Wed, Mar 09

  • 13:02  半径1m を説得できない人は半径10m を説得できないし、10m を説得できない人に、群衆を、社会を説得することなんてできない。ネットができて、個人がいきなり社会を相手に発信することができるようになっても、基本はたぶん変わらない
  • 13:04  TopGear の対談コーナーに出演したもと運輸大臣は、司会者も、観客も、全員敵敵であるあの場所で、司会者に突っ込まれて、カメラを背にして観客の方を向いて語りはじめた。それはたしかに言い訳ではあったけれど、弁明は誰に向かって為されるべきなのか、身をもって示していた
  • 13:06  実際のところ、TopGear はお笑い番組じみたところがあるし、司会者は一定以上には踏み込んでこない、という安心感があるからこそあれができたのかもだけれど、全方向敵しかいない状況で、普通は「カメラの向こう側」にいるであろう味方に助けを求めてしまう
  • 13:06  考えてみれば、それが敵であろうが味方であろうが、どんな立ち位置であっても、政治家にとっては説得すべき相手であって、自分のすぐ後ろに立つ観客を説得できない人が、カメラの向こう側にいる誰かを説得したり、声を届けたりできるわけがない
  • 13:08  あの対談コーナーは、運輸大臣も、司会者のジェレミーも、後半になるとカメラそっちのけで観客相手に語りはじめて、あれだけの人気番組で、あえてお茶の間そっちのけ、という絵図を放映していた。あれはすごかった。それを受け止める観客もまた。
  • 13:09  夢みたいなことを語る若い人の言葉というのが、時々気合い入ってたり、時々空疎だったりするのは、半径1m レベルの説得力なんだと思う。半径100km の夢を語っても、最初の一歩に説得力がないのなら、その夢は結局、説得力がないから
  • 13:10  わらしべ長者の昔話もそうだし、経営学で「道でレモネード売れ」もそうだし、レモネード作れない、それを売って小銭を稼げない人が、どれだけ大きな起業の夢を語っても響かない
  • 13:13  「頑張って勉強していること」と、「道端でレモネードを売れること」とが、どこかの時期から等価に、下手すると逆転して、「努力した」人は、今度は失敗のリスクを背負うことなく、社会の説得に乗り出せるようになった。あれが良くないのだと思う
  • 13:14  努力賞と説得とを混同すると、努力した人の言葉に、説得される必要が生まれてしまう。結果を出してこない人が、一番大きな声を持つ。
  • 13:21  RT @humikane: http://www.onsen.ag/blog/?p=12944 ストライクウィチーズラジオ、今日からスタートです よろしくね
  • 13:23  @KoujiMatsumoto おおお。。。そういうものなのですね。。  [in reply to KoujiMatsumoto]
  • 14:23  勝ちかたというのは案外簡単に教えられる。負けかたというのは、意識して教えてもなお難しいし、実際に負けたり失敗したりしないと身につかないことも多い。負けかたを知らない人が勝負をすると、負けてみせるという選択肢が欠けているから、恐ろしく無茶な決断をする
  • 14:24  負けかたを知らないひとがトップで旗を振ると、部下はもう、負けることを許されない。世の中のひどい敗北の、けっこう多くの割合で、「将軍が負けかたを知らなかった」ことが原因になっているのだと思う
  • 14:29  負けの流れになると異様に攻撃的になる人がたまにいて、ああいう人はたぶん、プライドが高いと言うよりも、負けかたを知らないんだと思う。知らないからこそ、どうしていいのか分からない。攻撃は悲鳴であって、知識の欠如はこちらからどうにかしてあげないといけない
  • 14:31  そういう意味で、最後はじゃんけんとか、最後はくじ引きで、という解決策は、阿呆らしいようでいて、怨恨を残さずに負けを経験できるから、とても合理的なんだと思う。怨恨の流れをそこで断ってから、反省会で経験値を積める
  • 14:40  上手に負ける、妥協するという選択肢を持たない人は、負けが込んできたら「もっと勝とう」とする。負けてるんだから人数増やすの無理で、どうするかと言えば、純化する。靴が合わなかったら足を切る。山の中で自己批判させて、合わない人を削除する。
  • 14:42  抗体がないから、ずっとそこに止まり続ける。止まってたら飢えちゃうんだけれど、そこが何とかなってしまうと、もしかしたら単なる停滞は、頑張りとか、努力だとまわりから認識される。努力が説得力に、選択肢の欠如が意志の強さにそれぞれ誤解されると、今の政府が生まれる
  • 15:42  重量挙げの競技なんかは、あれはバーベルを持ち上げるよりも、たとえば「そこから30cmだけ、ゆっくりとバーベルを下げて下さい」なんて要求されるほうがかえって難しそうなんだけれど、どうなんだろう?
