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09:59 小児科の先生としゃべってた。小児救急のこと。 1 歳から 4 歳のお子さんに多い「不慮の事故」は、交通事故みたいな血が出るものよりも、溺水が圧倒的に多いらしい。海とか沼とかダイナミックなところじゃなくて、自宅の浴室とか、洗面器にはまったとか *Tw*
10:00 助からない子供さんは、やっぱり助からないらしい。ただ海外に行くと、アメリカなんかは 100 小規模の小児専門センターが州ごとにあったりして、やっぱり人数充足してるらしい *Tw*
10:01 人数が多くても、出来ることはそんなに変らないのだけれど、手術の時、今すごく困ってるらしい。外科方面の専門分化が進んで、小児に手を出す人が減って、診断はついても、治療するために転院とか、増えてるらしい *Tw*
10:02 昔なら、外科の先生が小児領域に踏み込んできて、何とか手術したらしいんだけれど、今はもちろんみんな怖いから、脳出血なんかでも「小児科の先生主導でお願いします」とか、専門家が及び腰になって、子供受けてくれないんだと *Tw*
10:04 日本にも、欧米並みの小児医療センターがあって、ほとんど県ごとに、少なくとも数県に一つぐらい、海外に後れを取らない規模のセンターはあるんだけれど、入院歴と年齢とが一致してるようなお子さんがたくさんいるから、子供受けてくれないらしい *Tw*
10:04 うちの県にも小児の専門センターがあるけれど、救急輪番取らないし、大学から転院以来お願いしても、そもそも稼働してるベッドの数が 1 桁しかない。ベッドたくさんあるんだけれど、何年も前から埋まってるから *Tw*
10:06 年齢と入院期間が同じ子供さんは、そのセンターで生まれて、そのセンターで育って、専門家が張り付くの止めたら、たぶん亡くなってしまう。間違いなく最重症。一般病院からセンターにお願いするような子供もまた、もしかしたら昨日まで元気だったけれど、今は重症。 *Tw*
10:07 慢性的な重症と、今重症になったお子さんと、どちらが専門家のリソースを使うべきなのか。センターには専門家がいて、救急の現場には専門家に対する需要があって、でも専門家はセンターにいて、ベッド使えない状況 *Tw*
10:08 長野の小児センターが、一時救急を取る、取らないで揺れた。お母さん達の団体がたしか反対してて、「救急取ったらうちの子の介護が薄くなる」なんてやってた *Tw*
10:09 生まれてずっと重症だった子供と、昨日から重症になった子供と。「どちら」を決めるのは、まさに神様がやらないと無理なお仕事で、それを現場に決めろとか、「トリアージ」とかいわれても、厳しい *Tw*
10:10 アメリカなんかだとすごくドライで、重篤な先天性疾患のお子さんが手術が必要な状況になっても、そこまでですから、と割り切って、何もしないらしい。天文学的なお金かかるだろうし *Tw*
10:11 お金というのはこんな時、なんだかんだいっても神様みたいに振る舞う。リソース特盛りが許されてた状況に「分配」の問題が発生する、日本はそれだけ豊かだったのだとも言える。少なくとも「ジョン Q 」みたいな問題は、日本ではおきにくいはず *Tw*
10:17 @tomo_ 白黒の流れで、最後にカラーが出てくると驚きますね。。 *Tw*
10:37 イラク訴訟のお話、実質勝ってるシミン団体の人達が、やっぱり自衛隊は司法を愚弄してるとかやってる。裁判官の人が作ったメッセージは、もう早速利用されてる *Tw*
10:38 政治家の人も、市民団体の人も、司法の判決というものは、従うものでなくて利用するものだと、たぶんずいぶん前から割り切ってる *Tw*
10:39 病院という場所に、治癒でなく承認を求める人が増えたように、司法の現場なんかにも、たぶん裁判官の人達が本来想定していない、「どれだけ悪い」とか「どちらが悪い」じゃなくて、裁判官の言葉とか承認を求める人達が増えてきて、きっと困ってる *Tw*
10:39 医療なんかだと、それやられるようになってから、昔ながらの診断学が通用しなくなって、現場すごく困ってる。やりかた変えればいいんだけれど、よかった昔知ってる上の人達は、やっぱり正しい手続きにこだわるから、すごくやりにくい *Tw*
