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08:15とらドラ」が各方面で評判よかったので、どうせ人死にまくりの学園異能ものだろうと読み始めたら、誰も死ななかった *Tw*
08:16 学園ものは、人が死んだり同級生が宇宙人だったりしなくても、案外面白くできるもんだな、と感心した。とりあえず 6 冊。 *Tw*
08:17 それでもこの本は、サイドストーリー作るのが難しそう。お話が実世界時間で進んでて、微妙な伏線だけで話し盛り上げてるから、下手に触れない印象 *Tw*
08:18ハルヒ」みたいにほどよく時空間捻じ曲げてくれるキャラクターがいる小説は、構造としていろんな人を受け入れやすい。 *Tw*
08:19 ラノベ全般が、あれこれ想像しやすい素地を持っているのではなくて、時空捻じ曲げる同級生とか、最初から異世界とか、物語をいくら書き変えてもつじつまをあわせられる、そんな構造こそが参加の余地を作る *Tw*
08:20 とらドラはとてもよくできた物語ではあったけれど、そんな読者がそこに入っていける余地というのは、すごく少なそう。そのあたり、新井素子の最初の頃の物語と対象的 *Tw*
09:56 実務レイヤと政治レイヤの乖離というのが、業界破綻の兆候に思える。上手い言葉がみつからない *Tw*
09:58 有名な施設にいること、専門性、あるいは有能さを誇示すること、充実した設備をアピールすること、こんな政治レイヤでの正しい戦略が、実務レイヤでは、人がいなくなり、リスクの高い患者さんを「押し付けられる」原因になってしまう *Tw*
09:59 有能な、昔ならぶ長久の力を余裕で発揮できてたような人が、 100 床ぐらいの無名病院に隠れる。国公立の大きな施設は若年兵であふれて、そのくせ事務部だけは異様な高齢化 *Tw*
10:01 近くにある 700 床規模の公立病院は、何でも人件費率が 60% を越えて、事務と看護の平均年齢は、 40 歳を大幅に越えてるらしい。これがどの程度悪いのか、自分にはよく分からないけれど。会社運営した人の意見が聞きたい *Tw*
10:01 この施設で一番若いのは、医師だったりするらしい。ローテーションが激しくて、若手しか来ないから。医師だけは平均年齢極端に若くて、平均人件費も、他の部署とあんまり変わらないらしい *Tw*
10:02 うちの施設なんかだと、人件費率はここよりも 2 割方低くて、職員の平均年齢は、医師が圧倒的に高い。たぶんそっちのほうが、会社組織としては健全なはず *Tw*
10:04 実務レイヤにオーバーライドする形で政治レイヤが出てきて、その力がだんだんと強くなって、そのうち政治レイヤが実務を腐らせて、業界全体が滅びる構図があるような気がする *Tw*
10:06 森林の一生みたいな。雑草地ができて、多様な生き物が、光を求めて覇を競って、そのうち森は高さ競争を始めて、下草はみんな光もらえなくて死に絶えちゃうみたいな。なんかちょっと違う *Tw*
10:07 Linger 作った会社の人が、インタビューだとサングラスに金髪なのがよく目立つ。まだ若い業界だと、ドレスコードは関係ないのかもしれないけれど、あと 20 年ぐらいすると、「金髪だ」という事が、それだけで会社傾かせる原因になったりする変化 *Tw*
10:07 官僚化と言うか、昔の公家文化と言うか、なんか目的と手段が入れ替わる瞬間。 *Tw*
10:31 @shalom_rajendra なんというか、実務レイヤの人達が、最適化の帰結として政治レイヤを要請して、あくまでも「みんなが望んで」政治レイヤが分厚くなって、実務レイヤが腐って死ぬ流れ *Tw*
10:32 実務の人達を腐らせたい黒幕とか極悪人なんてどこにもいないのに、みんながそんな黒幕を要請する、あるいは要請せざるを得ない構造。それがなんなのか、そんなもの本当にあるのか、よく分からない *Tw*
10:34 地域最適化した振る舞いのショートカットとして道徳とか正義が生まれて、今度はそれを実体として運用したほうが得みたいな。プログラムを 1 からスクラッチするよりも、シェルスクリプト書いたほうが楽みたいな ? *Tw*
