答えを想定していて、それを分かってくれるかどうかを問うのが情緒

自分が想定している「お約束」を分かっている人との会話は、安心できる。
たとえ問題の解決にならなくても、
「困ってるんですね。大変ですね」と傾聴してもらうだけで、一定の満足感が得られる。

##先入観=抽象化された情緒
情報と同じく、情緒というものもまた、意識は多数をあつかえない。

相手はこの話題は分かってくれるとか、ここは外したとか、この言い回しは気に食わないとか、
情緒の数がある程度たまると、意識は抽象化を行う。

情報の原則と同じく、おそらくは情緒の数が7つを越えた頃、
情緒の抽象化、あるいは個人に対するレッテル張りが行われる。