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  • いまぽちぽちと作っている研修医向けの本は、反響といえば、1日にせいぜい2件ぐらい。「書き換えました」なんて内容のほとんどは、自分で調べたり、あるいはリアル世界の上の先生に無理矢理聞いたものがほとんど #
  • それでも2004 年に同じことしたときに比べれば、あのときは1ヶ月待って、書き込み3つぐらいだったから、圧倒的に反響増えたとも言える #
  • オープンソース運動みたいな、例外的な大成功事例にあこがれて、ネットを使ってみんなで何かやろう、なんて思った人たちの多くは、けっこうこうした理想と現実とのギャップに落ち込んで、やめてしまうんじゃないだろうか #
  • 同業者の人たちでも、たしかM3 だか日経だかの会員制ページでマニュアル作りましょうなんて動きがあったはずだけれど、ああいうのどうなったんだろう #
  • 「インターネット上でうんぬん、」という言い回しは、実際にネット上で何かものすごいものが自然発生する、というよりも #
  • 「今ネットを使ってこんなにものすごいことをやっているんです」なんて、爺医の人を驚かせて、「是非先生にもご参加いただきたいんです」なんて、無理矢理自分のやっていることに引きずり込む方便として使うのが、ネットの正しい使いかたなのかも #
  • @ottohseijin いわゆる「分担執筆」というのは、何か違うような気がするんですよね。。むしろ一人が書いて、書いたもの持って、いろんな人から添削をもらうような形式をとってみたいなと #
  • たぶんボランティアに何かを期待するときにもそうなんだろうけれど、一番「おいしい」仕事こそ、自分以外の誰かに割り振らないといけないんだろうと思う #
  • 教科書を書く上で、もちろん一番楽しいのは「俺の意見」を、内容として書いているときで、それを論文で検証したりだとか、ましてや引用論文の参照ページを小さくメモ書きしたりとか、頭かきむしりたくなるぐらいめんどくさい #
  • 本当はだから、「内容は全部僕が書くから、読者の皆さんは論文レベルでの検証よろしく」なんてやれたら最高なんだけれど、それはたぶん、バンドやりたい人が、「ボーカル以外全部募集」なんて書くのと同じなんだろう #
  • そういう意味で、ほとんど全ての段落に引用論文の参照ページをくっつけたMGHのマニュアルは、あれは作者の根性ものすごいんだろうと思う。書いてる人はたくさんいるみたいだけれど、ガバナンスのコストは相当高かったんだろう #
  • 何かを広めるときには、たぶん今顧客として想定している人のことは横に置いておいて、顧客として想定する人たちがかかわらざるを得なくて、なおかつ競合者のいない領域のシェアをぶんどるやりかたするといいのかもしれない #
  • 以前売られていた「医者からもらった薬が分かる本」というのは、あれは患者さんを想定顧客にして、他の業界との関わりが少ないものだったけれど #
  • あれをもう少し攻撃的に、「医者からほしい薬をもらう本」にして無料配布したら、現場の医師は、それをやった人間に対して、真っ正面からかかわらざるを得なくなる #
  • 目的が、売りたいとかじゃなくて、反響がほしい、というところにおけるなら、あるいは「研修医向けのマニュアル」なんてものも、想定読者を考え直したほうがいいのかもしれない #
  • それこそエビデンスに基づいた診療ガイドラインなんかも、「医師会監修」とか書かれていても、現場はみんな「エビデンス(笑)」なんて反応するだけでまじめに読まないし、明日からそれに従おう、なんて思う人は少ない #
  • ところがものすごくいいかげんな診療ガイドラインが出版されたとして、それにいくつかの医療系市民団体が相乗りで「支持」を表明していたら、自分たちはもう、スルーできない #
  • そのとおりに従うか、少なくともそのガイドライン作った人と相対して、その内容を「よりよく」直していく作業に、自らも巻き込まれざるを得ない。こういうのが目標なら、こういうやりかたは有効な気がする #