10:44 @shalom_rajendra その一方で、生活の軸足を政治レイヤに移したほうが生存に有利な人達も出てきたり。フリーランスの麻酔科医師とか、権益強めた助産師とか。利害対立するから「筋論」が通用しない *Tw*
10:45 @shalom_rajendra 生態系がらみで何か上手なたとえ話探してるけれど、みつからない *Tw*
10:47 新聞に出てくる政治家の顔写真見てると、カメラマンはやっぱり芸術家なんだろうと思う。みんなスーツにネクタイで、自らの無害さを最大にアピールしてるのに、カメラマンはもっとも嫌な、脇の甘い表情狙って、それでその人を代表させる *Tw*
10:47 どんなに無表情装ったところで、写真はその「瞬間」切り取るから、誰も流れで見てもらえない。そのあたり、全てのログを残すやりかたは、マスコミの人達に大打撃与えたんだと思う *Tw*
10:49 県会議員のグレートサスケのやりかたは、ある意味画期的だったと思う。マスクかぶってて、表情読めないから。福田首相とか、演説が映えない人は、それこそマスクマンになって、自らの政策訴えればいいんだと思う。 *Tw*
11:49 力の運用が、やがて正義を生む。正義ルールの下で、力は固有資産から公共財になり、「正義こそが力」という、奇妙に歪んだ構造ができあがる *Tw*
12:41 @REVI ごくごく大雑把な分類として、ウィルスを含めた感染症の有無、ステロイドに対する反応の有無、ベータ刺激薬と抗コリン薬、 2 種類の気管支拡張剤に対する反応の違いで *Tw*
12:42 2 の 3 乗 8 種類の治療法があります。「○○病」みたいな分類はもっと細かいですが、薬出す戦略は、患者さんがこんなマトリックスのどのへんにいるのかを考えながら。 *Tw*
12:44 はっきりと「あなたはこの病気です」と診断する方法は、実質無い ( 発作を誘発しないといけない ) ので、あくまでも「○○だと思います」レベルまでしかいけない。頻度の少ない、一部の病気は診断可能だけれど、治療手段は病名分からないときと、そんなに大幅には変わらない *Tw*
16:43 実体経済レイヤと政治道徳レイヤは、あるいはバームクーヘンみたいな層を作るのかも。コモディティ当たり前だった大気とか、環境は、今は経済ルールが導入されて、昔奪い合いだった何かは、一般化して政治に乗っかる *Tw*
16:44 波と波の間、自分達の業界がどこに触れていくのかを見るのが大切かも。 2 サイクル以上経過した業界あるんだろうか ? 宗教とか ? *Tw*
18:16 実力レイヤと政治レイヤのお話は、ミクロレベルでは、「強さ」を競ってた抗生物質が、いつのまにか「ガイドラインに紹介されること」のほうが、よっぽど売上げに貢献するようになったこととか *Tw*
18:17 技術、この場合は抗生物質の「強さ」 ( 未定義 ) がどれも同じようなレベルにコモディティ化したとき、競争のレイヤは政治に移った。 *Tw*
18:18 ガイドラインで「例」として紹介されている抗生剤も、そうでない抗生剤も、同じクラスに属していれば、効果は同じ。医師も一応科学者だから、曇りない目で見れば、それは見える、はず *Tw*
18:19 実際問題、じゃあお前はどうする ? なんて聞かれたら、もちろんガイドラインに乗っけられた薬しか使わない。怖いから。今この業界を支配するのは、政治レイヤの力学だから *Tw*
18:20 医療の技術がある程度成熟してきて、たとえば「この手術はこの人にしかできない」みたいなものがほとんどなくなると、たぶん力学が政治レイヤに移る *Tw*
18:22 技術が売りになった時代にスターだった人は、政治レイヤの競争でも、やっぱりスター。でもそれは、「 a 」と一文字打つだけの仕事でも、みんなが「やっぱり dankogai のキーボードさばきは違う」なんて訳知りが顔でうなずく世界 *Tw*
18:23 政治レイヤに競争の主座が移ると、たぶんそのとき、新世代の人達には、技術を磨く動機も意味も消失する。もはやそこには、技術を査定できる人はいないから *Tw*
18:24 むしろ大切なのは、「俺はスタープログラマの○○直系だ」とか、技術じゃなくてものがたりを売るのに長けること。最初に割り切った人が、たぶん自分を売りぬけられる。技術はすごい勢いで空洞化するけれど、先人がコモディティ化した資産でしばらく持つ *Tw*