  • 16:25  http://bit.ly/gAKqF7 書いた
  • 17:41  ワクチンのお話、「政府の甘い判断がこの惨事を招いた」という文脈で政治の具になりそうだけれど、今どうなってるんだろう?
  • 17:43  ああいうのも下手すると、疫学の人とか、感染症学の人とか、政策に何らかの形でかかわった人が呼び出されるはめになって、与野党共に「ちょうどいい生け贄」認定されて、公開の場で全方向から刺されるとか、ありそうなものだけれど
  • 20:01  電子書籍、あるページを読んで、そのページがまっすぐに読者のほうにズームアウトして、下にある次のページが読めるような演出があると面白い気がする。奥へ奥へと視線を動かさないで進んでいくイメージ。紙には絶対にまねできない動作を入れると、紙を超えられる
  • 20:01  @Shingi 紙のアナロジーでは成り立たないことをやらせて、それがスタンダードになると、紙は滅ぶのかもですね。。  [in reply to Shingi]
  • 20:40  緋蜂の砲台になれるSTGとか、ないものなんだろうか。。自機として参加するのでなく、誰かのゲーム画面に、その風景の一砲台員として乱入できるような。どうせ自機狙いの砲台になるだけだから、案外避けパターンは変わらない気もするけれど
  • 20:42  通信ゲームの行き着く先の一つが乱入であって、格闘ゲームなんかでは当たり前だけれど、もっといろんなゲームの、いろんな立場としての乱入はありなんだと思う。それがマリオブラザーズの亀であっても
  • 20:47  @twit_shirokuma パターンが崩れることを面白いと感じるか、それともクソゲーだと感じるかで、通信を導入する意味が全く異なってきそうですね。。  [in reply to twit_shirokuma]
  • 20:48  @twit_shirokuma タイトーサイバリオンとか、ランダムをうたっていたけれど、そんなに流行りませんでしたもんね。。UPLのアトミックロボキッドの対戦面なんかも  [in reply to twit_shirokuma]
  • 20:51  @twit_shirokuma やっぱり、乱入と相性がいいのは格闘であって、RPGだと協力になっちゃいますね。。  [in reply to twit_shirokuma]
  • 20:56  @twit_shirokuma こう、「弾幕の向こう側にいる人間を誘導する」ことができたら、すごく高度なコミュニケーションになって、面白そうなのですよね。。  [in reply to twit_shirokuma]
  • 20:58  @Shingi あの人類最強シューターの言葉は、マネージメントの教科書にそのまま転用できそうで、とても勉強になったのです。。  [in reply to Shingi]
  • 21:00  @twit_shirokuma 弾幕は自らを映す鏡みたいなものなのですね。。。  [in reply to twit_shirokuma]
  • 21:01  @YT4179 そういうデザインでゲームを作ろう、と考えた開発者は、勇気あるというかなんというか。。  [in reply to YT4179]
  • 21:05  @Shingi 根っこの「なぜ」に答えられる人というのは、本当の名人なんだと思うのです。。ニクラウスが教本書いたらゴルフの調子が悪くなったように、それ言語化すると調子崩すから、本当の名人以外は、たぶんそういうことをあえて考えないんじゃないかと  [in reply to Shingi]
  • 21:08  方法論を語るのって、できない理想を語る段階がまずあって、できる人がやりかたを語るとできなくなっちゃう、という段階がその奥にある。さらにその奥に、できる人が、できるやりかたを語って、さらに上手くなるという、名人にしか住めない場所がある。
  • 21:14  @Shingi 単に「パターン作れば価値だよ」なんかじゃない、不確定要素を極力なくして、不確定に全力でぶつかって、わずかな可能性を手に届く可能性にするためにパターンが必要なのだ、という論に、すごく説得力を感じたインタビュー記事でした。。  [in reply to Shingi]

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