Sun, May 01

  • 02:17  2人と3人との違いが、人を動かしたり、何かを信じてもらう上では恐ろしく大きいのだと思う。1人と2人との違いはそんなに大きくない
  • 02:18  こっくりさんは3人いないと成り立たない。あれを2人でやると、今の動きがどちらの意図によるものなのか、反対側にはすぐ分かるから、意図を出せない。
  • 02:19  こっくりさんを2人、あるいは1人で成立させる条件というのがそれでもあって、その場にいる人全員が心の底からこっくりさんを信じるのなら、指先の動きはそこに呼ばれた霊の意志であって、個人の意図ではなくなる
  • 02:20  一人こっくりさんのルールというか、下準備はだから丑の刻参りみたいに大げさなものにならざるを得なくて、3人集められないのなら、セットアップしっかりやらないと、正体不明なものを信じられない
  • 02:21  3人いれば、たとえば10円玉を3人がかりで動かすしきたりに則ったとき、コインの動きが誰のものなのか、他の人には分からない2番目のやつかもしれないし、3番目のやつかもしれない。選択肢があるということは、要するに分からない
  • 02:22  こっくりさんに対する信憑性の閾値というのは、ここでぐっと下がる。3人いれば、コインの動きは常に得体の知れないものになって、自分の意志とは違う動きをコインがしたら、「そこにいる誰か」なのか、「そこに呼ばれた何か」なのか、動作の主体を、その人は判断できない
  • 02:23  3人が作る反証不可能性みたいなものを積み上げて、人は説得される。カルトなんかはもろにそれを使う。これが4人、5人と増えていくと、今度は誰かの意図が、コインの動きに反映されにくくなる。3というのが魔法の数字
  • 02:24  TEDの裸で踊る男、人の集まる芝生で男が踊って、2番手がそれに追従する、そのうちみんながつられて踊るというあれは、2番手の大切さを強調していたけれど、傍観する3番手がつられた、というのが振る舞いの肝なんだとおもう
  • 02:26  で、カルトに毒された誰かを捕まえて、賛同する奴は結構怖い。軒を貸して母屋をむちゃくちゃにされる。俺がそのカルトをつぶしてやるなんて乗り込んでくる奴は楽勝で、潰して染めて味方にできる。怖いのは「教えてください」という奴で、観光客気分でノートとられると、信者離れる
  • 02:27  3人こっくりさんも、誰か一人が「私は力を抜いて観察しようと思います」なんて宣言したそのとたん、霊を呼ぶ儀式が、2人の力比べになる。「学びます」という声は、ないものを「ある」ということで力を得る人にとっては一番やっかいなものになる
  • 02:28  扇動をするときには、とにかく煽る、関わった人をゼロ点からひたすらに遠ざけられれば、それが賛同であれ、反対であれ、扇動は必ず成功する。興味津々の、珍獣をみる観光客の目線でゼロ点に居座る奴が増えると、もう扇動はできない
  • 02:29  @KKanehira それは病棟の空気が恐ろしく悪くなる状況。。  [in reply to KKanehira]
  • 02:29  @KKanehira じゃんけんも、確かに3つなのが味わいなのですね。。  [in reply to KKanehira]
  • 02:29  @chikumaya じゃんけんも、3つベースなのが正解なのですね。。  [in reply to chikumaya]
  • 02:30  @chikumaya 「有能な敵を作る」ことに成功したのなら、その仕掛けは8割成功なんじゃないのかな、と  [in reply to chikumaya]
  • 03:57  @nyossi すり合せも、3つになると、単なるフットプリントが平面に化けますよね。。  [in reply to nyossi]
  • 15:44  自宅のVistaSSD に載せ替えて、何回かSATA の配線を入れ替えたら、あるときから起動すると 「このWindowsのコピーは正規品ではありません」 という表示が出て、画面が真っ暗なまま進まなくなった
  • 15:46  で、プロダクトキーを入れ直そうにも「インターフェースが見つかりませんでした」と返されて、通信手段を探そうにも「モデムが見つかりません。電話回線を接続してください」なんて返される。モデム積んでないのに。結局インストールのやり直しになった
  • 18:08  http://bit.ly/jtoZot 書いた
  • 18:13  http://bit.ly/izQI5R 菅直人首相は (中略) 希望者全員が仮設住宅に入居できるようにするとの目標について「私が強く指示すれば実現できると、私なりの見通しで言った」………
  • 18:16  宇宙戦艦大和では、誰かの特攻とか、真田さんの自爆で活路が開ける場面があったけれど、今思うとあれは、決死隊の一押しで状況を打開できるところまでマネージした誰かがすごく有能だったんだと思う。
  • 18:17  よしんば決死隊の志願者がいたとしても、誰か一人の決死の活躍で、状況が一気に打開できることはとても少ないし、問題をそこまで絞り込めるのならば、たぶん決死隊は必要ない
  • 18:18  実際の現場で「決死隊」が活躍できる場面があるとすれば、それは問題解決の最後の一押しなんかじゃなく、命をかけて「ちょっとそこまで何があるか見てくる」とか、子供のお使いじみたものばかりになってくる。むしろそういうくだらないことの積み重ねがあって、ようやく「一押し」に到達できる
  • 18:19  @tot_main 真田さんはすごいけれど、たぶん青ジャケットの技術部隊はみんなすごかったんだろうな、と。  [in reply to tot_main]