18:25 技術きり開いてきた第一世代が、物理的に死に絶える頃、要約政治レイヤは勢いを失って、たぶん技術に再起動がかかる。自分の業界がどのへんなのか *Tw*
18:27 ラーメン屋さんの競争なんかが、あるいは時代の先端行ってるのかも。南蛮骨髄汁が本土制圧したあたりから、何がおいしさなのか分かんなくなった *Tw*
20:35 @fromdusktildawn 「コンピュータ科学者がめったに語らないこと」という本は面白かった。 MIT のコンピューター学者が、自らの方法論を使って神様を語ろうじゃないか、という試み *Tw*
20:36 神様を信じる人も、神様を信じない人も、自分達が作りあげてきた方法論は信じてて、決め付けじみた懐疑主義でなく、自らの方法論と、信仰とをどうやって折り合わせるのか、真剣に議論していた *Tw*
20:38 自分の専門領域を無理やり逸脱しようとする動作、ゴリゴリの科学者の人達の、なんだかむずがゆそうな感覚が伝わってくる議事録。 MIT に本物の神学者がいるところからして、メリケンは侮れないなと思った *Tw*
20:39 東大医科研とか、産総研あたりにだって、一人ぐらい、伊勢神宮直轄の神主さんとか、真言宗の坊主が居たって面白いのに。尼さん巫女さんだと、なんだか違う世界。 *Tw*
20:42 ちょっと前、タミフルの是非をめぐって同業者同士、限りなく疑似科学に親和的な「タミフル懐疑派」のドクターと、「正統派」のドクターとがパネルディスカッションになって、統計解釈は懐疑派のほうが詳しくて、なんだか正統派が負けっぽく終わったらしい *Tw*
20:43 こんなときの正統派は、「私は負けたが科学が負けたわけではない」ぐらいのかっこいいこと言ってその場を去ればいいのに、やっぱり怒り出したらしい。負けイヌの遠吠えっぽくてかっこ悪い *Tw*
20:45 老化を防ぐ魔法の水に入ってるプラチナコロイドなんかは、腐ってても東大教養部の教授が作った ( はず ) 代物だから、そのへんの医者なんかがあの人論破しようと思ったら、余裕で返り討ちにあうと思う。立場の正しさは、必ずしも議論の勝利を保証してくれない *Tw*
20:52 @hidekih どこかでまとめようかな、と。どの業界でも、きっと同じこと繰り返してますよね。。 *Tw*
22:26 @kiwofusi なんか受験前の頃から黒板読んでたから、3年生とか聞くと自分が一気に年とった気分になって落ち込む。30台過ぎてからの時間の速さは異常
22:31 3年生というと、昔だったら解剖実習が始まる頃。白衣に初めて袖を通して、家の中の本が、何だか怪しい脂染みに汚れる年度。
22:33 今はもっと速いみたいだけれど、受験世代の禊みたいな期間として、教養課程の2年間というのは、結構良かった気がする。俗世忘れて、病院に閉じこもる残り4年間。
22:47 @clala_garden 山田花子はあんまりおすすめできないような。。。少なくとも子供の情操教育にはよろしくないような *Tw*
22:50 @KaffeeBitte 死んだように寝ている人と、死んだ人とは明らかに違う。経験上。どちらも見たことあるけれど、何となく、慣れると全く違う。 1 年生とかはそれが分からなくて、心臓止まった人に問診始めたりする *Tw*
22:53 @KaffeeBitte こんなものにも、案外慣れが必要だったり。心拍の有無というのも、案外場数踏まないと分からなかったり。生死の境界というのは、たぶんその程度にはあいまい。。。 *Tw*
22:57 @m_um_u 根本敬は、熱狂的なファンが居るのに未だによく分からない。何がいいんだか。。 *Tw*
22:58 @clala_garden 「人類は衰退しました」は、素直にみんなに勧められる読書体験かもです。そこそこいい気分になれて、深読みするといくらでも *Tw*
22:59 いくらでも深くなるという。。 *Tw*
23:00 @m_um_u ねこぢると、その夫の人の漫画は面白かった。どう違うんだといわれると困るけれど、エミュレーターとオリジナルの違いみたいな。 *Tw*