Tue, Sep 20

  • 14:30  食べ物を目の前に、「平等じゃないから」餓死を選択せざるを得なかったクメールルージュのあれは、中間職層の判断が透過的になっていった果ての状態なのだと思う。現場が意地悪をしたのではなく、判断の責任が極めて重たくなった帰結
  • 14:31  「その場で判断しろ責任は取らない」という指令を指導者が発する一方で、その責任が下手すると一族郎党皆殺しとか、極端に重たいものになってしまうと、現場は判断を透過する。問題が難しすぎて私には判断できませんと、判断を上に任せることになる
  • 14:33  責任重大ルールをしくと、組織はきれいなものになる。現場は全て上の意見で動くから、まさにリーダーの手足そのものになる。問題なのは、組織というのは一つの脳が動かすには大きく過ぎて、どんな超人でも組織を一人で操ることなんて無理だ、という部分で
  • 14:34  一人のトップにあらゆる判断が集中した結果として、トップは無脳化する。その人が国で一番有能な人間であっても、莫大な量が思考の遅延を生んで、目の前にある食べ物を食べていいものなのかどうか、結果が返る頃には食べ物は腐ってしまう
  • 14:35  昔のカンボジアは、そういう意味でたぶん、政府はみんなまじめにやっていたし、そんなに無能でもなかったのだと思う。一人の人が全ての判断を行うには、一つの国はあまりにも大きすぎた、というだけで。
  • 14:36  そういう意味で、カンボジアで起きたことは虐殺だったけれど、政府の人がライフル持ち歩かない日本みたいな国でも、同じことは起きる可能性があるのだと思う。重積化と、現場の透明化がきざしになる
  • 14:39  霞ヶ関は、抵抗はしていないのではないかと思う。抵抗することが、中の人の利益になるとは思えないし。叩かれれば透過的に振る舞わざるを得なくなるから、むしろ今の霞ヶ関は「素直」に過ぎて、結果として政治サイドがパンクしているような
  • 14:42  霞ヶ関は汚いまねばかりしやがる」から「全部政府でやる」と、判断の遅延が無能として観測される。大きすぎるものに制御を試みるならばやっぱり乱択で、くじ引いて、そこだけ政府が監査して、意図の通りに業務が回ってるかどうか調べます、というのが正解なんだと思う
  • 14:43  政府にお金かけていいならサンプル数を増やせるし、お金無いならサンプルが減る。お金と「政治主導度」みたいなのがある程度比例する。業務は止まりにくくなるんじゃないかと思う
  • 14:45  @KKanehira 理念が先行すると、やっぱりどこかで壁にぶち当たって、「壁なんて無いんだ」を本気で信じて突っ込むと、破綻しちゃうんでしょうね。。  [in reply to KKanehira]
  • 17:57  正義や道徳って極端な立ち位置で、常識という無難を揺さぶる。常識を立ち位置に正義を運用できればいいけれど、正義の側から常識を運用されると、必ずトラブルの種になる
  • 19:42  http://t.co/h41fHcgR 書いた

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