Sun, Nov 06

  • 14:42  ラシックスの語源が lasting six hours だったと初めて知った
  • 16:01  http://t.co/xFgB3EYm コンテナハウスの提案。かっこいい。規格ってすばらしい
  • 16:02  妄想語って予算丸投げ、あと全部自由をやって、すばらしい結果につながることなんてほとんどない。未知問題踏破しようと思ったら、まず大事なのは歩幅の決定であって、それは結局、専門家じゃなくてリーダーが「えい」と決めるべきもので
  • 16:04  ペンシルロケットの大きさが、火薬の金型で決定されたとか、デザインなんて結局のところ、ある程度の幅より先に詰めることなんてできない。だったらむしろ、「これ」という規格をまず示して、その中で全力上げてもらったほうが早い
  • 16:05  コンテナなら、「コンテナを使う」と決めてしまえば、移動から設置の手段まで、必然的に規格が決まる。間取りや内装の工夫にしても、それを前提に考えられる。あらゆる業界の効率が上がる。規格を「これだ」と宣言するのにお金かからない。政治家の気合いだけ
  • 16:06  電気自動車の電池なんかもそうなんじゃないかと思う。単3とか単1とか、ああいう形で「これだ」という規格を作れば、あとは自動車メーカーはそれに従った車を作るし、電池屋さんはその大きさで性能の競争ができる
  • 16:07  電源の供給にしてから、規格がないからいきなり「スマートグリッドを」なんてガキの妄想に吹っ飛ぶわけで、電池の規格決まってるなら、ガソリンスタンドで充電済み電池を販売して、使用済み電池を下取れば済む。
  • 16:08  「理想的な解決を、専門家で熟慮して決めましょう」なんて道徳を一人歩きさせたあげく、何も決まらず妄想にうっとりしてる状況ってけっこう多いんじゃないかと思う。必要なのはいまできる暫定的な解決であって
  • 16:09  仕様を決めたり目的や機能を限定したりするのでなく、物理的な長さや大きさ、重さみたいな数字で示せるパラメーターを「これ」と決めるのって、思考を加速させるんだと思う。それは俳句や和歌もそうだし、Twitter だってそう。
  • 16:11  そういう強引な規格設定は、じゃあ全ての専門家がへりくだるような超絶の天才にしか決められないかと言えば全然そんなことはなくて、誰が決めたって文句言う人は文句言うし、従う人はその制約の中で頑張る。誰がどう決めたってそのあたりそんなに変わらない
  • 16:12  「決めること」からみんなが逃げ出した結果として、「専門家の合議で最高の選択を」になるんだろうけれど、そういうのが成功するのってありえない。インパクとか、各界が自由にやった結果として大失敗したわけで。blog なんかはそういう意味で、あの見た目は規格の提案でもあった
  • 16:14  頭の中で「知識の置き場所」を決めておくと、勉強が加速するような気がする。気管支喘息の新しい治療を見つけたとして、自分だったら「ゼーゼーする」という棚の、心不全とか喉頭浮腫が置いてある場所に、それを置く。置き場決めないと、脳内が時系列になって、いざというとき取り出しにくい
  • 16:15  置き場が決定されることで、置きかたが決定される。知識をただ読むのでなく、自分の棚におけるよう、隣の知識とバッティングしたり矛盾したりしないように置きかたが工夫されることになる。この工夫が学習であって、読むだけのは単なる暗記や翻訳であって
  • 16:16  @namisuketea 個人的には、そういうの大好きなのです。。  [in reply to namisuketea]
  • 16:17  もう絶滅危惧種だけれど、「ヤンキーファッション」を根絶しようと思ったら、制服やめればよかったんだと思う。あれは制服という規格があって初めてできる工夫であったわけだし。今それっぽい人たちがみんなジャージ着てるのも、あれは何となく、制服の延長、工夫を載せる共通規格に思える
  • 16:17  @lynnlynn1 自分なりの棚を作るのって大事なんだろうなと  [in reply to lynnlynn1]
  • 16:18  炎の転校生」の中にもそういえば、「自分の心に棚を作れ」という教訓があった
  • 16:20  @neconosaya うちの地元は、もうずっと実用的なライダーの格好に変わってきてますね。。  [in reply to neconosaya]
  • 16:21  @lynnlynn1 教える人は、その人自身で内科なら内科を網羅する教科書を書いて見せないと嘘だと思うのです。。言語化できない人に、人を教えることなんてそもそもできるわけがなくて  [in reply to lynnlynn1]
  • 18:05  幸いにしてそれが必要な事態に遭遇したことは数回しかないけれど、輪状甲状切開は「喉頭展開しなくていい」ということが、得難いメリットとして効いてくる状況があるんじゃないかと思う
  • 18:08  何かの本で輪状甲状切開を解説していて、「無様な入れかたをして、喉頭がどれだけひどい状況になったとしても、究明できれば外科か耳鼻科が必ず元に戻してくれる」といったような文章が挿入されていて、あれはすばらしいなと思った。救命手技は、他科への遠慮が大きく予後を左右する
  • 18:11  遠慮すると負ける状況で、教科書をきれいに書いちゃうと、当事者は遠慮して負けることになる。「遠慮するな。無様にやれ」と書けるひとは、本当にそういう状況を知ってる人なんだろうと思う
  • 18:13  科をまたいだ鉄火場で「ごめんなさい手に負えなくなりました」なんて、他科に頭下げられる人は強い。下手すると患者さんそっちのけでそこが裁判所になって、自分たちが医科に一貫した方針で治療を行ったのか、相手が急変患者を受け取ることがどれだけ正統なのか、グダグダ聞かされる羽目になる
  • 18:14  そうしたいいわけを考えている間にも時間が出血するし、それやって、受けてくれる相手がいい気分になれるわけもなくて、お互いがきれいなやりかたしか知らないと、結果として患者さんの予後が悪くなる。普段から意識しておかないと、絶対やっちゃいけないときにそれをやる
  • 18:18  @lynnlynn1 失念。。。申し訳ありません  [in reply to lynnlynn1]
  • 19:47  いくつかの教科書を読み比べると、「一般的な事柄」と「その本にしか書いていない」こととが出てくる。大事なのは一般のほうなのだけれど、「訴えられたらどうしよう」的な目線で本を読むときには、その本にしか書かれていないことが、どうしてそういう記載になっているのかを考えないといけない
  • 19:48  その本にしか書かれていないことが、自分の体験や普段の行いと異なっていたときには、9割同じだからとスルーするのではなく、その1割がどこから来るのか、自分のやりかたとその本のやりかたと、相手から「こうしろ」と突っ込まれたときにどう論駁するのかをシミュレーションしないといけない
  • 19:49  訴訟回避的なやりかたって、単に物事避けてガイドラインどおりにやればいいなんて簡単なもんじゃなくて、たとえガイドラインどおりにやったとして、予後が期待していたものと異なっていれば、相手はもちろん、「もっといい方法はなかったのか」という目線で資料を探す
  • 19:50  そんな行動が予期できて、それを恐ろしいと感じるのならば、自分と異なった見解に出くわしたときには、まず真っ先に、相手が法廷で反対側に断ったとき、自分なら自分の行動をどう説明するのか、相手をどう説得するのかを考えないと、訴訟の回避ができたとは言えない

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