twitters for the day

08:02 @Drickurs ミヒャエルエンデが昔、価値の変わらない地域振興券みたいなものを発行して、市民派暴走する銀行から自分を切り離すべきだ、なんて書いてましたね。。
11:19 test
11:20 tween うまく動いてない?
11:21 そういえば池田御大とか、日本の経済政策見限って、預金は全部海外の銀行に預けてるとか言っておられたけれど、今どうなってるんだろう?
11:22 今の状況が成功なのか失敗なのか、それに対して経済学者としてはこれからどう振る舞うつもりなのか、そういうの教えてほしい。大局的な見かたよりも、むしろ個人の見解
12:56 @K2nd 今はたしかに現金なんですかね。。
12:57 @REVI うちの地域で使われていた地域振興券は、2年前だったか「デフォルト」になって、商店街で使えなくなった。。胴元が飢饉溶かしたとか。
13:07 @K2nd 別に働いたぶんのお金が持ってるだけで大損、なんてことにならなければ、それでいいんですけどね。。タンス預金が一番確実か。金貨でも買うか。
13:12 自分の周囲に、金融畑に踏み込んでる同業者が誰もいないからよく分からない。2ちゃんねるとか見てると、医師やりながら株やってる人多いみたいだけれど、観測範囲には一人もいない。
13:18 @K2nd おもしろいですよね。いつも巡回してたり。
15:30 証拠に基づいた医療、Evidence Based Medicine の考えかたというのは、診たくない患者さんを断るときには絶大な威力を発揮するけれど、受け持った患者さんを診るときには、クソの役にも立たない
15:51 ○○様のご加療に関しては、ガイドライン上は、貴施設の設備にて十分に対応可能かと思われます。お忙しい中申し訳ありませんが、よろしくご加療下さい。証拠に基づいた正しい医療を心がけ、お互い精進していきたいものです。敬具。なんて
18:29 Wikipedia もう自殺の訂正はいってる。。
22:25 機関銃は、西部劇に出てくるガトリングガンの時代から、それが登場してすぐに、戦争で大活躍したらしい。現場の兵士は少なくとも、それを大歓迎したけれど、将軍の受けは悪かった
22:26 異民族との戦争がときどきあって、そんなときに機関銃は、100倍の戦力差ぐらい余裕で跳ね返したから、現場の兵士は機関銃を大切にした。大歓迎した。それでもなお、将官の人達は、機関銃を軽んじた
22:27 将校が学んでいた戦争のやりかたは、あくまでも戦争は、ライフルと銃剣でやるものだと書かれてた。学んだことが無になるのは誰だって嫌だったから、異民族との戦争で活躍した機関銃も、「本当の人間同士の戦い」だと出番がないから、意味がないものとされた
22:28 もちろん異民族に有効な兵器は、白人に向けたって有効だったから、ドイツが真っ先に採用して、第一次世界大戦の最初の頃は、無茶苦茶なことになったらしい。
22:29 教科書では主役になっていた騎兵とか、もう当たり前のように皆殺しにされて、ようやくここに来て、機関銃は戦争の主役として、現場からも、教科書書く人達からも、認められるようになったんだという
22:30 自分なんかが高齢者の肺炎治療するときは、どうせほとんどが誤嚥だし、ゼーゼー言ってる人多いから、必ずといっていいほど広域の抗生剤を使って、ごく少量のステロイドを併用する。たいてい2日で治る。
22:31 若い人なんかは免疫反応強いから、理屈で行くと、少量ステロイドとかもっと有効だし、バカみたいに広く効く抗生物質落としたところで、どうせ歩いて退院して二度と再発しないから、耐性菌の問題起きない。バイ菌が、リターンマッチ挑まないから
22:32 だから「異民族」である高齢者によく効くやりかたは、もちろん若い人にだって有効なんだけれど、「少量ステロイド」は教科書に書いてない。若い人の治療は、教科書どおりに厳密にやらないと、万が一の時すごく怖い
