Wed, Oct 19

  • 11:22  ゆれ
  • 12:39  「何をやらないのか」、「誰を敵に回すのか」を決定することが戦略ならば、Android 携帯出す日本の会社って、戦略ないよなと思う。ぱっと見て、じゃあ何買っていいのか、中の人はどれを買ってほしかったのかが分からない
  • 12:40  みまもりケータイ のデザインは潔いよなと思う。それが持っている全ての機能に容易にアクセスすることができて、それができないことがなんなのか、デザインを見ればそれと分かるようになっていて
  • 12:42  何をやらせたいのか、どう使わせたいのか、先行がバランスで大成功したのなら、競合はそのバランスを手放さないといけないんじゃないかと思う。もっと高機能、もっと安価というのは、先行のすばらしさを宣伝しているようなもので
  • 12:43  政治家の名言と言われているような一言って案外不謹慎で、今の時代あれやったら間違いなく袋だたきになるような気がする。で、そう言う一言は何をしているのかと言えば、その政治家が何を手放し、誰を敵にしたのか、その人を強力に縛ってる
  • 12:44  能力の絶対量には限りがあって、制約が多いほどに集中力は高まっていく。結果として、自身を強力に縛る一言を発した人は、その方向からの信頼を得ることになる
  • 12:45  全ての人を味方につけようと振る舞った人は、集中を欠いて信頼を手放してしまう。命がけなんてどれだけ叫んだところで、自身に刃物を突きつけて見せたところで、誰がその刃物を押すのか、観客が想像できないのなら、その言葉には意味がない
  • 12:46  敵を作るのは扇動の基本であり、全てでもあるのだけれど、そういう意味で、どこかに「正しい政治」なるものがあったのだとして、正しい政治と扇動の技法というものは、本来的に地続きなのだと思う
  • 12:50  名言というものは本来的に不謹慎なもので、敵を作るための道具でしかない。名言にあって失言に欠けているものがプランであって、一言で敵と制約とを作り出したその直後、「だから自分はこうしようと思う」を提出して、それが支持を得られれば、失言は名言として記憶される
  • 12:52  やりたいことが先、というのはもしかしたら違うんじゃないのかなと思う。プランを先行させると、努力賞狙いの奴らが群がってきて、尖ったプランが丸くなる。誰かを敵に回したり、自身がやらないことを宣言するのが先に来て、それからプランだと、努力賞はない
  • 12:53  努力賞狙いの人たちは、もしかしたらその中に有能な誰かがいる可能性があって、排除先行、プラン後回しのやりかたは、成功可能性を下げるのだろうけれど、そうしないとたぶん、物事って成功しない。リスクを取るのってそういうことなのだろうし
  • 12:56  偽春菜にタイマー機能を請求すると、「……本当に欲しいですか?」と返される。ああいう態度って大事
  • 13:00  「現実的だ」という感想は、たいてい「冷たい」印象と一体で、結局それはなぜかと言えば、現実的なプランというものが何かを切り捨てにかかっているからなのだと思う。何ができないのか、何をやらないのかが分かりやすいプランが現実的に見える
  • 13:02  白黒のはっきりしたプランというものは、本来は現実的どころか扇動の産物で、妥協に妥協を重ねたグダグダの中にこそ現実はあるのだけれど、全てに満点を目指して到達したグダグダと、白黒はっきりを目指してできあがったグダグダとでは、印象が正反対になる
  • 13:03  @pabroff DoCoMo の冬のラインナップ見て、考えてみればiPhone は、つい最近まで黒一色しか売ってなかったんだよな、と思い当たって、なんだかがっかりしたのです。。  [in reply to pabroff]
  • 13:06  @pabroff こう、色違いだの機能別だの無数のバリエーション出した会社は、林檎と同じ台数売っても金型の数だけ利益減るわけで、あれは最初から勝つ気ないというか、会社の中の人の給料と体力削ることで勝負する気なんだな、というか。。  [in reply to pabroff]
  • 13:20  そういえば「ドリフターズ」の2巻を読んだ。もうずっとニヤニヤが止まらないというか、信長があんなにかっこよく描かれた漫画は初めてというか。
  • 14:56  「誰かに頭を下げることを通じて何かの利益に結びつけた体験を教えて下さい」、あるいは「あなたの土下座ポリシーを説明して下さい」という質問は面白いかもしれない。正しさゴリ押す人は、たぶん返答できない
  • 15:00  くだんの「逃げなかった馬鹿な奴」発言にしても、そのあとすぐに具体的なプランが続いて、そのプランに一定の支持が得られるのならば名言になったのだと思う。「そんな思いで言ったのではなかった」なんて続けたから失言にしかならないわけで
