twitters for the day

10:07 価格にも「量が質に転化する」場面があるのだと思う。インド人もびっくりの 20 万円乗用車とか、最近話題の 5 万円 PC だとか。価格破壊の延長線上には、たぶん今まで想像もしなかった用途があって、そのニッチが埋まりだすと、もはや高価格路線は音立てて崩れるみたいな *Tw*
10:13 ちょっとした携帯電話並に安くなった PC は、たぶんその頃には「 PC 」と呼ばれることすらなくなるんだと思う *Tw*
10:17 自動車も、たぶん国産で 20 万円を切るような代物が出てきたら、「屋根がついてて車輪が 4 つ」の、もはや自動車とは呼ばれない別の乗り物になるのだと思う *Tw*
10:18 @i04 大体が 40 万円時代のノート PC を改造しようなんて猛者はいなかったのに、 4 万円のノート PC は、完成品でなくて「改造の材料」なんてとらえかたができるお値段。価格低下がもたらす製品概念の変化は、すごく面白い *Tw*
10:20 インドの車が軽自動車をもっとボロボロにしたような代物であったとしても、それが極限まで安価であるなら、それを利用して、とんでもないことする人でてくると思う。 *Tw*
10:22 自動車は 150km ぐらいで走れて、安全で、みたいな性能要素に価値を見出す考えかた自体、根底からひっくり返る気がする。インドの車買うような人は、そもそもそれで 1 時間ドライブしようとか考えないで、全然違った使い方みつける気がする *Tw*
10:38 コストダウンをつき詰めてくと、技術はどこかでプラットフォームに転化する。「その使いかたを極める」やりかたから、「それを使って何かやる」へ。 *Tw*
10:38 プラットフォームへの転化に成功した製品は、たぶん技術者の想像をはるかに越えた使われかたをする。 *Tw*
10:46 @i04 EeePC を、安価なノートとして使うのではなくて、たとえばあれを、ペット監視するためのカメラとして「だけ」使うとか、ノート PC の考えかたからはもったいなくて想像できないような用途生まれたら、何か化けるような *Tw*
10:48 MacbookAIR は正直よく分からなかったり。マック使ったこと全然ないので。。 *Tw*
11:20 うさだ氏 ( って書かれるのが嫌いらしい ) の開発終了宣言「アプリケーションがプラットフォームになったため」というのは、幸せに拡散した技術の、形を変えた勝利宣言なのだと思う。 *Tw*
11:57 また救急医書類送検。。本当は医療者側にも「策」の余地はあって、症状ごとにガイド欄を策定してしまえばいいだけなのに。政治レイヤを破壊するには、技術革新以外の道は存在しないのに *Tw*
13:25 街とか集落それ自体が動的なものに変貌したら、すごいことになりそう。みんながトレーラーハウスみたいなのに住んでて、プロジェクトが始まると、そこに商店とか医院の機能を持った車が集まって、終了と共に町自体も消滅するような *Tw*
14:42 イスラムラマダンみたいな習慣、社会の流動性を毎年一定期間制限するようなやりかたは、あるいは疫病伝播に対する防衛にならないんだろうか *Tw*
18:22 @REVI 円環の主人公は、戦った相手を後遺症残るような全身熱傷にしてみたり、核兵器で黒コゲにしてみたり。「殺してない」だけで、たぶん他の誰よりもひどいことをやっている気がする *Tw*
18:29 ブログを書いた。時間外紹介で涙目になってる日常書いて、今これからまた紹介が来る。笑うしかない。 *Tw*
18:48 @thinkeroid 癌の患者さんで、「医者行ったら死ぬ」って吹き込まれて、財産身ぐるみ剥がれて、末期になってから救急車で病院に来る人とか、昔はいた。今は減った。 *Tw*
19:23 医療にかける予算が減らされて行く中で、どこかで「床屋の満足」という言葉の復権が来る *Tw*
19:24 「治癒」につながらない行為は、その全てが床屋の満足。髪切って、最後の最後で床屋さんがやる、ミリ単位のこだわり。見た目変わんないのに、時間がすごくかかる。ぶち込んだリソースのわりに、見返りがすくない努力 *Tw*
19:26 「診断」という行為そのものが、本当は床屋の満足なんだと思う。熱出て来院した人は、たとえば熱源なんか調べなくても、 70 歳以上ならば強力な抗生物質点滴して、熱下がったら内服に変更するだけで、たいてい治る *Tw*
19:27 もちろん原因分からないし、見逃したら致命的な「穴」はたくさんあるけれど、ごくごく大雑把に、どんな症状でも、こんな「診断できないけれどとりあえず治癒につなげられる」やりかたは思いつけるはず *Tw*
19:28 どんなに高コストの検査組もうが、プロトコルの中から人間要素を外せれば、コストダウンはいくらでも効く。人間要素が入らないやりかたは、要するに印刷可能な技術だから *Tw*
19:30 もうちょっと進んで、医療と言うお仕事の定義から、診断外せれば、それは訴訟圧力に対する強力な対抗手段になる。 *Tw*
19:32 「医師というのは、頭が痛い人に神経所見と CT スキャンを提供して、その場の印象を話す仕事です」なんて俺様定義したら、今回の墨東病院のケースなんかは、見られかたが変わる *Tw*
