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10:35 やっぱり柔道の「一本勝ち」に納得できない自分がいる。金メダル取ったんだから、きちんと結果出せてるんだけれど、あの人が「一本勝ちにこだわった」ことが、本当に強さにつながったのか、検証がなされてないと思う
10:37 女子柔道の他の選手で、メダルに届かなかった人が、判定でも勝ちは勝ちみたいな、K1の武蔵みたいな勝ちかた志向してて、インタビューに答えてた。たしかにメダルは取れなかったけれど、考えかたは、むしろ正しいような気がした
10:38 強い人は、勝つ。「強い」と「勝ち」との間にある「だから」については、しかし勝った選手それ自身の言葉ですら、真実かどうかは、誰にも分からないし、そこにはいろんな人の思惑が投影されてしまう
10:39 柔道のコーチは、一本で勝てとか教えてる、らしい。無差別級の代表選手が、以前にNHKで取材受けてて、一本狙うんじゃなくて、むしろお相撲的な、レスリング的なやりかたしないと勝てないんだなんて、やっぱりつぶやいてた
10:40 でもそういうかtちかたは、日本だと何だか汚らしいと思われるんだか、学ぶことができなくて、だから海外の選手と合宿するとき、積極的に乱取りに参加して、むこうのやりかた吸収するんだとか
10:41 「柔道」と「judo」とは全然違うんだ、なんてよく言われるけれど、本来の柔道、武道であって、術理を知らない人を相手に、効率よくそんな人達を殺すための技というのは、本来試合とかできないような気がする。技かけたら、相手死んじゃうから
10:42 体育の授業で柔道習うとき、まず受け身練習して、そのあと試合するんだけれど、投げをうつとき絶対に足を曲げちゃいけないこと、投げられたら、粘らないで素直に受け身に入ること、「これ守らないと死ぬぞ」とか、注意される
10:43 足曲げて相手投げると、受け身取る前に、後頭部が床に叩きつけられて、相手死ぬ。投げられるときに、投げられたくなくてしがみつくと、2人分の体重が首に掛かって、確実に死ぬ。河津掛けとか、だから本当に危ないだとかで、やろうとすると怒られる
10:45 柔道みたいな競技を「スポーツ」として行うと、だからどうしても、お互いある種の前提を共有しないと、競技にならない。きれいな一本勝ち狙うには、相手がきれいなタイミングで投げに入ったときには、投げられる側はあきらめないと、危ないし、一本にならない
10:45 きれいな技かけるには、どうしても間合いを開ける必要があるし、レスリングみたいに相手に抱きついて間合い潰すと、ただの子供の喧嘩みたいになってしまって、それはもはや柔道でない
10:46 「間合いを潰す」という行為それ自体、お互いが柔道の技知ってるからそうするわけで、柔道全然知らない人が柔道家の前に立ったら、たぶん殴りたくなって、少し距離を開ける。それは柔道家の間合いだから、投げられる
10:48 柔道の一問一答だかで、「柔道の谷は本当に強いんですか?」なんて身も蓋もない質問があって、「柔道知らない人が相手なら、谷の前に5秒と立っていられない。柔道知ってる人なら、例えば高校生の初段ぐらいでも、体格が十分大きければ、谷でも難しい」とか答えてた
10:49 柔道みたいな武道は、だから本来が「相手が技に無知である」という前提があって、お互い一本を狙う戦いというのは、一番大事な場面になったとき、投げられる側が、投げる相手に対して「無知」をさらさないと、技が成立しない
10:50 一本勝ち柔道は、だからそんな欺瞞をお互い共有した人でないと成立しないところがあって、日本の選手はたぶん、そのあたり空気読むから、相手が上手に間合い作ったその瞬間、選手は自覚的にだか無自覚にだか、投げる選手に「無知な私」モードに入ってる気がする
11:00 柔道よりももっとお約束が多い合気道は、触っただけで相手が飛ぶ。あれもまた、飛ばないと手首折られちゃうから、身を守るためには飛ぶしかないんだという。
11:01 合気道は、上手な人に技かけてもらうと、自分の体が自分でないみたいに、本当に面白いことになる。相手が無知であれば、あの術理はだから、すごく良くできてるんだと思う。
11:02 合気はその代わり、技かける相手に逆らうと痛い思いするらしいし、飛ばないといけないところで我慢しちゃうと、腕折れる。だから知った者同士の試合はできなくて、合気道にはそもそも、対外試合とか、勝ち抜き形式の試合がないらしい
