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15:40 光と雷とのインターバルが1秒切ってた。ようやく落ち着いた。病棟で、久しぶりに無停電電源にたこ足配線つないだ。
15:41 今いる地域は昔から気候が荒いので有名なところだったけれど、何がよかったのか、この数年は、電源が吹き飛ぶケースが減った気がする。ここに来た頃は、夏場だと月に2回ぐらい、大学病院全体が停電するとか、当たり前のようにあったのに
15:42 今の機械は全て充電器内蔵だから、ちょっとやそっとの停電では、病棟にはほとんど何も起こらない。せいぜいモニターがブラックアウトするぐらい。昔の機械は、もちろん電源が飛んだら全ての動作を停止するから、大変だった
15:43 もっと大昔、ベトナム戦争時代の機械はそのへんすごくタフにできていて、圧搾空気ラインと酸素ライン、あと電源と3系統あって、最悪酸素ボンベを直結すれば、十分に動く。戦場の知恵みたいな
15:45 今の機械は、もちろん細かい操作性だとか、調節性には優れているけれど、脆くなった。もろさを補うために、モーター内蔵とか電池内蔵とか、もっともっと複雑になった。メモ帳持ち歩けば十分間に合ってたのが、ワープロ持ち運ぶの経由して、iPhone になったようなものか
17:54 厳然たる事実の蓄積で心理に至る数学に比べると、過去の検証から未来を見ようとする統計学は、どうしてもどこかに「飛躍」が必要なのだ、という文章が面白かった。
17:56 今死ぬほど求めてる「眠れる寝具」なんかも、医学的な知識を積み重ねたその先に「いい眠り」があるわけではなくて、むしろそれは、過去の検証をどれだけ厳密に行ったところで、未来予測はある種の飛躍抜きに語ることができないように、たどり着くものではなくて、飛びつくものなのかも
17:57 必要なのはだから、綿密な検証よりも、むしろ思考の切れ味であって、「これがいい眠り」という、飛躍の対象をまず定めて、そこにたどり着くための道のりは、科学的な蓄積でたどり着けるような
17:58 「いい眠り」の真実性は、だから検証それ自体が不可能で、あえてそれを比較するなら、10人が10人バラバラなことを言っている「いい眠り」というイメージの「よさ」、もっとも多くの支持を集めた「いい眠り」が正解に近いのだろうなと思う
17:59 多数の支持が暫定的な真実というのは、考えかたとして今ひとつだけれど、商売に結びつけるなら、やっぱりそれが正しいのかもしれない。
18:00 だからたぶん、背筋まっすぐだから、トルマリンだから、電磁波遮断するから、遠赤外線でまくりだから、「よく眠れる」という考えかたは、等しく欺瞞を含んでいて、お互いを比較するためには、とにかくそれで寝てみる以外にないのかも
20:09 @p_shirokuma くだんの増田は、あれが本当の病院ならば、あれだけの急変を発生させる主治医の技量がとがめられるべきだし、あれだけ感情過多な茄子の人がいたら、一緒に仕事するのすごく大変だと思う
20:11 私が私が、で仕事しようとする人はたしかにいて、よしんばその人が優秀で熱心であったとしても、やっぱり一緒に何かするのはすごく大変。最悪「患者さんの味方」になるあまり、そういう人は、医師を共通の敵にすることを、しあしばためらわないから
20:13 @p_shirokuma 文脈どおりなら犯罪。「モニタで分かる狭心症」が、仮に心筋梗塞であったとして、12誘導取らないで、右室梗塞にニトロのませたら、最悪ショックから立ち直らなくなって、患者さん死ぬ。だからあの記述が真実であってはいけないはず
20:14 もちろんだから、心カテして狭窄部位が分かってる人ならともかく、自動オーダーで「ニトロ舌下」が出されることは、本来ありえない。絶対に12誘導確認しないといけないのが普通
20:16 「賢者の石」というのが、凝固壊死した睾丸の暗喩だったら相当嫌だ。。。
20:21 「天使になりたかった人」の増田文章、あれ本当なら消した方がいい気がする。口唇蒼白、冷汗出てる虚血性心疾患に、医師の判断なしにニトロ舌下して患者さん亡くなったのが本当なら、明らかな判断ミスであって、ニトロが悪さした可能性問われても反論できない
20:48 症状にも、対処すべき順番は、厳として存在する。胸かきむしって苦しむ人が血圧低かったら、まずやるべきは血圧を上げることであって、胸痛は後回しでかまわない。原因が何であれ
20:49 まず輸液ガンガン入れて、胸痛の答えがたとえ心不全であったとしても、分からないうちは輸液を入れて、血圧上げないといけない。入れすぎた水引くの簡単だけれど、血圧落としたら、もう戻ってこれない
20:49 ニトロみたいな薬は、血圧があるならば、あれはすぐ消えるから「戻ってこれる」手段として使えるけれど、血圧ない人に使うと、最悪戻ってこられない
20:50 「戻れる可能性」を最大に確保しながら動くのが我々の基本動作で、胸痛はあとから何とかすれば戻れるけれど、血圧はそうじゃないから、血圧を優先する。輸液とか強心薬は、止めれば「戻る」けれど、血管拡張薬は、下手すると「戻れない」から、使う前によっぽど考えないといけない
20:52 天使になりたかった人のお話は、だから医療者は「待て」と言ったのに、暴走した茄子が「戻れない」症状無視して胸痛に対処しようとして、使っちゃいけない「戻れない」薬を投与して、患者さん戻ってこなかった。医療従事者の行動規範を2重に破ってる
20:55 @zu2 たしかに。。別人ならば、いいんでしょうけれど、微妙に紛らわしいような。。あえて区別して書いてないような。。
20:57 @fuku33 自分たちがやってることは、案外ものすごく簡単かもです。。しばしば「絶対」が求められることと、バックグラウンドで動いてることを理解するのに知識がたくさんいるぐらいで、病棟でやられてることは、症状と薬と、だいたい1対1対応ですし
20:59 「後医は名医」で、その時に何を考え、どう振る舞おうと、「突っ込みどころ」は必ず出てくるから、医療ものの日記を書くときには、「こんなことをやった」を詳しく書くのは禁忌かも。。
21:00 @REVI 一番正確で、案外ありがたいのは「ヤバイですすぐ来て下さい」で電話ガチャ切りされるやりかた。一番必要な「すぐ」という情報を伝えるのに、もっとも的確で、シンプル。
21:02 @fuku33 意味知らなくても、案外どうにかなったりして。。小倉百人一首とか、知識無いと「味わう」ことはできないかもしれないけれど、カルタ遊びにはバックグラウンドの知識必要ないですし。病棟での、普段のお仕事も「カルタ」に近い感じ。カルテの語源ですし
21:03 @T_Hash 「窓使い」本当に便利。。これがあるから、絶対にVista に乗り換えられなかったり
21:08 @m_um_u 「股裂き」「首折り」「腰折り」「腕痛め」 痛める場所見ただけで技の名前すぐ分かった。。。
21:12 @bornfromsilence 上の先生にすぐ来てほしいときは、一言「問題が起きました。すぐ来て下さいませんか」ってやるのが好きだった。アポロ13 で宇宙船爆発したとき、「ヘイ、ヒューストン。問題が起きた」という台詞がなんかかっこよくて
21:23 @T_Hash つ http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/15 今はこれ以外に、さらにS and S のキー配列を入れて使用中。 カーソルキーも移動したいけれど、空いてるキーがなかったり。。