栄養の悪い人、肝臓の悪い人では、水を入れないと血圧が保てず、水を入れれば入れただけ胸水が増える。

医者のやっていることが本当に何かを「管理」出来ているのなら、
水加減を調節できる能力というのは
医者の技能の中では相当に大事な能力だ。

これは何をみても分からない。

胸部単純写真は嘘をつくし、心エコーも嘘をつく。
血液検査。肺動脈カテーテル。どんな検査でも例外はあるし、全員にできるものでもない。
静脈血酸素飽和度。とても役に立つけれど、これを正常化しようと思うと、
患者さんの心臓には相当根性を出してもらわないと、体内は水浸しになる。

##リアルタイム検査のありがたさ
動脈圧波形による水加減の推定というのもまた、そうとうにでたらめな検査だ。