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11:28 @p_shirokuma あるある。。
11:29 TBSでやってる「夢の扉」という番組をときどき見る。このご時世に、どういうわけだか医師を褒めちぎる特集を組む。
11:30 たいていは個人の病院で、主流に外れたことをやっている人。主流に外れていることは、必ずしも間違っているという意味ではないけれど、「大きな施設で普通の仕事を無難にやってます !!」なんて人はでてこない
11:32 番組のパターンはだいたい決まってる。前半3割は医師の紹介、そのあと苦しむ患者さんの取材と、よくなった人の取材。水戸黄門だと印籠をかざすあたりになると、必ず「困難な症例」が登場して、もちろん必ずよくなる。最後に「夢を語って下さい」とか、その人持ち上げて終わる
11:33 @p_shirokuma 冷や汗は、なんか語りますよね。。冷や汗かいた患者さんはやっぱり怖い。交感神経はだますけれど、迷走神経は正直な印象
11:34 昨日やってたのは、大腿骨を人工関節に入れ替える医師。50歳。北海道の、たぶん個人の病院。30代とか40代前半とか、ものすごく若い女の人つかまえて、片端から人工関節に入れ替える。番組に出てきた患者さんは、たしかに喜んでる
11:35 変形性股関節症という病気は、たしかに痛くて、治すの大変らしい。人工関節置換は一つの解決策として、決して奇抜ではないらしいけれど、20年ぐらいしか持たない。取材されてた先生は50歳だったから、あれは時間切れで逃げる戦略ではある
11:36 一般病院は、20年の壁があるから、手術避ける。できれば自分の骨生かして、骨切り術検討したり、薬で粘る。もちろん関節置換の対象になる人もいる。
11:37 マーケティングの一つの戦略として、「大丈夫ですよ」を笑顔で断言できるお客さんを囲い込んで、その人達限定で「大丈夫です」をいいきるやりかたは、これから増えるのかもしれない
11:38 前取材されてた、末期ガンの人しか対象にしないクリニック。患者さん絶対に1年以内になくなるから、文句言わない。若い人限定の、人工関節置換。若い人の骨は基本健康だから、トラブル少ない。20年経ったら大変だけれど、その時にはそのクリニックはなくなってる
11:39 大手自動車メーカーに対抗しようとして、弱小メーカーがフルラインで車そろえると、間違いなく潰れる。その代わり、たとえばジープだけ作り続けたら、そこはマーケット小さすぎて、トヨタとか入ってこない。生き残れる。ジープがジープであるかぎり。
11:40 総合病院目指すんじゃなくて、自分だけ生き残れて、大手がやらないことだけやるゲリラ的な戦術は、たしかにありだとは思う。ずるいけれど。それは要するに、トラブル起きたとき、大手に患者さんぶん投げますよ、といってるのに等しいわけだから
11:41 「大丈夫を断言できる特別な人」を切り取る戦術は、それでもこれから増えるんだと思う。同級生の内分泌内科だった男は、音信不通になって、去年から「ハーブしか使わない女性外来」をはじめてた。西洋薬捨ててた。専門のくせに
11:43 薬出さない西洋医者。絶対に亡くなることが確定している人しか相手にしない腫瘍外科医。そもそも病気でない人に「生活指導」を売る内科医。点滴バー。ニッチを探せばまだまだたくさんあるけれど、やっぱりずるいというか、ここ目指しちゃいけない。
11:44 「夢の扉」という番組は、たぶん「ジャパネット高田」みたいな広告番組なんだとは思う。やりかたができすぎてるし、良くも悪くも、取材されるまで同業者が誰も知らなかったようなところばっかり出てくる。あれは自ら売り込まないと、見つからない気がする