  • 18:21  ヒーローを待望する、必殺技を期待する、決死の活躍を期待する、ああいうのはこう、末期がんのご家族を抱えた患者さんが、主治医に対して「何か画期的な治療を今すぐ発明してください」と頼むようなもので、基本的に極めて難しいのだと思う
  • 18:23  銀の弾丸はない。2人がかりで妊娠期間を半分にすることはできない。人月の神話にはもう一つの意味があって、決死隊を組織しても、解決できないものは解決できないし、たいていのプロダクトは、うんざりするようなつまらない、小さな仕事の積み重なりとして完成される
  • 18:24  @Mahal 今の原発の問題って、複数の災厄が、目に見えない放射線でお互いに影響し合っているから、あの状況で問題を可視化するのは、本当に難しいんだろうなと  [in reply to Mahal]
  • 18:25  @KKanehira 妊娠期間うんぬん、のたとえ話も、デマルコの本にたしか出てましたね。  [in reply to KKanehira]
  • 18:34  @navisl_zvezda 「犬死に」「使い捨て」を正当化する論理になると、もう絶望しか残らないですね。。  [in reply to navisl_zvezda]
  • 18:35  @Mahal 見えないし、下手すると計れない、計ったところで被害も目に見えにくいから、もうどうすればいいんだか  [in reply to Mahal]
  • 18:56  @taninon 原発の現場もたぶん、いっぱいいればいい、というわけではないのでしょうね。。  [in reply to taninon]
  • 19:22  @navisl_zvezda 「意味がない」ことをみんなが分かっているのに、その場の空気でここは特攻、という流れになって、責任者は誰もいなかったというのは、やっぱりやってられないですよね。。  [in reply to navisl_zvezda]
  • 19:23  @taninon 外野の政治家から「ここは決死隊を」なんて声が飛ぶのは、本当にどうかしてますよね。。  [in reply to taninon]
  • 19:33  @taninon 旧軍末期みたいに、「それしかやることないから特攻」というのは、現代なんだから止めてほしいものの、すでにへり放水という実例が。。  [in reply to taninon]
  • 19:43  @navisl_zvezda 結局こう、「つぶせないぐらいに大きな組織にしがみついて」「理想論叫んで傍観者決め込んで」「大失敗したらひたすらすっとぼけてほっかむりする」のが最高の処世術であったことを、旧軍が証明しちゃいましたもんね。。  [in reply to navisl_zvezda]
  • 19:50  年金財源に手をつけるのは、ちょっと寒い日に、村のお爺ちゃんたちが種籾燃して暖を取ろうとしている感じで、あれ止めないといけない気がするんだけれど
  • 20:14  @DoppoSango 災害に世代対立の軸を入れると訳分からなくなるのでしょうけれど、どうもこう、感覚的には種籾燃してるように思えてしまうのです。。  [in reply to DoppoSango]
  • 20:16  @inakanougeka それが正しい選択なのならば、それでいいのですけれど。。  [in reply to inakanougeka]
  • 20:19  企業から飲食店まで、大ざっぱに「自営業」をやっている人は、交渉ごとで膝つき合わせると、何となく共通するやりかたがある。「よろしくお願いします」なんてひたすらに頭を下げつつ、間合いをじりじりと詰めてくる。カイザーナックルのジェネラルが、スライディングでガード削るのを思い出す
  • 20:20  同じ「よろしくお願いします」でも、自営じゃない人は、頭を下げて、間合いが変わらないイメージがある。挨拶をすれば、相手から同じものが返ってくるのが当たり前、というルールを仮想しているのだと思う
  • 20:22  漠然と自営の仕事をしている人たちは、「よろしくお願いします」といいながら間合いを詰めてきて、あれはこう、相手がジャンプで逃げるタイミングを計ってるように思える。「今忙しいから」なんて逃げうつと、「忙しい」はずのその時間に「先生、時間ありそうですね」なんて笑顔喰らいそうな
  • 20:25  下段の削り合いが強そうに思えて、いざ飛んでみると、その人が本当に得意なのは空中戦だったりする。しゃべっていて、丁寧なのに間合いが詰まってきたときには、気をつけるようにしている。そういう意味で、最初から被せに来る人というのは、漠然と丁寧に応対していればそれで済むことのほうが多い
  • 20:34  @DoppoSango 種籾って若い世代が食べるためのもので、だからこそ余計に、年金崩していいのかな、と。。  [in reply to DoppoSango]
  • 20:41  @KKanehira 間合い読まないで、この辺で若い頃は失敗したのです。。  [in reply to KKanehira]
  • 22:52  @iwtkf15eagle やっぱりこう、あれを「未来の象徴」と受け取る人と、「みんなの」大事なものと受け取る人と、世代分かれますよね。。  [in reply to iwtkf15eagle]
  • 23:01  @iwtkf15eagle 種籾燃して暖を取る政治家に、若い世代は未来託せないですよね。。  [in reply to iwtkf15eagle]

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