twitters for the day

10:31 「分からないもの」に対する態度というのは、同じ「科学」の言葉をいただいていても、学問の分野ごとに、ずいぶん振るまいが違うような気がする
10:32 「戦争の心理学」は、あくまでもあれはインタビュー集であって、そこに記述された「事実」には統計的な裏付けが乏しいし、戦争を生き延びて、上官にインタビューを受けた兵士の言葉なんて、「兵士一般」の心情には遠い
10:34 あの本で「検証された」結果を基に訓練を積んだとして、だからそれが正しいのかどうか、あれ書いた人も、批判する側の人も、たぶん検証できない。その代わり、新しい訓練受けた兵士が戦場に行って、たしかに帰ってきた兵士の数が増えていれば、軍隊はそのやりかたを踏襲する
10:35 訓練を変更した。たくさん撃てるようになった。それはもしかしたら、ライフルの引き金が物理的に軽く改良されたためなのかもしれないし、訓練それ自体もまた、果たして作者の意図通りに「聞いた」のか、誰にも分からないけれど、軍隊はたぶん、上手くいっているものは変えない
10:36 ロケット工学の人達なんかも、何か新しいことを始めるときには、「過去に上手くいったケースを探す」のが修正みたいな気がする。火星にパラシュートで降りましょう、なんてタスクは、未だにバイキング宇宙船時代のパラシュートがそのまま使われる
10:37 火星にロケット打ち上げて、着陸させるなんて経験は、もちろんアメリカですら数えるほどしかできないから、十分なサンプルを下にして、統計的に検証するなんて不可能で、だからあの人達は、「過去に上手くいった」ことを、すごく大切にする
10:39 自分たちの業界は、たぶん「戻れる」を積み重ねて、飛躍を最小限にするように振る舞う。飛躍することで一気に治癒に持って行けるけれど戻れないやりかたと、「戻れる」を10回重ねないといけない代わり、飛躍は最後の最後にできるやりかたがあると、自分たちは後者を選ぶ
10:40 このあたりは、経済とか経営畑の人達は、あるいは逆なのかもしれない。解決不可能問題に対する態度というのは、いろんな業界の人と会話する上で、「自分たちはこうだよ」がきちんと説明できないと、水掛け論に陥ってしまいそうな気がする
20:43 「すごい」だとか「あたまがわるい」だとか、形容詞というものはベクトル量で、起点になる場所と方向、あと大きさが明示されないと、解釈が様々に分かれて炎上する
20:55 身も蓋もないけれど、反論できないお話というものが、結局一番役に立つ気がする。「勇気がないんでしょ」は反駁要素を残してるけれど、「結局お金だよ」は、案外それが少ない。勇気とお金の意味あいの違い
21:19 地元のお祭りが終わって、さっきから救急車がガンガン来てる。いつもに数倍するペース
21:19 お祭りの日は、ただでさえけが人多いのと、どういうわけだか理不尽な、酔っぱらったり暴れたり、最後は警察の代わりに救急車呼ばれちゃいました、みたいな人がたくさん来る。普段はあんまり出てこないような人達
21:20 こういう日はだから、どこの病院も、ないかの責任当直を放射線科にしてみたり、外科の責任当直を眼科にしてみたり、「無力なワタシ」を全力でアピールして、救急車断る。今日は他の病院がこれやって裏切って、ひどいことになってる
21:21 外科とか内科とか人少なくて、いなくなると病院潰れる。当直とか、一応「平等」だし、何でも診られる医師は一応保護しないといけない
21:22 トランプのゲームなんかと違って、だから公立の病院では、カードの切り方が異なってくる。今日みたいに、荒れることが最初から読める日には、そもそも患者さんの診察なんてできない、眼科一人当直みたいな「弱い」カード切る
21:23 かかりつけの患者さんとかガン無視してきて、自分たちが切れて抗議の電話とか入れても、眼科の女医さんが「眼科なんですぅ…」なんて、弱さ見せつける。
21:24 急所蹴っちゃいけない総合格闘技では、だからこそ大股開いて急所を見せつけて、リングに大の字になって、相手ににじり寄る。あれは競技だからそれでも成り立つけれど、救急みたいな実世界でそれやってほしくない
21:25 これから先、外科とか内科減るから、たぶんもっとひどくなる。このあたりはもっと上の組織が「病院ごとの機会平等」ルールやらないといけないけれど、今はもう、なんで儲ける人なんて絶滅危惧種だから、それやるとたぶん、救急徹底する病院増えてくる