10:40 現場が変って熊手のタイムラグは、やっぱり医療機関を積極的に承認販売装置として利用する人達に、いいように使われる。同じことは何となく、司法の現場にも起きてる。タイムスパンはもっと長いんだろうけれど *Tw*
11:34 ごく漠然とした印象でしかないんだけれど、今回は、はてブでは荒れ模様だった割に、 mixi からアクセスする人が誰もいなかった。 *Tw*
11:35 エントリー書いてて、たまにアクセス増えたりすると、 mixi でも誰かが日記に書いてたりするのだけれど、リファラを追っかけても、 mixi から来た人が誰もいない。 *Tw*
11:36これはひどい」のタグつく文章なんか、むしろ匿名性の高い日記コミュニティでは、もっと話題になってもおかしくないのに。 *Tw*
11:36 やっぱりコミュニティごとに、人の棲み分けみたいなものがある程度あるんだろうか。。 *Tw*
15:01 ネットの向こう側にはいい人がいるように見える現象というのがある、気がする *Tw*
15:02 要するに薄めで見るとみんな美人に見えるとか、水木写真の胸と腰とを黒く塗りつぶすと、ヌード写真に見えるとか *Tw*
15:02 たぶん見えないものが多い部分は、投影で補完される。帯域幅が圧倒的に狭いコミュニケーション手段は、だから実像を想像で補いながら、会話が進む *Tw*
15:03 そこに善意を投影するのか、悪意を投影するのかは、その人の自由であるはずなのに、たぶんみんな、基本的に 「 善なるもの 」 を投影している気がする *Tw*
15:04 炎上現象というものは、あるいは何かの理由でコミュニケーションの帯域幅が広がって、普段想像で補っていた実像が、想像とずれた時に起きるような気がする *Tw*
15:04 サンプリングポイントが増えると、補完で補っていた実像は、時に大きな変化をするはず *Tw*
15:05 今創造してるのは、 CD プレイヤーの DA 変換のお話 *Tw*
18:17 自分たちの業界では、今になってようやく、「航空会社のヒューマンエラー対策はすごいよね」なんて話題になって、航空業界引退した人が講演したりしている。 *Tw*
18:18 今はもう、航空業界だって安全どころの騒ぎじゃなくて、生き残りに必死なのに。ある意味「昔話」を今になって聞いているようなところがあって、先立つものないのにお金かかるシステム導入してどうするのかな、と思う *Tw*
18:19 航空業界の取り組みは、少なくとも安全をある程度担保できていて、今でもやっぱり進んでいるように見える。うらやましいけれど、その代わり、やっぱりあれをやるにはお金がかかる *Tw*
18:20 実際問題、航空安全のお話でよく引用されるアメリカの航空会社は、「今どうしてるんだろう ? 」なんて調べると、とっくの昔につぶれてたりする *Tw*
18:21 結局可視化手段がないのが問題なのだと思う。見えないから、手を抜いても分からない。安全であることをお金で買えないから、市場が成立しない。レモン市場だったか、中古車業界がしばしば成立しないなんて、非対称情報経済のお話 *Tw*
18:22 安全のお話を、例によって「市場の失敗」目線で語りおろすと何か面白いのかもしれない。本当は、こんなものも市場化した方がいいような気がする *Tw*
18:23 市場化という方法をとらないで、国が「あるべき姿」を提示して守らせるやりかたは、やっぱり現場が死んでしまうような気がする。 *Tw*
18:23 高橋がなりだったか、マネーのとらで叫んでた社長さんが農業の会社起こして、なんだか新しい試みやろうとするたびに、現場からは「それやると補助金が…」なんて声が出てくるとか嘆いてた *Tw*
18:24 要するに農業も、もはや国内では産業として成立してなくて、国家が考える「あるべき農業」をいかにその通りに演じ続けるか、そんなことが生存戦略として生きてくる部分があるらしい。 *Tw*
18:25 医療なんかもそうだし、それになれてしまえば、それは案外窮屈でも何でもなくて、異文化持ち込む人に対して「君はもっと現場を知ったほうがいいよ」なんて説教くれたりするんだけれど、やっぱりなんだかゆがんでる。 *Tw*
18:26 あまりにもその状態が長すぎて、中の人には歪みが認知できないぐらいに。下手すると自分も含めて。 *Tw*