食料の量は変わらないのに弾薬類の消費量が増えた結果、現在では停止中の軍隊を養うよりも、

動いている軍隊の補給のほうが重要な問題になった

病院の中での「補給戦」に相当するものは何なのか。

補給というのはつまるところ、人やものの流れをどう現場までコントロールするかという問題で、
道具の近代化とはまた違った側面をもっている。

医者が一人しかいない田舎の病院でもそれなりの医療をこなせるのに、医者が100人いる大学病院では
その100倍の出力が出せないなんていうのは、こうした補給の問題に近いものがなにか足を引っ張っている
のだろう。