11:45 あるいはこれから、視聴率から自由な番組というのは、一定の数増えてくるのかなと思う。お金払って番組の枠買って、取材してもらうような。見たこともないような医療を取り上げて、褒めちぎる番組なら、見る人は見るだろうし。
12:46島健太郎 氏が大絶賛してると、なんだか iPhone の失敗が確定的なものになってしまった気がする。。
12:48 iPhone 発売はよく分からないけれど、子供が発明した電脳鬼ごっこはすごいと思った。相手に欺瞞情報流せるかくれんぼだとか缶蹴りだとか、すごく面白そう。小学生がアイデア出して、それすぐに実現できるDS というものも、懐深い
12:49 このあたり、4000円払って「鬼ごっこ」というゲーム発売するようではまだまだで、ゲーム機単独で、小学生のアイデアを受け止められるという部分がすごい。昔ながらの子供の遊びは、けっこう応用効きそう
12:53 電脳鬼ごっこをやってる子供達をハックして、欺瞞情報で子供の動きをコントロールして、ハーメルンの笛吹き男よろしく、子供達を車に誘い込む誘拐犯とか出てきたら、攻殻機動隊っぽい
12:54 やたらと賢い子供を主人公にして、誘拐犯と情報戦やってみたり、欺瞞情報をやりとりしながら誘拐犯の場所を特定したり、「少年探偵団 2.0」みたいなの書いても面白いかも
12:55 プログラム駆使する大人のハッカー同士の争いもドラマになるけれど、本来情報戦というものは、言語ゲームであるべきで、誰にでも理解できるぶん、そのほうがきっと面白い。ソーシャルハッカー同士の争い
12:57 子供の群れが大人を倒すと「コナン」になっちゃうから、子供の主人公が、誘拐犯の振る舞いをリバースエンジニアリングして、操った先に交番があったなんてオチになるのが正しいか。。
13:31 「射即人生」 「正射正中」 「破邪顕正」 「会者定離」 「射心常住」 「射裡観徳」。「礼記」射義編に出てくる弓道の言葉。生活と型、「射」との関係について。段位診査に筆記試験があって、「正射正中について述べよ」とか、小論文書かされる
17:43 心臓外科手術の中盤、心臓を氷で冷やす状況があって、凍らせた生理食塩水をかき氷にして、心臓のまわりに入れる。「医療用かき氷器」があるんだけれど、滅菌してればなんだって一緒だから、たいていの先生は、「マイかき氷器」を持ち込む
17:43 これがペンギンのかき氷器だったり、キティちゃんのかき氷器だったり、ハードなイメージで売ってる心臓外科医が、あえてかわいい系のキャラクターを選ぶのが習わしだったけれど、今はどうしてるんだろう。
17:44 いろんなものが「不謹慎だ」とか騒がれる中で、このあたりもあるいは、昔みたいな内輪にしか分からない「粋」を追求する人いなくなったのかも
20:12 通信鬼ごっこ、誰でも好きな人間の名前騙って、リアルタイムに欺瞞情報流せると面白い。この意味で、個人が特定できる携帯電話は役不足で、匿名性は欠かせない
20:14 1対1なら無敵だけれど、たとえば4対1になると殺されてしまう鬼が主人公の人狼ルールが基本。人間側に欺瞞情報ばら撒いて、集団を分断するのが鬼の戦略
20:15 鬼が感染していくゾンビルールだと、時間軸とともにネットワークがどんどん信用できなくなっていく。猜疑心増して面白いと思う
20:16 鬼役が移動していく憑依ルールだと、一度鬼を経験した人間には免疫ができるから、ネットワークを流れる情報の確度は、時間とともに増して行く。嘘つかなければ
20:17 @sezu むちゃくちゃ面白そうですよね。。子供が遊んで、大人がネットワークごと乗っ取って、汚い大人が猜疑心ばら撒くの
20:19 実世界では鬼を不可視にしといて、「木村が田沢を食ったぞ」とか、「人間は3号館の前に集合しよう」とか、いろいろ流す。
20:20 「僕は梅田が信用できないと思う」とか、みんな匿名で、あることないこと書く。猜疑心蔓延して、リアルで友達関係壊れるかも