11:03 柔道もたぶん、本来は「相手の無知」を前提にしていて、技それ自体を本気でかけると大けがすることになってる。その条件でお互い試合すると、だから試合にならなくて、上手な人の一本勝ちというのは、どこか欺瞞っぽい、投げられる方も、投げる方も、空気読んでる気がする
11:05 レスリングとか、海外の人がやってるjudo なんかは、たぶんお互いが技知ってる前提で、定義された「負け」の状態に相手を持って行くにはどうすればいいのか、結果からやりかたを演算している印象
11:06 日本のやりかたは、「正しいやりかた」がまずあって、正しさ追求すれば、勝ちは自然に飛び込んでくるとか、そんな教え方。もしかしたらそんな「勝ち」というのは、どこか相手が空気読んで、プレゼントしてくれてるものに見えてしょうがない
11:07 プロ野球の王選手は、一本足打法を行って、ホームラン王になった。あの人を評して、「もしも王選手が一本足打法をやらなかったら、あの人はもっと成功してた」なんて意見を聞いたことがある
11:08 一本足打法の術理は、だから王選手にとっては本当はマイナスでしかなくて、王選手は本気で強かったから、一本足打法を行った「にもかかわらず」強かったのであって、一本足打法を行った「から」強かったわけではないんだという
11:08 一本取りに行く柔道もまた、あれやって勝てる人は、あるいは一本を取りに行った「にもかかわらず」金メダルを取ったからすごいんであって、一本を取りに行った「から」すごかったわけではないような気がする
11:09 一本足打法をまねる選手が誰もいないこと。総合格闘技に転身した柔道家が、誰も「一本」なんてやろうとしないこと、状況証拠と言うにはあまりにも乏しいけれど、試合のルールが殺しあいからスポーツに変わったのに、同じ術理信じて追求するのは、何か違うと思う
11:11 @mobcov 結果を出した人の理論は、必ずしも正しいわけではないのかな、と。。
11:12 自分たちの業界に、誰かを馬鹿にする言葉として「あんなやりかたしていいなら馬鹿でも治せる」というのがあって、こういうこという奴は、心の底からくだらないなと思う。
11:13 一番大切なのは「治す」ことであって、それが「馬鹿でもできる」やりかたならば、そのすばらしさが賞賛されないといけない。そいつを馬鹿にした医師がやってる「馬鹿にはできない」やりかたというのは、どう考えても「馬鹿にだってできる」やりかたに比べて、劣ってる
11:14 「馬鹿には治せない」やりかたは、たいていは患者さんにギャンブル強いてて、成功すれば、たしかにそれはきれいだけれど、外したときは、患者さんは「例外」として処理される
11:15 例外認めちゃうと、自分の妄想が作った「きれいな治療」否定しないといけない。「きれい」を否定したくないなら、患者さんに、自分の視界から消えてもらわないといけない
11:15 「きれい」がうちの業界にこれだけ生き残って、「きれい」で治せない人が、今もなおこれだけいて、にもかかわらず、亡霊みたいな「きれい」が阿呆みたいに研修医に教えられる。
11:16 「治癒」と「きれい」に挟まれて、どうしていいんだか葛藤する経験は、みんな持ってる。自分はもう「きれい」見限ったけれど、そうでない人がこれだけいる理由が、どうしても分からない。例外として消された症例が、山のようにあるんだろうと思う
11:19 環境が変わるなら、教えるべきものも変わる。「生きる知恵」一つとっても、縄文時代ならナイフの使いかただろうけれど、今そんなもの教えても、危ない人にしかならない
11:20 @p_shirokuma ビグザムが100機あれば、それでも戦局変わったのかも。。ゼータになるともう分からない
11:21 ルール「生き延びる」。無人島なら鉈使える奴が勝つ。木っ端とかコンクリートのがれきが山のようにある場所なら、むしろバールとか、シノ棒とか、建築資材加工する道具のほうが、圧倒的に役に立つ。都市空間なら何か。病院なら何か。環境と対峙するときに「これ」という道具は何なのか
12:23 @zxcvdayo おお。。やってる人、まだいるんですね。。
14:13 開業医が休みに入ったからなのか、年寄りが何人も紹介されてくる。不明熱だの脱水症だの、休み前だからなのかみんな検査乱発して、毎日のように点滴して、わかりもしないのに患者引っ張って、今日から休みだから、いきなり店閉めて、行き場失った人がうちに来る
14:13 こういう飲もう心の底から勘弁してほしい。無能っぷりみせつければみせつけるほどに儲かるシステムとか、ありえないし、あっちゃいけない。
19:33 ThinkPad W700 欲しい。。ペンタブもテンキーも使わないけれど。。。 http://tinyurl.com/5cegmy