  • 15:01  揚げ足取りしかされない状況、あるいは何を言っても失言になってしまう状況というのは、要するにプランの不在を別の角度から眺めているわけで、あらゆる言葉が失言認定される人というのは、たしかにそのまま任せておいても何も生まない
  • 15:03  ジョブズの言葉なんて、揚げ足取れば全部失言なのに、強力なプランが常にそこにあって、それが当たってしまうものだから、全部名言認定される。勝てば官軍だし、まず勝てる作戦持ってないといけない
  • 15:05  「絶対に勝てると保証してくれるなら、作戦を見せます。信じて下さい」なんて将軍に戦争を任せる人はいない。今の政治家ってそういうことを遠回しに言おうとして、結果として何言ってるのかわけわかんなくなって、支持失ってる
  • 17:35  @hongkong_blog 8d  [in reply to hongkong_blog]
  • 18:23  大本営参謀の情報戦記」という本を読んだ。平成元年出版。旧軍で情報参謀として働いていた作者の回顧録だけれど、こういう人もいたんだという驚きと同時に、この人ぐらいしかいなかったんだというがっかり感も
  • 18:24  戦略の間違えを戦術でひっくり返すことはできない、という格言は人間方面にも当てはまって、たとえ優秀な誰かが現場にいたのだとしても、人間の生かしかたを間違えていたのなら、そんな人はそもそもいなかったのだ、と断言しても、結論は変わらない。
  • 18:26  20年前の本だけれど、作者の人が「海岸の原発が、広島並みの被害をまたもたらすだろう」とか、さらっと予言していて驚く。情報を上げても、トップは結局「委員会」を作ることでしか判断を行えず、決断の遅延が致命的な事態を引き起こすだろうとも
  • 18:27  同じ軍人という言葉でくくっても、オペレーショントモダチの中の人はMBA持ちだと言うし、旧軍参謀のこの人なんかも、明日から外資で働いたって経験を生かせそう。一方で、チャンネル桜の元航空幕僚長とか、潰し効かなそう。2種類いる。いちゃいけないのに
  • 18:30  @kosuke64 こういう人もいたんだなぁ、と。。  [in reply to kosuke64]
  • 18:35  「歴史の教訓と、お互いの地理的状況から相手の心理を読み、自身のリソースでもって予測される未来に対処する」ことが軍人のお仕事であって、地理と心理がくっついているところが、この業界ならではなんだと思う。で、こういう考えかたは業界またげる
  • 18:36  どの業界であっても、自分がやっていることがなんなのか、業界の外側にある単語でそれを説明できる人は、業界の壁を越えて歩くことができる。それ怠ると、最終的に老害になるんだと思う
  • 19:01  Lytro のピント合わせがいらないカメラ、シャッタースピードがある程度速いのなら、ペットの撮影するのにちょうどよさそう。
  • 19:08  iPadの医療利用に強い追い風」 という記事がちょっと感慨深い。昔の病院はといえば、どのPCを使うのか、ではなく、どのApple を使うのか、を問われるところだったから。Win 使う人なんて変わり者扱いだった
  • 19:18  @iwtkf15eagle 旧軍にも米軍的な分析力を現場で身につけたような人がいる一方で、その人が戦後自衛隊に戻ってみれば、文民経由の上の人たちの、旧軍そのまんまの「委員会」主義的な判断遅延を目の当たりにしてがっかりする下りが、やるせないなと思ったのです。。  [in reply to iwtkf15eagle]
  • 19:24  時代背景や技術が大きく異なった状況に置かれても、経験が身についている人は、「要するにこういうことをすればいいんだよ」という「要するに」を発想できる。ドリフターズはこのあたりの描写がとても上手だなと思う。
  • 21:28  本土上空の制空権が取られた時点で、もう戦闘継続なんてありえないから、防衛に徹する前提の軍隊にA-10 というのは、実は使い途あるんじゃないだろうか。。荷物たくさん積めるし。航続距離けっこう長いし。
  • 21:31  @aod_works 撃たれるまでは絶対撃てないルールで戦わざるを得ない自衛隊には、けっこう向いてますよね。。  [in reply to aod_works]
  • 21:38  @odradek_odradek もう30年以上も飛んでるんですよね。。  [in reply to odradek_odradek]
  • 22:32  G+ 、Buzz の時もそうだったけれど、どうしてこう、なんでもできる代わりに何をしていいのか分からないデザインにするんだろう? Google検索もGmail も、ぱっと見て「こうすればいい」がすごく分かりやすかったのに .
