を報道する -> だれかが「学習 *Tw*
10:47 誰かがそれを「学習」して、手口を改良して実行する -> メディアがまた、その結果を詳細に報道するという悪循環。悪意の増幅装置としてのメディアというのは、どうすれば制御できるんだか。 *Tw*
10:48 @hmori 「それが面白いよね」なんて雰囲気が一人歩き始めたら、真剣に考えられるんじゃないかと。。やっぱり東京駅の地下にドライアイスつめたペットボトル放置して逃げる奴等が出始めたら。 *Tw*
10:50 世の中にはたぶん、考えるけれど実行しない人と、実行したいけれど考えられない人とが入て、今はもしかしたら、両者がものすごく近いところまで来てる *Tw*
10:51 2 種類の化学薬品混ぜたら、致死的なガスの発生をとめることができないように、 2 種類の人間が一定以上の距離に近づいたとき、「何か」が起きる可能性を食い止めるのは、あるいはすごく難しいのかも *Tw*
10:51 警察組織は、まだ「動機駆動型」で動いてるから、ちょっと面白そうだったからテロってみましたという人を探して捕まえるのは、もしかしたら難しいのかも *Tw*
10:53 何となく、感染症の議論に似てる。飛行機とか電車とか出現した時点で、人間同士の隔たり次数が極端に短くなってしまったから、どれだけ綿密なブロックラインを引いたところで、今は感染症アウトブレイクを抑えることが難しくなってる *Tw*
10:56 @playbyplaymate 「左右されない心」なんていうと、今度は全学生に座禅を義務づけましょうなんて提案を誰かが出して、また世間の失笑買いそうな。。
18:35 泥酔状態の人を縫ってた。つれてきた警察の人が、責任もって連れ帰ってくれて助かった。昔いた地域だと、当たり前のように置いてかれて、包交車蹴るわ、看護婦さん抱きつかれるわで大変だった。今の地域は、まだ警察の人が義務以上のことしてくれるから、ギリギリ回る *Tw*
18:36 たぶん正しく運用した場合、警察の人達の義務は、保護が必要な人を病院に連れてくるまで出、もしかしたらつれて帰るのは越権行為かも。その人もまた、酔っ払って絡みながら、「善良な一般市民に手を出すのかお前らは」とか、警察官殴ってた。 *Tw*
18:37 朝日の記者とか人権派弁護士の人とかが外来にいたら、もう間違いなく警察官刺されてる状況。自分たちがいくら証言したって、権利の前には本当に無力だなと思う。 *Tw*
23:05 本当のベテランは、いい加減さを許容してくれるのかなとか思った。最近来てくれる内分泌内科の新人医師見てて。 *Tw*
23:06 うちの病院は、ずいぶん前から大学の内分泌内科の先生方に、血糖管理なんかをお願いしてる。あと糖尿病外来も。講師クラスの先生から、 4 年目ぐらいの新人まで、数年サイクルで人が変わる。一応すべての人達を、専門家として遇してるはず *Tw*
23:08 今のシフトだと、週の前半にベテランが来て、週の後半に新人の人が来る。前半の血糖管理は案外ルーズで、後半になると、それがいきなりタイトになる。 90 歳の人にインスリンが始まったり。 *Tw*
23:10 主治医は自分だから、あんまりタイトな指示出されたら、また甘めに書き換えたりする。全部取り上げてもいいんだろうけれど、下級生にそれやって傷つけるのもなんだから、やってもやらなくても予後変わらないなら、とりあえずタイトに振ってもらって、それからまた甘くしたりする *Tw*
23:11 何人か、本当に現場が長い、専門領域を熟知してる人にあったことがある。有名な人も、そうでもない人も。みんな言い意味でいい加減だったな、という印象を持ってる。 *Tw*
23:12 専門家は舐められたら負けだから、やっぱり何か見せ付ける。コントロールのタイトさとか、きめ細かさみたいな要素で腕見せる人達は、専門家としてまだまだ素人だなと思う *Tw*
23:13 ベテランは、非専門家の診療内容を、とりあえずまず受容してくれる。「それでいいんだと思いますよ」なんて。その上で、自分が書いたやりかたをコンポーネントとして組み込んで、「こうするともっとよくなる」やりかたを提案してくれる *Tw*
23:14 アドバイスもらったほうも、否定がはいらないから気持ちがよくて、またこの人に頼もうとする。ベテランは要するに、どんなに違った方法論突きつけられても、そこから正解に持っていくためのあらゆるやりかた知ってたり、ちょっとの間違いなど誤差にしてしまうぐらい、自ら持つ治療手段が強力だ ...
23:16 血糖管理のプロは、必要最低限を心得てる。電解質のプロは、たとえ高カリウム血症の患者さんにカリウム製剤が落ちてても、「大丈夫ですよ」なんて点滴変えない。その程度の「間違え」なんて、あとからいくらでも訂正効くのだと。 *Tw*
23:17 非専門家を受容して、承認するやりかたは、もちろんその代わり、責任の一端を引き受ける覚悟がいる。今はそれ難しいから、こんな人減った。相談すると、理想解のみ提示して、「無理ならご自由にどうぞ」をやられてしまう。相談する意味ない *Tw*