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10:45 雪風の続編を読んだ。実体のない敵を前にして、だれもが信じられなくなって、「敵と戦う意思」を持った自らすらも、あるいは敵に汚染されてるかもしれない状況で役に立つのは「主観」という考えかたがちょっと新鮮だった *Tw*
10:46 「判断している自分」それすらも、味方なのかどうか分からない状況においては、「客観的な」ものの見かたは意味を持たない。むしろ自ら抱いた感想とか、主観的な意見のほうが大切。判断の主体を自らにおいて、意見を「客体化」するんじゃなくて、判断は相手にゆだねる *Tw*
10:47 相手もまた、自分と同じく、もしかしたら敵に汚染されている可能性はあるけれど、みんなとりあえず「死にたくない」という目的だけは、共有している。あるいは裏切られるのかもしれないけれど *Tw*
10:48 生存という目的に向かって、上官も部下も問わない、各個人が、それぞれの階層でスタンドプレーを行って、その集積としてチームワークが出現する構造 *Tw*
10:49 何もかも疑わざるを得ない状況において、唯一信頼に足るものは、真偽を問わない情報それ自体の強度と、強度を目的に転化する構造みたいな考えかた。攻殻的な、インターネット的な *Tw*
10:50 面白い本だったとは思うけれど、あれだけのベテラン作家をして、やっぱり「喋る戦闘機」に帰結するのがちょっと残念。いくら理由をつけても、やっぱり機械なんだから、コミュニケーションは態度で示そうよと思う。喋らないと小説にならないのは確かなんだけれど *Tw*
10:55 「本物の」知性なんてそこになくても、ユーザーが、機械に対して知性を感じ「ざるを得ない」状況を演出することは、今ある技術でも可能な気はする *Tw*
10:56 たとえは全然違うけれど、「ライオンキング」の冒頭、サバンナの場面に出てくるゾウだのキリンだのには本当にびっくりする。単なる着ぐるみなんだけれど、ほんの一瞬だけ、あれはジャングルに見える *Tw*
10:58 舞台設計した人は、たぶん昔の人と真っ向勝負を挑んでて、「ハイテク」に相当する物は何一つ使ってない。それでもあそこまでできる。それはたぶん、「高いお金を払った」とか、劇場に足を運んだとか、そんなところからすでに演出が始まっている *Tw*
11:00 ピカピカしたチケットがおくられてくるとか、駅降りて、夕方の劇場に歩いていくとか、そんなことまで含めて、演劇というのは、錯覚閾値を下げる配慮が為されてる。あれを無料にして、自分たちが足運ぶんじゃなくて、むこうが来てくれたのなら、もしかしたらサバンナは見えなかったかもしれない ...
11:00 技術的に「知性を見出さざるを得ない」ユーザーインターフェースができたとして、それを作って誰が幸せになれるのか、自分はゲーム以外の想像ができない。 *Tw*
11:01 人工知能で喋るコンピューターとか、未来感すごいんだけれど、今でもすでに間にあっている気はして、あと何が必要なのか、 SF 作家でもないと分からないのかも *Tw*
11:02 「おしゃべりする」ことそれ自体は、あるいは莫大な需要があるのかもしれないけれど。そんな欲求は、こんなスペースでも十分な気もする。しゃべる自動車とか飛行機とか、たぶん邪魔だと思う *Tw*
11:03 個人的にはやっぱり、単なる機械だと分かっているのに、そこに知性を見出してしまった相手に対して自爆命令を発せざるを得ないゲームが見てみたい。 *Tw*
11:05 昔「 39 歳エンジニア」という人がテレビ取材に答えてて、なんだかヒロインが最後に病死するエロゲに夢中になって、「結末が分かってるから、何度プレイしても最後の選択が踏めないんです」なんて話してた *Tw*
11:05 部屋中ポスターだらけで、もう何ヶ月だか仕事休んでて、「今幸せです」なんて。数年前。今思うと仕込みだったのかも。 *Tw*
11:22 @tomo_ 面白そう。。プレイステーションから以降、家庭用ゲームに触る時間がなかったのが本当に残念。いまでもすごくもったいないことした気がする *Tw*
11:23 ゲームに関するおしゃべりはだから、 10 年前の記憶をもとに、「 10 年後にこうなってたらいいな」を想像しながら書いてる。車輪の再発明を指摘していただければ幸いです。。 *Tw*
11:25 雲仙普賢岳の復興作業を行うときなんかは、重機を遠隔操作しないと、危なくてしょうがないらしい。限られた視界とか、操作のタイムラグが問題になって、局所局所では、たしか機械の判断みたいなものを入れてたはず *Tw*
11:26 重機に知性見出す工事の技術者とか、ブルドーザーの叛乱とかあったら、それはそれで面白そう。。物語におこすには地味すぎるか。。 *Tw*
13:20 タイトーの「ミッドナイトランディング」なんか、詐欺みたいにチープな光の点々だけで空港表現してたけれど、筐体が密閉型だったから雰囲気よかった *Tw*
13:22 PC88 あたりで十分に再現できたようなゲームなのに、外側を壁で囲うだけで、 1 ゲーム 200 円、そこそこお客さんも入ってた。後年になって、ちゃんと背景描いた「トップランディング」が出てきたから、おそらく最初は、技術的に空港を再現できなくて、苦肉の策として夜中の設定 ...
13:23 「囲って真っ暗」の演出効果は、あれ以降あんまり出て来ないけれど、もっと追求する余地はありそう。戦場の絆はやってみたい *Tw*
14:30 メモ: http://www.sonycsl.co.jp/person/rekimoto/tsense/soft/indexj.html ThumbSense タッチパッド用の新しい対話技法およびそれを実現するソフトウェア *Tw*
15:09 コミュニケーションに言葉を使われた時点で負けなんだと思う。機械に知性を錯覚してもらうことを意図するならば、人間側に「言語」を忘れさせるような、「そんなの言葉でいえばいいのに」という状況を回避するような演出が必要 *Tw*
15:10 弾幕で語る。動作で語る。相手に言葉を想定しないから、人間側が、相手のシグナルを覚えないといけないような。機械側に人間に歩み寄らせると、錯覚はそれだけ遠くなる *Tw*