  • @mayutan 昭和30年代のワンダーフォーゲル部に通じるものが。。 #
  • Clinical Clerkship という本を読んでる。昔のSaint-Frances Guide。こういう内科全般本を読んでいると、各々の本を書いた人が、やっぱりどこかに不得意分野を持っているんだな、なんて何となく思う #
  • 得意な分野ほど、不思議なもので、あらゆるものが当然に近くなるから、かえって書けなくて、検査とか治療がおおざっぱになる。逆に不得意分野になると、何が重要なのか体で分かってないから、不安を裏返して、検査が微妙に濃くなる #
  • 膠原病とか、ましてや血管炎の患者さんなんて、ほとんどの医師が診たことない上に、それを疑って診断した、なんてかっこいいんじゃなくて、何となく検査をたくさん出したら引っかかった、という経験しか持っていない #
  • 一度それやると、その分野だけ、疑ったら検査、というやりかたを繰り返すようになる。Pocket Medicine にもそういうところがあるし、Clinical Clerkship にも、やっぱりそういうところがある。 #
  • いろんな本をつまみ食いして作っている自分のマニュアルは、必然的に、ほとんどあらゆる症状に対して抗核抗体とANCAの提出をお勧めすることになってしまう。このままだと腐る。 #
  • @koizuka 普段「そういう人がいる」ことを想定していないから、目の前に座られても分からなかったり。 #
  • そもそも今の医学教育は「臓器別」だから、複数の内臓にまたがった病気になると、専門が決まらない。知識というか、体系の中での居場所がない。居場所のない知識というのは、頭に根付かない。 #
  • これが肺炎なら熱と咳が出る病気だし、心不全なら息が苦しくなってむくむ病気だし、疾患を、一言で紹介できる。これが膠原病になると、もうあらゆる症状が出現する。「一言」で言えない病気は、今の体系だとものすごく不利 #
  • @koizuka 頭、首、肺、心臓、肝臓…なんて臓器別の授業があって、骨とか関節とか、「感染症」なんて項目もあるのに、最後に「全身の病気」なんて単元が残って、そこに分類不可能なあらゆる病気が投げ込まれる #
  • 臓器で分類する、というやりかたは、例外ケースがたくさん出てくる時点で無理がありすぎなんだけれど、かといって、病気の原因別になると、今度はほとんどの病気が、そもそも原因が分かってない。心不全一つとっても、どうして「不全」になるのか、分類できない #
  • ゲデヒトニスは、同縮尺のペーパークラフトなんかでどうにかならないだろうか。。 #
  • tinyurl.com/cak2ll 本当に作っている人がいた。。 #
  • そういえばクローズドな場での医師の振るまいかたを相談しましょう、なんて趣旨だったWikiJBM も、けっこう鳴り物入りで作ったはずだったのに、2008年9月以降更新止まってる #
  • @odakin 実際に「心不全」の診断を巡って検死の人と議論になることはよくあります。。 #
  • @mayutan 「いかがわしいキャンプ」と曲解しておけば、間違いないかなと。。団塊世代の人たち怒るだろうけれど #
  • 化学療法の講演会を聞いてた。看護師さんの発表中、「インターネットが得意な人」という言葉が出てきて、一瞬どんな人なのか創造つかなかった #
  • 検索できて、ダウンロードできる人のことを指して「得意な人」と形容しているみたいだった。そんなに年いってなさそうな人だけれど、そんなもんなんだろうか。。 #
  • @sync_sync やっぱりこういうところにいて「世界」を見てると思ったら、間違いなく全然違う。 #
  • 「インターネットが得意じゃない人たち」は、下手するとニコ動しらない。あるいは、ああいうメディアを携帯電話のサービスと思ってる。PCで動画見られるとか思ってない #
  • @kururi1007 それでもみんなパワーポイント使うんだから、マイクロソフトは偉大。。 #
  • @ffi LaTeX はじめた頃は「パスを通す」が分からなくて、1ヶ月ぐらい苦しみましたね。。当然すぎて、参考書にも書いてなかった #
