twitters for the day

11:25 非モテを自称する人達のおしゃべりが、昔の武装左翼みたいな文脈に行きつく構造が、今一つよく分からない *Tw*
11:26腹腹時計」の前書きで、反日武装戦線「狼」の人達は、共闘すべき味方として、下層階級の労働者と、どういうわけだかアイヌ民族の人達を列挙していた。 *Tw*
11:27 あの人達と「同列」扱いされた人達は、果たして過激派の人達に、何かのシンパシーを感じてたのかどうか。元「狼」の人たちなんかは、今の非モテデモのやりかたとか見て、「同志がここにいた」とか思ったりするんだろうか *Tw*
14:31 「あのものぐさだった○○が、開業したら別人みたいにまじめに働いて」なんて、ベテランの先生がたが喋ってた。救急取らない、新患取らない、仕事をしない先生が、今はものすごく勤勉だとか *Tw*
15:17 「あのものぐさだった○○が、開業したら別人みたいにまじめに働いて」なんて、ベテランの先生がたが喋ってた。救急取らない、新患取らない、仕事をしない先生が、今はものすごく勤勉だとか *Tw*
15:47 @i04 そんな人達はそもそも「非モテ」ですらないような。むしろモテとか、そんなパラメーター卒業してるような。 *Tw*
15:49 開業した人は、働いたぶんがそのまんま自分の収入になる、から、サボらなくなる。大昔の人民公社とかコルホーズとか、やっぱり生産性が地に落ちて、何やっても無理だったのが、みんなが自営になったとたんに収穫 2 倍になったらしい *Tw*
15:50 この文脈で行くと、医療の現場でサボっているのは間違いなく我々勤務医で、開業した人達「おとりつぶし」にして、一族総勤務医化果した暁には、医者がいくらいても足りなくなるのかも *Tw*
15:52 @i04 「芸人」という文脈は面白そう。昔の爆弾過激派の人達とか、他人目線で今振り返ると、やっぱり何かを演じてたようにしか見えない。社会のためじゃなくて、自分が楽しいことを「革命」と自称したみたいな *Tw*
15:52 ある意味過激派の人達というのは、梅田氏が言うところの「好きを貫いた」人だとも言えるのかも *Tw*
15:53 @lalha ペアプログラミングに持ち込むおやつと、生産性を統計取ったら面白いかも。。「くさや」の時と、飴玉の時と、ゲンコツ煎餅ぼりぼり齧ってたときと、相手に入力する刺激で、出来上がるものは変わるのかどうか *Tw*
15:55 結局のところ経済のお話で医療を論じるときには、医師免許を持った人間の数が、需要に全然追いついていなくて、そもそも競争が発生する余地が無いところが問題 *Tw*
15:56 経済のお話で医療語ろうと思ったら、医師というのは人間でなくて、むしろいろんな人達が奪いあう対象としての資源の方に近い。だからこそそもそも人権云々語るのも変な話だし、インセンティブで何か誘導するのも難しい *Tw*
16:02 「あなたの正義は何ですか ? 」って開業した人達に聞いてみたい。商売するにしても、立ち場主張するにしても、その人が誰かと競合するときには、それを行うための大義は必ず必要 *Tw*
16:04 実利方面、経済方面のお話だけでは、どんな商売も成り立たない。「我々にだって生きる権利が」みたいな基本的なやりかたにすら、権利を行使する時点で、それを正当化する論理が必要になる *Tw*
16:05 それすら作れない人というのは、「私の持つ正義の方が圧倒的に大切だから滅んでくださいよ」と言われたところで反論できない、はず。正義持ってないよ、という人も、たいていの場合、気がついてないだけで、何か持ってる *Tw*
16:06 その人の持つ正義論理が明らかになれば、今度はそれを運用することで、その人の振舞いをコントロールできる。外交の人たちなんかは、下らないけれど譲れない、そんな「正義の運用」合戦に余念が無い。ただの言葉なのに、白けると戦争発動するからけっこう怖い *Tw*
