Sat, Dec 10

  • 00:16  南極料理人の話、戦場カメラマンの不肖宮嶋さんがあのとき基地にいたはずなんだけれど、映画に出てくるんだろうか。。
  • 01:48  教科書を読んで、目新しい治療や手技には、今でも時々ぶち当たる。今だと「それができるとしたら誰だろう。どうやって紹介しよう」とまず考える。昔はそういうのを、「機会があったら試してみよう」と考えていたことを思い出す。びっくりする
  • 01:52  最初は誰でも初心者で、自分だって、初心者なのに手を出したり、やらせてもらったからこそ、わずかながらできることもあるわけなのだけれど、今の時代にじゃあ、自分の研修医時代を再現できるかといえば厳しそうで、今本当にどうしてるんだろう?
  • 01:53  「最近の若い者は」なんて、紀元前から言い古された言葉だけれど、「昔に比べると、今の若い人達は手を動かす機会が少なくてかわいそうだね」なんて言葉もまた、大昔から言い古された。
  • 01:55  中心静脈ラインの取りかたを下級生に教えようとしたら、「先生のPHS番号を把握できればそれで十分ですから、けっこうです」なんて断られたんだなんて話が数年前にあった。あの頃は「若い奴らとんでもねぇ」文脈だったけれど、今だとそれが普通かもしれない。知っちゃうとリスク抱えるだけというか
  • 02:07  理不尽に納得するこというのがすごく大切で、これが壊れてしまった社会は安全コストの増加に自壊してしまうのだと思う
  • 02:10  安全率の上昇に要するリソースは、一定の閾値を超えると飛躍的に高まっていく。安全率をごくわずかだけ上昇させるのに、コストが昨日の2倍とか、当たり前の世界になる
  • 02:10  機能不変、コスト数倍の理不尽は、普通は「そんなものいらないよ」で終わるはずなのだけれど、安全コストを負担するのが他人の財布であった場合、「そんなものいらないよ」の普通の常識は役に立たない。
  • 02:13  流れとしてたぶん、「安全大事」と「他人の財布」が並び立つ国のお金の使いかたにおいては、後戻りする術がない。お金はかさむ一方で、破綻するまで、誰もそれを抑えられない
  • 02:18  @Yamayama51 教えるコストって、なんというか、加速度的に高くなってるんじゃないかと思うのです。。  [in reply to Yamayama51]
  • 02:19  本質を知りたいのなら本質という言葉を使っちゃいけないし、現実的な意見を集めたいのなら現実という言葉を禁止すればいい。便利な言葉を無限に言い換える試みは、数を重ねれば考察と変わらない
  • 02:21  @keisuke0528 「根性は無限だ」ということが、スポーツ監督の根本的な誤謬なのだと、短距離ランナーの為末さんがどこかで書いておられましたね。。  [in reply to keisuke0528]
  • 02:53  @SiTube 便利ワードって、乗っかると思考停止しますよね。。  [in reply to SiTube]
  • 15:30  ヘイトスピーチ界隈というか、何か共通の敵を名指しして、安全地帯から叩いて嘆いてみせるのって、努力を容認する仕組みが自然とできあがっているから、案外まじめな人達が、まじめさ競ってとんでもないことになっているんだと思う
  • 15:32  漠然と面白いことを言って反響を稼ぐような場所は、面白さの方向が散漫すぎて、頑張ってる人が案外報われない。有名な人の何気ない一言は人気が出る一方で、一生懸命考えた誰かの言葉がスルーされたりする。まじめな人はあれを不公平だと思う
  • 15:34  何かをみんなで叩く場所は、一生懸命叩く人とか、一生懸命調べた人が、そのまま賞賛される。何をやればいいのか、俳句と同じで「これ」という形式は決まっているから、投じた努力量はそのまま反響として返ってくる。有名無名は関係ない。ずっとそこにいることが賞賛につながる
  • 15:35  上手な人がもてはやされるようなルールというのは、実際には大多数の人は支持しないのだと思う。報われるべきは一生懸命な人であって、上手な人じゃない。上手な人から見れば、それは不公平だけれど、世の中の大部分は上手じゃない
  • 15:36  無数の無名が共通の敵を叩く場所は、そういう意味で、上手が居ない。上手を提出した人よりも、提出された上手を広めた人のほうがほめられて、そうした空気は、報われないまじめにとっては心地いい
  • 15:55  必要なら嫌われることでもやれるかどうかで運命が分岐する http://t.co/JI2aC0Dg 世の中には、「ごく少数のアンチがゲーム構造を決定するゲーム」と、「どんなにアンチが多くても、少数の支持者がゲーム構造を決定するゲーム」の2種類がある
  • 15:56  で、恐ろしく広そうに見える、ネット世間の空気読みゲームは、案外ごく少数が全体を決定するゲームに近く、書籍の販売という、ネットワークの大きさに比べれば小さいと言える場所のほうが、むしろ大量の敵を作り出した人こそが、少数の支持を総取りして成功できる
  • 15:57  で、少数と言ってもそれが数万人オーダーならば、それはもう十分に大成功であるのだとも言える。敵を作ることが戦略であり、味方を増やすことが戦術ならば、戦略無しの戦術はありえない以上、何をすればいいのかは明白であるのかもしれない
  • 16:12  形容詞重ねるのって努力で、気持ちがいい。それを削るのは怖くて、もったいない。せっかく書いた中身が、形容詞削った結果として、色あせてしまうのではないかと思えて。で、たくさん書いて、まあ、いいやと思えるようになって、ようやく削れるようになって、たまに削ると上手くいく
  • 16:14  韓国人に嫌な思いしたり、サヨクがギャーギャー言う横で自衛隊の人にいいことされたりと言った体験談は、どれも熱くて、文字数多くて、形容詞が多い。書くのに努力積んだんだろうし、それ削れるほどには、まだたくさん書いてはいないのだろうし
  • 16:16  熱くて固くて形容し過多の文章と言えば、やっぱり安保闘争やってた人達のいろんな宣言文であって、あれなんかもたぶん、まじめな人が行き着く文章の延長というか、源流なんだろうと思う。向いてる方向こそ逆だけれど

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