Sun, Jun 24

  • 15:21  RT @daijapan: 【終わり】初志貫徹が素晴らしいという世界に生きている人は、目標を切り替えた自分にずっと敗北感を持って生きる。本当は違うと気付いて自分なりの目標を探しはじめただけなのにそんな自分が許せない。僕は自分を許すという事と、自信を持つという事はすごく近い ...
  • 15:38  危機対応方面のやりかたで行くと、「パズルを配布した」ことと、「次回予告をした」ことは上手だなと思えた。 RT @Shingi: ファーストサーバの状況報告( http://t.co/y91Jzy0G
  • 15:39  発表にも「パズル生産性」の概念が必要なのだと思う。発表を聞いて、「要するにこいつはこう言いたいのか」が一瞬で見通せるようなやりかたは、発表としてあまりうまくない。わかりやすいことは大事だし、嘘をつかないことはもう大前提であるとして
  • 15:40  「こうすればよかったのに」とか、「俺がその場にいたらこうした」とか、そういう意見がたくさん出せるような分かりやすさと、「要するにこうだろ」で満場一致する分かりやすさとがあって、前者を狙わないと、聞いている人の矛先が揃う。目線って、集中するととんでもなく恐ろしい
  • 15:42  「次がいつなのか」をあらかじめ宣言すること、「発表するに足る内容が集まったら発表します」ではなく、「内容の有無にかかわらず、○時になったら次の発表をします」が正しい。時間が決まると待てる。予告がないと、誰もが痛くもない腹を探りはじめる
  • 15:43  「便りのないのはいいしるし」という言葉は、「そういう信頼が置けるぐらいにお互い親しい、あるいは親しい関係でいましょう」という目標であって、他人同士で「便りのない」状態というのは、ふつうは「あいつはまだ何かを隠している」という疑念しか産まない
  • 15:44  やらかした側は、聞いている人に親しさを仮想し、聞いている側は、やらかした側に高度な能力を仮想する。結果として「便りのないのはいいしるし」を分かってもらうと発表を怠り、やらかした側の無能は、陰謀として解釈される。
  • 15:46  危機対応の第一歩として、こういったお互いの間違った仮定を打ち壊すことは大事なんだと思う。「お互い親しくなんかない」ことが前提の、時間軸ベースの発表を心がけること。「私達の側にこんな無能があったからこうなりました」という因果を提示することと。
  • 15:48  発表の最初に無能を仮定して、「調査の結果無能でもなかった」と持っていくのがいいのではないかと思う。これを逆にして、「トラブルは予測不可能なしかたのないものであった」から初めて、「調査の結果無能でした」をやらかすと、陰謀論で爆発炎上、爆心地に無能だけが残ってけっこう惨めになる
  • 15:50  佐々淳行の論を借りるのならば、「喋る口をひとつにすること」も大事なのだろうと思う。「基本的に発表の窓口は全てここを通じて行います」という宣言。これがないと、2ちゃんねるに「現場の声」が掲載されて、4日ぐらいするとニュースになって収集がつかなくなる
  • 15:52  みんな断るであろうにせよ、スポークスマン的な誰かだけは、せめて名前を出すべきなのだと思う。会社の名前には目鼻がないから、目線を合わせられない。そうなると誰もが「顔」を探して、結局現場が責められる。
  • 15:53  上の人達にしてみれば、やらかしたのは現場で、責任は現場にあって、現場がひたすら叩かれて、自分のところに火の手が上がらないことを望むのかもだけれど、それをやると現場が総崩れになる。社長ではない誰か「上」がスポークスマンを引き受けないと。もっとももうどうしようもないのかもだけれど
  • 15:55  でもたぶん、ここで誰か「上」が現場に保護をかけないと、「この会社のずさんすぎる情報管理体制」みたいなのがあとからあとから書き込まれるんじゃないかとも思う。どのレベルまで撤退するのかによって、前線を保護するべきなのか、前線を切り捨てて逃げるべきなのか変わってくるのかもだけれど
  • 15:59  @taninon いろんなエンジニアの人達が「うわぁ。。。」という感想しか書いていないのを見ると、もう、どう頑張ろうがどうしようもないのだろうなと。。そうなると今度は、現場をかばう意味すらなくなってしまうわけで  [in reply to taninon]
  • 16:00  RT @REVI: "Where have all the data gone?""Young engineer have deleted them…" / “ファーストサーバ データ消失オフ 「データはどこへ消えた?」 阿佐ヶ谷ロフトA 2012年7月…” http:/ ...