16:08 面倒だからみんな、普段はたぶん、そんな正義論理を隠しているか、見ない振りしてる。自覚的にそれを隠蔽している人は、たぶん議論に強いけれど、自覚してない人が、そんな正義論理をほじり出されると、たぶんすごく弱い *Tw*
16:37 今は産科医療に従事する人が恐ろしく少ない。外科も内科も少ない。この 2 年ぐらい、全国どこの医局も、外科内科はまともに人が入らない。 *Tw*
16:38 これから少しゆり戻しが来るかもしれないけれど、この 2 年間のブランクですでに、かなり致命的なことになってる。大学は厳しい。民間病院の研修医も、メジャー科にすすむ人が少ないらしい *Tw*
16:39 近くにある公立の基幹病院が、 3 月で内科が撤退する。人口 40 万人圏内で、夜間まともに機能している分娩施設は 1 件だけになる。内科外科系の施設は、あと 3 つ。 *Tw*
16:41 一昨日の当直でも、 8 件断られて 1 時間半かかって患者さんが来た。救急隊も管轄違うし、うちなんか地図にも載ってない弱小だから、電話で道たずねながらやってきた。終わってると思った。 *Tw*
16:42 公立病院のメジャー科は空っぽになって、今度は首都圏の病院グループが、買収に走ってる。乗っ取るときには、 1 床あたり 1000 万円程度で手打ちするらしい。来たところで、もう医者なんか残ってないのに *Tw*
16:43 @sync_sync 十分いけます。 40 代になると、さすがに研修医が大変かもです。国家試験で阿呆みたいに覚えることがありますが、大体何とかなる人多いです。 *Tw*
16:46 @KaffeeBitte 自分達の世代は、クソ忙しい科に進むのが当たり前だった。もっと上の世代は、卒業してから給料出ないのが当たり前だった。そのへんから若い人みると、「若者たるんだから」なんて爺みたいな結論 *Tw*
16:47 とにかく世代ごとの文化が違いすぎて、たぶんそのへんのコミュニケーション取れてるベテランがいない。医局がどうこう、訴訟がどうこう、みんな床屋談義の域を出てない *Tw*
16:48 案外「情報が行き渡った」というのが一番大きいのかも。自分なんかの頃は、隣の病院で何が行われてるのかすら知らないぐらい、世間に疎かった。今の若い人達は、みんなで一つの生きものみたいにお互いよく分かってる *Tw*
16:49 @KaffeeBitte 自分達の頃は、医師というのは「忙しいところに進む生き物」というのが自己定義で、よっぽどの内に秘めた理由無い限り、外科内科に進む以外の選択ありえなかった。産婦人科も、当時はむしろ「ヌルい」選択肢だった *Tw*
16:51 研修医を受ける側が何かをコミットする分化がないのが医療の業界。みんなだからこそ、「何となく」の雰囲気だけで進路を決めないといけない。選択の余地ができたのは、この 3 年間が初めて *Tw*
16:52 ソビエト連邦の崩壊過程をまともに語れる人がいないのと、ある意味似てるかも。変動激しすぎて、誰も全体像見えてない *Tw*
16:54 医師は確実に増えてる。そのへんはどう批判されても、厚生省の数字はそんなにずれてない。死んだ人も生きてることになってるけれど、それ差っ引いてもやっぱり増えてる。 *Tw*
16:55 その代わり、求められる安全率が高まって、今までなら一人でやったことに 4 人ぐらい必要になったりして、医師に対する需要が激増した。自分なんか心臓屋なのに、昔は産科当直に入ってお産取ったりしてた *Tw*
16:56 医師 3 人しかいなくて、研修医が麻酔かけながら、外科 2 人で手術に入ったり、その状態で急患が来て、看護婦さんが麻酔代わって自分が手を洗うとか、昔は余裕であった。たぶんどこの病院でも。 *Tw*
16:57 今はもちろんそんなことできないし、手術と急患、全部さばくには最低でも 10 人規模の医師が必要。研修医がフロントラインに立つことはもう少ない。 *Tw*