19:33 症状と、治癒までの道のりを直結させる手順書を記述して、学会の偉い人達がそれに承認を与えれば、たぶんみんなそれに乗っかる。診断という人間要素、大事なくせに治癒に寄与しない厄介なコンポーネントが外せるならば *Tw*
19:34 もちろん診断しない医者のことを、マスメディアは叩くんだろうけれど、正しい医者がいなくなった病院よりは、頭空っぽの医者が常駐する救急外来のほうが、メリット大きいはず *Tw*
19:35 そんなやりかたは、たぶん医師の地位低下を招くけれど、そんな技術は今度は、プラットフォームとなって、いろんな場所で応用される。 *Tw*
19:36 「診断しない医者」というのは要するに、歩く救急外来になりうる存在。限界はあるけれど、コピーが可能で、徹底的に安価にできれば、どこかで「安い医者」が、全く別の存在に転化する。 *Tw*
19:37 コスト圧力と訴訟圧力が弱まるわけないんだから、偉い人の誰かが腹括って、さっさとステージ移したっていいと思う。今なら天下取れるのに。 *Tw*
19:39 @hmori いかにして「診断」という人間要素の固まりみたいなものを回避できるかを考えないと、進化の方向として間違ってるような。どんなに検査が進歩したところで、最終的に「こうだ」と判断するのは人間なわけで *Tw*
19:40 人間の判断がないとまわらないシステム作った時点で、医療は相当に筋の悪い決定下した気がする。 *Tw*
19:41 機械の修理と違って、人間の身体は「大体」がきく。部品足りなかったり、多少隙間ができたって、そのへんの組織詰め込んどけば、何となく塞がって、何となく治る *Tw*
19:42 いいかげんだからこその難しい部分と、いい加減だからこそ簡単な部分とがあって、だから診断は極めて難しいし、診断を迂回して治癒にたどりつく道は、限定的ながら作れる気がする *Tw*
19:43 ベースになる考えかたさえできるなら、医師の等級分けとか、医師じゃない人が、夜のコンビニで医療行為提供するとか、可能性が見えてくるはず。いずれにしてもそれは、医療が印刷可能技術になってからの話だけれど *Tw*
19:44 技術の印刷可能性という言葉は、たしか携帯電話の業界。ピンセットと半田ごて片手の職人芸が自動化した瞬間、携帯電話は「印刷物」になって、一気に安価になったとか何だとか *Tw*
19:46 だからこそたぶん、「一目診れば分かる」当たり前の物事を機械化する意味は、大いにあるんだと思う。将来のコストダウン考えるなら。その「一目」にすら、既得権益貪ってる人を見つけないといけない *Tw*
19:47 コストのお話は、パレート原則のもっと厳しいものが当てはまる。歩けるぐらい元気な人だけれど、その人一人で県の財政傾くぐらいの医療費かかってる人とか、実際いる *Tw*
19:49 @REVI もちろん吸入だって合併症ゼロじゃないし、急性喉頭蓋炎見逃したら最悪死ぬかもしれない。どちらもごくまれで、その「まれ」を容認できるならコンビニ吸入、社会がそれを容認できないなら現状のまま *Tw*
19:50 恐らくは予算の制約それ自体が、どこかでリスクに対する見直しを迫るような気がする *Tw*
19:52 @REVI それに近いものは本当にあるのに、保険通らない。いっぱい作ればいくらだって安くなりそうなのに、高いまんま。 *Tw*
20:04 外科ばっかりは人間要素の固まりだから、これはどうしようもない。人間要素の固まりで、なおかつ間違えのない結果が要求される産科は、だからこそもう手の打ちようがない。 *Tw*
20:05 @hamanako 症状を伝えるのが患者さん自身で、プロトコルは「ある」だけで考えないから大丈夫。。もっとも特別な薬ほしくて症状を詐称する「ハック」には無力だろうけれど *Tw*
20:07 実務レベルで決して不可能ではなくて、政治レベルでの「正義」を作るのは簡単で、予算的にはたぶん、少なくとも長期的には医療の予算減らせる。反対意見たくさんだろうけれど、「抵抗勢力」ラベルは貼り付けやすそう *Tw*
20:10 @hmori 実際問題、もしかしたらたぶん、「ミス」の一部はそうしたチェックリストで確認すべきなにかを怠ったから起きてる。割合は分からないけれど。少なくとも誰かがリストを作れば防げる間違いは、たしかにある *Tw*
20:11 今は医師の能力向上を通じて、そうしたミスを回避しようとしているけれど、学会が紙一枚印刷すれば回避できるものならば、「わざわざ」能力向上にコスト投資するのは、引き合わないとも言える *Tw*
20:12 そもそもが診断ドリブンで動いているから、同じ症状なのに、診断にたどり着くまでの道のりが無数にあって、その診断のバリエーションが無数にあって、収拾つかない *Tw*
20:13 だからこそ、医療の肝であり、かつ癌でもある「診断」を外すやりかたを、偉い人たちそろそろ考えろよな、と。 *Tw*
20:14 そもそも偉い人達が「俺達の仕事はこうだ ! 」なんて定義しちゃえば、救急医療の免責とか要求するまでもなく、文章上、そこに責任が発生しない状況を作り出すことはできる *Tw*
20:15 もちろん責任は厳としてあるけれど、交渉の相手をテーブルに引きずり出す程度の力はあると思う。みんな喧嘩のやりかた分かってるくせに、手を汚すの面倒がって、偉い人達動かない *Tw*