2006-05-27から1日間の記事一覧

「これ以上は医学じゃなくて政治の問題ですね…」

会話を終わらせて、同時に相手の思考も停止させる、そんな言葉。ひとつの話題が終わった後の相手の反応を見れば、うまく行ったかどうかが分かる。大切なことは、満点を狙う必要はないということ。狙うのは、7点でなくて4点。このうち3点は、丁寧に話すとか、…

「ここからは難しいですね…」

原疾患と関係ないこと、たとえば「あなたは先月腰が痛んでましたね」とか、

「最近は咳の頻度は減りましたか?」とか、カルテの片隅にメモしておいた瑣末なことを話題に出して 情緒の点数稼ぎ**を行う ゲームは7点満点。ゲームセットまでに、いくつの肯定評価をとれるかが勝負。4点以上なら「いい人」、 3点以下なら「いやな奴」。だから、「○…

たとえ話を多用して、相手が過去に認知している体験に訴える

少しでも正確な情報提供を心がける

寡黙なのに信用される人は、たぶん言語外の情緒メッセージを7つ以上出していた

その人が抽象化されたとき、あるいは「理解された」とき、 以降のその人の言動には一定のバイアスがかかる。 一度それがなされると、それを覆すのは難しい。##先入観を操作する 個人に対する先入観をより好ましい方向に持っていければ、その後のつきあいかたは…

よくしゃべる奴が「うぜえ」と思われたら、以後の話はもう聞いてもらえない

答えを想定していて、それを分かってくれるかどうかを問うのが情緒

自分が想定している「お約束」を分かっている人との会話は、安心できる。 たとえ問題の解決にならなくても、 「困ってるんですね。大変ですね」と傾聴してもらうだけで、一定の満足感が得られる。##先入観=抽象化された情緒 情報と同じく、情緒というものもまた…

必要があって、知らなかった答えを返してもらうのが情報

相談するんじゃなかった

会話の結果にはいくつかの結末があって、正しいことを言っても分かってもらえないことも多いし、 意味の無い会話だけで十分満足できるときもある。会話の質には、情報と情緒の2つの要素がある。##基本は記憶の木 人の記憶というのは、木のような形をしている…

問題は解決しなかったけれど話せてよかった

正しいことをいってるみたいだけれどよく分からない

相談して正解だった

印象操作のやりかた