16:58 研修医麻酔とか、普通にあったし自分も麻酔かけたけど、今はもちろんバイトの麻酔医を要請する。その人も、時間来たら帰っちゃうから、施設によってはそのあと手術はできない *Tw*
17:00 「下手になった」要素も、たぶん大きい。今いる病院のベテランは、皮下 3cm ぐらいの場所にある直径 5mm の嚢胞とか、手先の感覚だけで一発穿刺する。自分はもう、エコーガイドないと無理 *Tw*
17:01 増やしていいと思う。増やせといってる人も多い。その代わり、今から増やしても 16 年かかるし、その頃にはたぶん、人口が減ってくる。だぶつく。たぶん。 *Tw*
17:02 あとはやっぱり「大量生産」が難しい職業だから、一気に 10 倍とかにするのが難しい。「レジデント促成栽培仮説」を実証しようとして、いろんな人がそれに挑んで、未だに成功例はない *Tw*
17:04 そのへんの人数調整を、東京湾の中で巨大なタンカーを操船するお仕事にたとえた話を聞いたことがある。性能上可能であっても、実際やるのはすごく難しいらしい *Tw*
17:04 病棟 *Tw*
17:36 たぶん、ネットワークが充実すると、それに見合うだけの情報量を投入しないと、ネットワークに属した人達の暴走が始まるんだと思う。フーリガンみたいに *Tw*
17:37 たぶん昔は、お互いのネットワーク化がなされてなかったから、情報なしでも大丈夫だった。自分のところにガリしか回ってこなくてもそんなもんだと思ったし、トロ大盛りのお皿が回ってきても、そんなもんだと思ってた。お互い見えなかったから *Tw*
17:37 今は何となく、みんながトロの乗った皿見えて、他にも皿がいっぱいあるのに、何が載ってるのか見えないイメージ *Tw*
17:39 皿の上には深海魚かもしれないし、あるいはフランス料理のフルコースかもしれないし、地雷かも、あるいは天国かもしれないけれど、とにかく見えない。見えないくせに「何かある」ことは見えるから、「なんか左側の皿いいらしいよ」なんて風評に一気に流れる *Tw*
17:40 こんな御時世でも、確か昭和大学の産科なんかは人がたくさん入ったとか。教授が男気だして、給料は無理だけれど、当直明けのお休みと、事故起こしたときとの保護と、とにかく人間らしい生活の保証を打ち出したはず *Tw*
17:41 「人間らしさ」の煽り喰って、条件守れなかった、長野県の大きな病院から撤退したりしたけれど、そんな「無能排除」を目の当たりにして、コミットメントの確からしさが保証されたから、産科希望者が掘り起こされて、人が集まった *Tw*
17:42 今はだからこそ、ネットワークに見合うだけの情報が出て来ないからこそ、一歩踏み出したコミットメントは、時に「一人勝ち」に近いぐらいの効果を生む *Tw*
17:43 青森の病院は、「休めない、眠れない、保証なんて一切ないけれど、患者の需要だけは山ほどある」とコミットして、見事にみんなからそっぽ向かれたけれど *Tw*
17:46 そもそも田舎が医療機関を自前で持つことそれ自体、相当無理筋なんだとは思う。生存権で人囲おうったって、それやったら今度は公務員ルール発動して、いくら人数入れても人は足りない *Tw*
17:47 「私達は何かをあきらめます」みたいなコミットメントと引き換えに、企業とか、医療機関を誘致する戦略取る時代が来るんだと思う。ネットワークが発達するというのは、たぶんそんな宣言を要請することと同義 *Tw*
17:58 大学を本気で迂回するなら、たとえば秋田県とか岡山県とか、東京から距離のある自治体が、東京に営利目的の「県立病院」を作るとか考えないといけない *Tw*
17:59 圧倒的に足りてない「資源」を奪い合うわけだから、人口の少ない自分の県内で網張るよりも、人口が多いところに網はって、かかった人に県にきてもらう戦略 *Tw*
18:00 某民間病院団体なんかは、そのためだけにアメリカにクリニック持ってて、里心ついた日本人医師をスカウトするらしい。「アメリカ帰りの医師」は、案外日本で暮らすの大変だから、優秀な人が何人か「釣れた」らしい *Tw*