21:26 田舎のちんけな祭りでもこうなんだから、浅草方面とか、たぶん地獄なんだろうなと思う。全身入れ墨の人が御輿に上って問題になったような奴。
21:27 研修医やってた頃は、だんじり祭りの日になると「今片砕けた人が2人目です」だとか、岸和田の病院から、皮膚科の先生が実況中継とかやってた。あの頃は、お祭りの日は病院もまたお祭り状態で、忙しいのを楽しんでた。たかだか10年前のお話なのに、今はずいぶん変わった
21:29 このお仕事は、働いている中の人からしてみれば、少なくとも楽しいものであったはずで、それがいつの間にか厳しいものになって、いまではそれが、なんだか忌否されるような、変なイメージのものに変わった
21:30 自分たちがやってることには、そんなに大きな変化がないのに、楽しくなくなった。仕事それ自体が楽しくなかったのか、単純に飽きたのか。それとも、楽しいと感じてたのは、単純にほめられるのがうれしかったからなのか。そのへんよく分からない
21:33 楽しんでたことと言うのは、利害が対立する外野から「でも楽しんでるんでしょ?」なんて言われると、とたんに楽しくなくなるのはどうしてなんだろう。そういうのは、そもそも楽しんでなかったんだろうか。。
22:10ダークナイト」なんだかすごく評判良さそう。。見てみたい。
22:11 試写会見た人の感想読むと、悪の為の悪みたいな、手段それ自体が目的みたいな悪役が画期的だとか書かれてる。
22:12 それだけだったら、「ヘルシング」の少佐読めば十分な気もする。いい意味で予想裏切ってくれるなら、是非見てみたい。
22:15 楽しみを運用されると、もう楽しくなくなる。運用を許さない楽しさ定義をできた業界は続くし、運用可能性を許した業界は、たぶん他の誰かにくいものにされてしまう
22:16 エレコムのギアドライブキーボードを1年間使ったけれど、結論として、やっぱりこれはダメだと言い切らざるを得ない気がする。
22:17 普通に使っている分には、このキーボードは薄くて比較的タッチがまともで、まあまあ打ちやすいものだけれど、自分用の配列に書き換えて、ちょっと本気出すと、もうキーの戻りが指についてこない。
22:18 何か考えたことをまとめるには、役不足といわざるを得ない。後はギアの弊害なのか、キーに指を触ってから、コンマ秒の初動が遅い気がする。キーに指が触れて、ごくわずかに力を加えて、ギアが回りだしてから出ないと、キーが下がった感じがしない
22:20 @hisame 音は静かかも。でもなんと言うか、指を伝わって体に入力される情報が多すぎて、うるさいかんじ。病院で使ってるthinkpad のキーボードの方が、シンプルな分ノイズ感少なくて打ちやすい
22:21 @sentaro0525 夜食の定番でそれやられると、その日の当直乗り切るエネルギーが赤字になって厳しいんですよね。。焼きそばだと、それでも救いようはあるんだけれど。最近はだからぺヤングばっかり。。
22:22 田舎はキーボードを「打ってから買う」ことができないのが辛い。本当は東プレの hhkためしてみたい。奥さんが打てないだろうから、却下されるの見えてはいるんだけれど
22:24 キーボードのよさを売りにするノートパソコンが意外に少ない、というか、ほとんどthinkpad しかないのはどうしてなんだろう。案なのは言ったもんがちなんだから、とりあえず「よさを追求しました」なんて言い切っとけばいいのに
22:26 @nash_bridges 「フックする」の言い回しが不思議と好き。。「釣る」に通じるような気もするけれど、少しだけ違う。
22:27 @hisame それはショック。。そうだとしたなら、あれはしょっちゅう使っているのに、「素晴らしい」とか感じなかった。しょせんは先入観が全て?
22:28 thinkpadとか、キーを支える底板の材質を、アルミと鋼とチタンあたりから選べたらいいなと思う。違いなんてわかりっこないんだろうけれど、こだわる人は、きっとそれがうれしいだろうから
22:32 @alohakun 風の大地は「丁寧語のバキ」と再解釈すると吉かも。。才能が全てで、すごそうに描写されるライバルも、引き立て役にしか過ぎないという。。