  • @jj1bdx ネットがインフラとして機能するためには、「得意な人」という言葉それ自体を放逐しないと厳しいですよね。。 #
  • このあたりテレビなら、前に座ってスイッチ入れれば写るんだから、やっぱり得意不得意作りにくい。「テレビが得意な人」というのは、よく分からない。昔は周波数の同調取るのが上手とかあっただろうけれど #
  • それでもさっきまでやってた「インターネット中継」なんて、90年代初頭みたいだった #
  • カクカクの動画と、スライドが映されて、しばらくすると司会の人が「皆様アンケートをクリックしてください」「ここで回線を一度止めます」なんて言葉発して、20秒ぐらい待つと棒グラフがでる #
  • これやるのに専用回線240本契約したとか、最後に主催した製薬メーカーの人他胸張ってた。絶対騙されてる #
  • @jj1bdx 便利になればなるほどに、バックグラウンドが隠されていくという。。そのあたりはテレビも一緒なのでしょうけれど #
  • それこそインターネット講演会なんて、ニコニコ生放送契約すればいいのに、とか思った。リアルタイムで動画流して、見てる人も、リアルタイムでコメント書ける #
  • こういうのは、演者そっちのけで、パネリストとコメントする人とがパワーポイント画面の上でバトルするのが面白いのに #
  • そういう意味ではニコ動なんて「インターネットが得意な人」たちのメディアだから、最初から考慮の対象外なんだろうか。。 #
  • @koizuka 絶対にこの方向に行くのでしょうけれど、「得意でない人たち」がこういうのに慣れるまで、あと何年かかるんだか #
  • 10年も昔だったら、真っ先にPC導入して、アップルの高いパソコンでスライドつくって、インターネット契約して論文検索して、こういうのは医療強かったのに #
  • 今では演者の人が「インターネットが得意な人たちなら」とか言ってる。この10年間、みんないったい何してたんだろう。 #
  • たぶん医師はずっと医師のままのはず。。アメリカ人みたいには行かない。たぶん。 #
  • @p_shirokuma そうそう。参入障壁下げるだけ下げて、「○○病院の○○です。すばらしい発表をどうもありがとうございました」を追放できたら次のステージに行ける。 #
  • @jj1bdx あれがすごく嫌。。かといって、自分だけ空気読まない切り出しかたしても誰も得しないから、あわせるのですけれど #
  • @bornfromsilence わさび醤油によく合うアボガドに練乳がいけるなら、マグロのお刺身とかでもいけるんですかね。。。 #
  • @zaw あれは一瞬、何言われてるのか分かりませんでしたね。。「歩ける?」と見知らぬ人に聞かれたみたいな #
  • @REVI 鉛管。。 #
  • 検索しながら返信、は、Twitter だとなかば当たり前っぽい気がする。ここにいるのはみんな「インターネットが得意な」人ばっかりそうだから #
  • 心カテのライブデモには表チャンネルと裏チャンネルがあった。表では、術者の先生と、パネリストの先生が「そのとおりです○○先生」みたいにしゃべる #
  • これが裏を聞くと、「昨日○○先生は朝5時まで呑んでて、今もまだ手が震えてるみたいですねー」だの、「ここでカテーテル交換したら負けだ、なんて、今内心焦ってますよ」とか、ものすごくひどいこと言ってる #
  • まじめで空虚で論文引用する「表」と、下世話だけれど実用的で頼りになる「裏」と、あれは上手だなと思った #
  • あれをやるためには会場とカテ室とを衛星回線で結んで、会場に集まった全員にラジオを配って、さらにローカルFMを最低でも2回線流さないといけないけれど #
  • ニコニコ生放送のインフラなら、同じことを1回線でいける #
  • お腹を壊しやすい人向けに開発されたメグミルクとか、悪い冗談にしか聞こえない。止め刺されそうだ。。 #
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