18:37 人件費が阿呆みたいに高いから大変だろうけれど、「戦争株式会社」みたいに、ある程度の賃金保証して、法的なバックを担保するなんて条件で、医師を大量に囲い込む会社ができたら、今ならいけそうな気がする *Tw*
18:38 みんな開業するほどのガッツはなくても、このまんま現状維持では何となく不満で、もう一つおまけに、「嫌なら辞めるけれど ? 」なんて、特に自治体系の病院の上の人達に言いたい人はきっと多い *Tw*
18:39 どうにかして信頼度をコミットすることに成功した会社が「うちに来る選択肢もあるよ」なんて宣伝したら、そんな中間層は、移動するか、移動しなくても「移動するよ」なんてカードを切れる *Tw*
18:40 今ある医師派遣会社は、何となく守りの経営で、辞めた人を集める組織。もうひとまわり大きく、自治体病院なんかと直接交渉するような、大資本の医師派遣会社ができたなら、相当面白いことになる。難しいだろうけれど *Tw*
18:41 県立病院のスタッフを丸々民間資本で抱える時代がきて、支払いを議会が渋った翌日、医師がいっせいにいなくなったりするの *Tw*
18:42 今の派遣会社はどこも小さくて、まだまだ何となく後ろぐらいイメージ。ちょうど一昔前の形成外科とか、マイナー科開業医みたいな *Tw*
18:43 これからあの業界が延びて、有名な先生が複数人数所属するような民間の医師派遣組織が立ち上がると、面白い。「やりがい」とか「情熱」訴えないで、あくまでも営利団体としての民間組*Tw*
18:45 不満積もった中堅医師と、食い詰めた新人弁護士と、あとは主訴ごとの手順書を計算してはじき出す統計学者を集めた会社。 *Tw*
18:46 戦争の大きな流れを追っかけてると、何となく医療の未来に近いものが見えてくるような。アフリカ正規軍の人達がいっせいに「会社員」になったりしたのも、たしか「戦士」としての自意識が、国民に否定されたのがきっかけだったとか、そんな話 *Tw*
18:50 正義とか正しさとか命の尊さとかやりがいとかを運用対象にしてる時点で、医師界も、新医師会も、やっぱりなんか違う気がする。ワイズマン警備調査会社 みたいな団体を誰かが作ったら、今なら集まる人多い。刻印魔道師と救急医師とは立場が似てる。分かる人すくない ? *Tw*
20:41 @nash_bridges 慧眼
00:36 @Dreikurs 昔、横浜の某病院が出来高払い制度導入して、みんな一斉に風邪の人入院させて、まともな重症取らなくなったことがあったりして *Tw*
00:37 開業の先生みたいな独立ルールやると、今度はたぶん、当直とか急変時の管理とか、共有のインフラにフリーライドする人が出る *Tw*
00:38 恐らくは戦争株式会社みたいな制度が安くて上等の戦果を上げるのは、インフラ整備する国の部分と、それ運用する会社部分とが対立してるからだと思う *Tw*
00:38 みんなばらばらでも、みんな一緒でも、たぶん上手くいかない。戦争会社形式は、インフラ提供する国側が大損するんだけれど、それでも正規軍持つよりは安いらしい *Tw*
00:40 @Surfin ネットワークの平均隔たり次数と、そのネットワークが扱える情報量とは逆比例の関係にあって、密なネットワークほど、大量の選択肢を与えないと、暴走して大変なことになる
00:41 今は一見、頭だらけで混乱しているようでいて、現場には「これ」という情報が一切下りてきていない、情報が極めて乏しい状態と解釈している
00:41 「頭」がどうこうの政治タームのお話は、現場はたぶん、外の人が見たら驚くほどに興味がない、はず。少なくとも自分の周囲2mぐらいはそう。
00:42 コミットメントの信頼性を担保するのは、昔は正義とか道徳、今はたぶん、見もフタもない経済のお話とか、構造の見通しの良さなんだと思う *Tw*
00:43 その辺の価値観変えたのは、緊密なネットワークが擬似的に知性作ったのかな、と *Tw*