2006-05-08から1日間の記事一覧

情報の視覚化と祭りの力学

>人が道徳に服従するのは、道徳的であるからではない。 >道徳への服従は、君主への服従と同じく、奴隷根性からでも、虚栄心からでも、狂信からでも ありうる。**それ自体は、それは何ら道徳的なことではない**。 >道徳的理想の勝利は、他のあらゆる勝利と同…

正しい「名」がつけられること

「医者は悪くない」とか、「これ以上医者を叩くと…」という言葉は、祭りの場に参加する やりかたとしては全く「正しい」。正しいけれど、参加しちゃうと祭りが始まる。医者は医者。それ以外の「名」を与えられていないから、「医者」としてふるまっていれば、 他の名前…

「悪い医者」プランに反対する層の参加

生データの中から必要なものだけを視覚化する、探る力

想像力と、解析力。両方得意な人は最強。適切なテーマが作れれば、賛成反対の如何を問わず、「みんな」はその場に集まってくる。##そして名付ける力 「モノ」の根本的な在りようを縛るのは「名」だ。名づけられないものは、存在しないというのと同じ。正しいやり…

見えないものに「線」を引く、作る力

夏が終わって神様が帰ってしまうから。

誰でも乗れるプランがあれば、祭りは始まる。理由なんかどうだっていい。##作る力と探る力 誰もが共通にアクセスできる、世界の生データ。祭りの祭司はそのデータを加工して、みんなに「祭りのテーマ」を見えるようにする。世界の可視化と空気の操作というのは…

叩きがいのある敵役が現れたから。

人情重視の人の階層では、話の途中で酒を入れ、最後は握手

それぞれの層には、それぞれの言葉や、会話の方法がある。 それを間違えたら、契約はうまく行かない。様々な層を、自由に行き来できる人は少ない。だから組織はゴタゴタする。##全ての階層を集める「祭り」という装置 それぞれの階層の「みんな」の元に出向いて…

疑り深い人の階層では議事録を残したり、契約書を交わしたりする

分かりやすい可視化プランは世界全体の把握が容易になるけれど、作為の介入を避けられない

「みんな」の世界というのは、一種の階層構造をとる。「いいことがおきれば神様のせいで、そうでないものは全部悪魔の仕業」という 人もいれば、その日の朝飲んだコーヒーの実在について、自分の記憶すら疑う人まで。 高層ビルのような、様々な階層の人が縦に重…

世界本来の姿に忠実な可視化プランは分かりにくく、全体像の把握が困難