  • 22:33  Google先生 の考えかたって、可能な限りシンプルに、余計なものは徹底的に排除するものだと思っていたのだけれど、デザインする人変わったんだろうか。。
  • 22:34  余計なものを一切排除するのと、いろんな機能を裏側に回して何クリックか要求するのと、同じシンプルな見た目であっても、意味合いが全然違うのだけれど。G+ はこう、入会してみて、まず何すればいいのか途方に暮れる
  • 22:35  @orangewind これがmixi なら「日記書けばいいだろ」とか、Twitter なら140文字とか、とりあえずこれをやっておけば参加したことになる何かが、よく分からないのです  [in reply to orangewind]
  • 22:41  @Shingi こう、そのサービスが持っている基本理念みたいなものと、そのデザイナーが持っているポリシーとは、一致しないと案外うまくいかないものなのですかね。。  [in reply to Shingi]
  • 22:45  まだサービスとして不十分なのは「プッシュ」なんだと思う。Tumblr でお気に入りユーザーを何人か登録しておくと、ダッシュボードに自分が好み、なおかつ読んだことのない記事がならんで、あれは出会える気がするけれど、それでも人間の限界は超えられない
  • 22:47  ページを開けば窓ひとつだけ、ユーザーはそこに、ひたすら文字を打つことしかできなくて、文字を打つと、Google先生 が「お前にはこの記事がお似合いだ」とばかりにタイムラインを勝手に作ってくれるようなのがあるとうれしい。文字を打ち込むほどに精度が上がるような
  • 22:48  本を読むと、自分が読みたい文章もあれば、そうでもない文章もある。読みたくない文章を読まざるを得ないことが、ある意味本のいいところであって、ネットは全部選べる分、そうした押しつけがましさに欠ける
  • 22:49  @orangewind 会議室からは、シンプルなのは生まれようがないですもんね。。  [in reply to orangewind]
  • 22:50  「先生」というのは暑苦しくて、押しつけがましくて、口やかましくて、そういう人と一定時間教室に閉じ込められて、あまつさえそうした不快にお金払わないといけない。でもそれが大事なのも間違いなくて、ネットにはそういう意味で、先生がいない
  • 22:54  文字どおりの「Google先生」というサービスがあるといいんだと思う。それこそGoogle クラスの設備持ってないと無理だろうし。検索するんじゃなくて、その人の書いた文章や個人のアルバムから、Google先生 が望む「あるべき人間」になるために、読むべき文章を勝手に送りつける
  • 22:57  結局こう、最終的には「検索するのも面倒くさい」ところまで、人は行き着くんじゃないかと思う。Google先生 サービスのページに行くと、そこに行くだけで、「お前これ読め」って読むべきタイムラインを自動生成してくれると、もう何もしなくても時間つぶせる
  • 22:59  @myrmecoleon どんな形であれ、Google先生 が望ましい、と考える人の形がひとつだけあったとして、そこに到達するまでの道のりはみんな違うわけで、頂上に着いた人には「卒業式」があってもいいだろうな、と。。もう人間じゃなくなってるでしょうけれど  [in reply to myrmecoleon]
  • 23:00  @hanyafusa テレビだって、スイッチ入れれば、あとは否応なしに情報が押し込まれますもんね。。  [in reply to hanyafusa]

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