22:33 逆説的だけれど、教科書どおりにやって失敗したところで、自分達は悪くないけれど、教科書破らないとうまく行かない状況で教科書破って、もしも成果が「完璧」に届かなかったら、人生失う。
22:35 @Mahal 西洋だともっと前なんですかね。。「機関銃の社会史」のうろ覚えで書いてたり。今本が手元にないので。
22:36 なんというか、成功確率低くて、その代わり失敗しても責を問われにくい、「異民族」に対しては、みんな一番有効な手段から行使するけれど、若い人みたいな、教科書書く人達に近い人に対しては、教科書どおり、「機関銃を使わないで騎兵を前進させる」やりかたしかできない
22:37 「絶対歩いて返さなきゃいけない」プレッシャーが厳しい人であればあるほど、「正しくやって治せない」やりかた以外選択できない、融通の気かなさというか、将軍がいなくなってくれないと「ボク達の戦争」ができない状態というか
22:39 恐らくはガイドライン書いてる人もそのへん分かってる。「不必要に広域の抗生剤の使用は現に慎むべきである」なんて但し書き書いてるすぐあとに、肺炎治療のガイドラインなんかは、もう地上のあらゆる細菌殺せるような抗生物質の使いかたが「正しい」ことになってる
22:40 裏を返せばどんな発熱患者さん診たところで、その人をとりあえず「肺炎」と診断名付けると、もはやそのあとの診断とか、不必要になってしまう。どうせ何診断したって、治療一緒だから。最初に「誤診」することで、患者さんは不必要な時間取られることなく、治癒のコースに乗っかれる
22:41 教科書の不吉さというか、窮屈さというか、こういうのは他の業界にはあるんだろうか。。「正しく」やるとろくなこと起きなくて、治癒に結びつけるためにはどこかでルール違反する必要がある状態
22:42 ルールはいいかげんだというのが前提になってた昔なら、そのへん困らなかったのに、EBMだとか、「ルールの正しさ」が必要以上に強調されて、正しさに乗っかれなかった、ルール破って治癒につなげてた細いリンクを、統計の人達が片端から切ってしまった
22:58 教科書は症状別に項目を分けて、まずはその症状で死ぬ病気を列挙して、それぞれの診断方法と、検査の感度をまとめてほしい。CTから理学所見まで、選択は主治医任せで。
22:59 で、症状ごとの各論編は、「ステロイドが効く疾患」「抗生物質が効く疾患」「抗凝固薬が必要な疾患」だとか、治療が共通する病気をまとめて、そこに属するそれぞれの疾患について、診断方法を書くのがいいと思う
23:00 現場回してて、一番知りたいのは、まずは患者さんを「分からないけれどとりあえず死なない」状態に持って行くことで、次にやるべきは症状に対して治療を開始すること、診断名は本来そのあとだっていいはず。
23:00 一つの症状に、考えられる診断名が20も30も列挙されたところで、治療なんてどうせ3種類ぐらいしかないんだから、そもそも「最初に診断」という考えかたが、なんか違う。
23:02 致命的な疾患の除外->「分からないけれど当面死なない」状態になった人に対する症状除去->いくつか考えられる治療を開始する根拠->それぞれの治療が成立する疾患名と、その診断 の順番に、症状ごとに総論->各論になるような
23:18 @Drickurs 「蹄の音を聞いたときにシマウマを想像してはいけない」というけれど、たとえばシマウマが、猛毒持ってる肉食動物だったら、「シマウマ想像するな」じゃなくて、「まずシマウマじゃないことを確認せよ」になりますよね。。
23:18 @Drickurs えらい人に書いてほしい。。>パス。教科書書くとか、もう体力無いから無理。。
23:26 @Drickurs 痙攣発作は、とにかく気管内挿管の閾値を下げたいのと、心電図さえ抑えておけば、一応死なないかな、と。。けいれんで発症した大動脈乖離とかあるらしいですが。
23:27 各病院が、俺流でもいいから「勝てる手順書」作って公開してほしい。それが教科書的なガイドラインと離れていれば離れているほど、たぶん現場に近いんだろうから。
23:27 病棟