  • 16:03  「前代未聞空前絶後の無限地獄に我々を叩き込んだ」 「阿鼻叫喚のハンバーガヒルを駆け抜けたサーバ管理者」 「一体なぜ我々はあの戦場へ駆り出されなければいけなかったのか。あの時、それぞれの戦線では何があったのか」 ことあたりの語感がすごくいい
  • 16:09  「ガソリンスタンドで花火大会をやるな」というのが、安全対策の一つの教訓なのだと思う。ガソリンスタンドの安全対策はほぼ万全で、通常の運用で火災が発生する可能性は絶無だとはいえ、わざわざそこで花火を打ち上げてみせる必要はない。広場でやればいい。
  • 16:10  危険が管理されている場所と、危険でない場所とは明確に区別しないといけない。どちらも平時において「安全」には違いないけれど、危険が管理されている場所で危険なことをやらかすと、管理できない問題が発生した時に爆発炎上してしまう
  • 16:12  @Shingi あの問題が、人月を投じて謝罪することで収拾可能なのかどうかが分からないのです。。もうどうしようもないのなら、労働基準法違反で敗訴した介護施設がいきなり破産を宣言して全職員を解雇したようなやりかたが正解なのかもしれないですし  [in reply to Shingi]
  • 16:13  問題がどうしようもなく大きすぎた場合に、「そもそもその危機は、管理することに引きあうのかどうか?」をトップが自問する状況というのも、きっとあるのだろうと思う
  • 16:18  RT @taninon: ファーストサーバーの障害は、「ここで留まるべきか」「もう事業継続は困難か」とそろばん弾いてる人が当然いるはず。
  • 16:21  RT @hyuki: [B!] "カスタマサポートの専門家にとっての三大美徳は、怠惰、忍耐、そして謙虚" / yomoyomoさん、翻訳感謝! http://t.co/JzAkS0rA 礼儀正しさ重要(Good Manners Matter 日本語訳)
  • 16:23  プログラマーの3大美徳「怠慢」「短期」「傲慢」とは対照的であるようでいて、どちらも結局「怠惰」を達成するために全力を挙げる、それに必要な美徳が残りの2つだ、という意味ではよく似ている。勤勉に喜びを感じる人って、結局同じ所をぐるぐる回って、前に進もうとする人に憤る
  • 16:27  話が長い人に、「あなたの話題には興味がありません」という態度で返すと、話はもっと長くなる。乱暴な言葉は売り言葉になって、喧嘩をすれば、ただでさえ少ない睡眠時間はもっと減る。忍耐強く丁寧に、という態度が、当直時間帯の外来業務を怠惰にこなすための正解であったりもする
  • 16:30  いい人は善意を持っている。偽善者は正解を知っている。いい人は手を出すけれど、手を出した結果として、解決はたいてい遠のく。修正を乞えば怒られて、解決はますます遠のく。「偽善者を罠にはめる」と、問題は短期間で解決する。怒られるけれど、十分に引き合う。
  • 16:31  誰かにブロックされたことを何かの称号みたいに自慢するのって、あれ小学校のいじめで誰かに「○○菌」とか名付けて潰すのと何が違うんだろう?
  • 17:00  チーム同士を競わせる訓練で、SEALsの鬼教官はたいてい、負けたチームの誰か一人をみんなの前で名指しして、「お前のせいだ ! お前がだらしないから負けたんだ ! お前には適正がない ! 今すぐやめちまえ ! 」なんて怒鳴る。あれも一種の「いじめ防止」なんだと思う
  • 17:01  いじめって、たぶん「発見」と「共有」というプロセスがある。「あいつは俺達とはちがう」という何かを誰かが「発見」して、「あのジャーナリストにブロックされたら信頼できる医師の証」みたいに、それを仲間と「共有」することでいじめが始まる。名指しの面罵は「発見」のプロセスを潰す
  • 17:03  発見というのは一種の功績で、報酬を要求する。発見した誰かに報いることで、一株の取引として、仲間意識が醸成される。報酬とはこの場合、共有であって、共有された結果として、「仲間」の輪からは誰かが排除される
  • 17:04  教官が「こいつのせいだ!」と誰かを名指しして罵倒すると、発見のプロセスが吹き飛ぶ。「そいつのせい」を発見したのは仲間ではない教官であって、仲間でない人に報酬を支払う必要は生まれない。結果としていじめのプロセスは最初から回らない
  • 17:04  @kentarofukuchi エンダーのゲームは、誰かを追い込むゲームとして、リアルでしたもんね。。  [in reply to kentarofukuchi]
  • 17:05  SEALs のやりかたを日本の小学校でそのまんまやるのは無理だろうし、輸入すべきは罵倒や厳しい態度ではなく、徹底した観察と、何よりもものすごい数の教官というあの環境それ自体なのだろうけれど
  • 17:13  @nameless911 ハートマンはこう、連帯責任を強調することで「いじめ」をむしろ奨励して、結果としてガバナンスのコストを下げようとしているようにも思えるのです。。教官と生徒の人数比が、フルメタルジャケットとSEALs教則ビデオとではまるっきり異なっていましたし  [in reply to nameless911]
  • 17:13  @tennteke そうでしょうか。。  [in reply to tennteke]
