「12時間経つ(短針が1周する)うちに、ピッタリと重なるのは11回。全て等間隔で起こる。よって12/11時」と解答する

2番目の解答方法というのは、一度問題を離れて「全体」を想像して、
そこからまた問題に戻る。計算の工程は
増える代わりに、一つ一つの計算自体は簡単になるから、「エレガントな」解答に見える。

>プログラミングにしろ数学の計算にしろ、複雑になればなるほど「うっかりミス」は生じやすい。
出来るだけミスの生じにくい、直感的でエレガントな解き方を見つけるべきなのである。

引用先のページではこう結論されていたけれど、医療のような先のあやふやな仕事では、
「エレガントさ」を求めるのはときに危険な気がする。

エレガントな回答というのは、それを示された時に「驚き」や「ため息」を誘う。
「驚く」というのは、頭にとって想定外であったということ。
「地虫」が「鳥」となって空を飛ぶこと。生理的でない発想だ。

##計算の深さと大きさ
>計算的大きさとは、定義された計算を完了するまでに要する計算の数のこと。
>一方、計算的深さとは、相互依存する計算の「段数」のことだ。
>[計算的な深さと脳](http://homepage3.nifty.com/mogami/articles/depth.html)より引用

作者の文意を理解したなんて全然言えないけれど、上の文章はすごく面白い。