  • 17:18  RT @shibata616: @SiTube 「自由です」より「不自由じゃないです」の方がずっと価値がある、というのは面白い視点ですね。自由自由と言いつつなんか製作者の「ぼくのかんがえたじゆう」の押し付けがすげえ!みたいな。
  • 17:29  RT @mach_09: @medtoolz @nameless911 ハートマンは、娑婆の垢落としも同時にやってましたから。あれは実は「群れの中でも比較的強い奴を徹底していじめることで均質化する」テクなんですが、劇中ではほほえみデブ相手になってましたけど。
  • 17:29  @mach_09 あらゆるものに、あの国はやっぱり、何らかの意味がちゃんと用意されているのですね。。  [in reply to mach_09]
  • 17:30  @kentarofukuchi 努力それ自体が好きな人ほど、前に進むよりももっとたくさん同じ場所をぐるぐるまわることを好みそうですもんね。。  [in reply to kentarofukuchi]
  • 18:57  @Drikurs このへんは基本ですもんね。。  [in reply to Drikurs]
  • 19:00  RT @kaztsuda: 震災を経験した人ならわかると思いますが、「あと1週間我慢してください」「あと2年間我慢してください」と期間を区切って言われるのは、我慢できるんです。でも「この不便な生活がいつまで続くのかわからない」という状況は、ものすごく不安なんです。
  • 19:01  裏を返すと、ヤクザの人なんかはたぶん、何かを頼まれたら「3日間待ってくれ。考えてみる」なんて期間を区切って、相手の時間を潰した挙句に「やっぱり無理だった。○○円でなら引き受ける人間を紹介できる。どうする?」なんて、相手の足元を見にかかるんだろうと思う
  • 19:03  期間を区切って次回を予告するやりかたは、危機対応の際、相手の不快を最小限にするためのやりかたであるのと同時に、相手から選択肢を剥奪するための、とても効率の良いやりかたにもなる。善悪両方に応用が効く
  • 22:12  何十人もの著者が分担して書いた教科書は、国産のやつは無個性で今ひとつ役に立たず、洋書だと逆に、すごい個性で書かれた本が見返すと普通に分担執筆だったりする。このあたり、会議をすることと、マネージすることとはぜんぜん異なるんだろうなと思う
  • 22:14  SEALs のビデオを見ていると、兵士をチームに分け、チームごとに競わせる。リーダー役の人は、「仲間を奮い立たせろ! お前それでもリーダーか !」と怒られ、部下役の人は今度は、目立とうとした、手を抜こうとした、チームよりも個人を優先したことを怒られる
  • 22:16  徹底したチームワークと命令への服従を叩きこむようなビデオだったけれど、あれは感情のない歯車を作ろうとしているのでは決してなくて、リーダーになった人は成果を求められ、部下を割り当てられた人は逆に、命令されたことをきっちり手を抜かずにこなすことを求められる
  • 22:17  「みんな仲間」というやりかたは力が拡散して、最低の意見がたいてい、場の総意として提出される。「リーダーに対して忌憚のない意見を期待する」やりかたは、一見きれいに思えて、その実たくさんの努力賞がリーダーの個性を台無しにすることが多い
  • 22:19  @kumabcdefg そこにこだわっちゃうと、動けないですもんね。。  [in reply to kumabcdefg]
  • 22:20  「個性を伸ばして成果を挙げる」ことと、「チームとして信頼される」こととは両立できるのだろうと思う。場面ごとに徹底した使い分けが要求されるというだけで。信頼が求められる場面で個性を発揮されるとえらいことになるし、逆をやられると会議室が静まり返る。
  • 22:21  RT @raurublock: アメリカで最高の嫌がらせ通報は Swatting だが、ジャパンだとたぶん Ihou-downloading
  • 22:30  ガンプラを綺麗に仕上げるために必要なのはモデラーのノウハウだけれど、実物大ガンダムを立たせるためには建築家のノウハウがいる。同じ部品、同じ形であっても、大きさが異なると、特に大きくしていく途中のどこかで、それを運用するための方法論が大きく異なってくる
  • 22:31  複雑で大きな何かを、単純で大きな何かにたとえても、意味合いや、そこから導かれる提案みたいなものはある程度役に立つ。複雑で大きな何かを、もっと小さな何かにたとえてしまうと、時としてとんでもない誤解を生む可能性がある
  • 22:38  @raurublock 大きくしてはじめて共振周波数の問題にぶち当たったとか、あの本は面白い事例がたくさんあった記憶が。。  [in reply to raurublock]
  • 22:38  @KKanehira あれなんか、塹壕を崩さず掘ったり、土のう積んだりするときの経験が生きてますよね。  [in reply to KKanehira]
  • 22:51  @kumabcdefg 人口が少ないことで初めて実現可能な何かというものが、やっぱりたくさんあるのでしょうね。。  [in reply to kumabcdefg]

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