Mon, Jan 16
- 15:55 http://t.co/JiOFHWwR 「飛影はそんなこと言わない」の詳しい話。面白い。
- 17:30 ゆれゆれ
- 20:01 http://t.co/0JP5KAn0 blog を書いた。電子書籍のお話
- 21:01 橋本市長の対談、どこかにログ残ってないものなんだろうか。。
- 21:03 何となくこう、ボクシングと柔道の異種格闘技戦みたいなものがあったとして、柔道の人が思わず興奮して、リングに上がってグローブをはめてしまったようなイメージなのだけれど、どうなんだろう?そうなるともう相手をつかめないし、ボクシングのルールに「つかむ」も「投げる」もない
- 21:04 お互い得意とする土俵が異なる人間同士が議論するときには、まずはどんなルールでお互いが組むのかを相談しないといけない。相手の土俵にのこのこ出向けば、もちろん相手のルールで叩きつぶされる。負けてみせることに意味があるのでなければ、これではしょうがない
- 21:05 ルールのすりあわせは、まずは「私にはこれができません。この部分については語るべき言葉を持ちません。その代わりこの分野についての知見からこう語ろうと思います」みたいな、挨拶から入ることになる。これ抜きで、「あなたは間違っている!」をやると、相手のルールで試合することになる
- 21:07 自身の限界は、多いほうが議論で勝てる公算が高くなる。「私は全て知っている」という立ち位置は、どんなルールを突っ込まれても文句が言えなくなる。人類最強のヒョードルだって、ルールが変われば不利をかこう。
- 21:10 学問をやる人ならば、「自分は体験を持たないけれど、教科書にはこう書いてある」という立ち位置を取ることになる。そもそもが現場を回す時間をあえて捨てることで、その分のリソースを勉強や研究に回すのが専門家なわけで
- 21:11 相手の目線に乗っかりつつ「それは間違っている」とやってしまうと、「じゃあお前やれよ。できるんだろ?」で終わる。「実際に現場を回しているあなたは努力している。でも教科書にはこうした場合の失敗例が記載されている」というやりかたをすると、相手はそもそも反論できない
- 21:13 このときに、「じゃあ勉強します」で相手がまとめれば、そもそも喧嘩にならないし、「俺は教科書なんて信用しない」で突っぱねれば、「この人はそういう人なんだ」という印象に結びつく。立つ場所が異なる人同士の話し合いは、組み合うと泥沼になる
- 21:14 たぶん、たいていの人が「ねじれの位置」で言葉を交わす。そうしたやりかたはその代わり、明示的な勝者や敗者を生まないから、盛り上がらないかもしれない。そういう意味で、相手の土俵にのこのこ乗り込んでしまうぐらいに脇の甘い人を見つけてきて、煽って潰して笑いものにしたのがあの番組なのかも
- 21:58 小児の診察代金が無償になって、夜間小児科外来がパンクして、常勤抜けて、地域から小児科外来が無くなる。ソビエト連邦のパン屋さんみたいだなって思う。
- 22:00 @takechan0720 ありがとうございます!消される前に。。 [in reply to takechan0720]
- 22:07 「学者として観察すればだいたいのことは分かります」 「私だってちゃんと現場は見ている」 この発言は墓穴掘ったなと思う
- 22:08 小説家に対して「売れる本を書く小説家は、売れないといけないのだからちゃんと現実見てる」と味方に引きずり込むのは上手
- 22:10 敵味方を分ける基準を、橋下市長は「リスクを取っているか否か」に置いた印象。学者先生は「勉強しているか否か」であって
- 22:12 「教育者は民意をうけていない」に対して「民意をうけたら教育なんてやってられない」という返しは地雷踏んでる。民意に基づいた教育者が大失敗した例を歴史に引かないと、そもそも学者の言葉にならない
- 22:14 「現場を知らない学者」だからこそ、実例で勝負しないと刺される。現場の側から理念を唱える橋下市長に対して、理念で返しても、「俺は勉強している。だから俺は正しい」としか取られない。
- 22:15 勉強している学者なのだからこそ、橋下市長の理念に対して、「それやるとこうなった事例があります」みたいに、事例で帰さないといけない。理念には事例で、事例には理念で返す。組んだら負ける。もうすでに相手の土俵に入っているんだから
- 22:17 だいたいがこう、仕組み作った張本人を目の前にして、設計思想が間違ってるとか突っ込んだところで、そもそも勝てるわけがない。「その思想に基づいた割には、この部分に矛盾を感じる」みたいに持って行かないと
- 22:19 自動車評論家の人達は、「走り」についての感想とか、ユーザーとしてそれをどう感じたのかについては論じるけれど、「こうすべきだ」に言及しない。それができるのは、兼坂弘みたいに実際に「じゃあ俺がやってやるよ」と言える人でないと厳しい
- 22:19 @taninon 学者先生がテレビで無双しようと思ったら、もう徹底的に過去の事例を暗記して臨まないと、厳しいですよね。。 [in reply to taninon]
- 22:21 「教育のテーマとは子供とふれあう時間を延ばすこと」という考えかたを語るのが、もう間違ってる。じゃあそれを短くしてひどくなった事例があるのか。逆に長くしてよくなった事例があるのか。事例から論をおこさないと、「学者はものをしらねぇ」で詰む
- 22:23 勉強して作った土台って、ものすごく脆い。橋下市長の土台は「選挙で選ばれた」という部分で、これに対して「俺は勉強が得意だ」ではギャグにしか聞こえない。実際の事例からいちいち理念を演繹して見せて、それでようやくぎりぎり対等か
- 22:24 学者と名指しされる人の武器は、圧倒的なCPUパワーであって、無数の事例から、その場に見合った理念を魔法みたいにリアルタイムで演繹して見せて、ようやく学者の「らしさ」がテレビで発揮される。
- 22:25 レシピ覚えてる人は単なる料理の得意な人で、専門家なら、観客が放り投げた材料を適当に拾って、その場で創作料理を作って見せないといけない。難しいけれど、それやらないと、もう市長には絶対勝てない
- 22:27 橋下市長は選挙を勝って、これは詠唱時間がものすごく長い魔法をもう準備した状態で試合に臨んで、これに勝つのはそもそも厳しい。相手喰うなら、そこいらに転がった魔力の断片を全部集めて、星割る力で打ち返して見せないと
- 22:29 @pabroff ファランクスシフトに打ち勝てるのは、スターライトブレイカーなんだろうな、と。。 [in reply to pabroff]
- 22:29 @taninon 番組見ていて、もう手数で負けて、全部致命傷になって、一つも打ち返していないという [in reply to taninon]
- 22:30 @kojisan_rt 即興って、そもそも求められていないですもんね。。 [in reply to kojisan_rt]
- 22:30 @ERnanchan あの「私だって」で負け確定ですよね。。 [in reply to ERnanchan]
- 22:33 橋下市長はすごく近い間合いで論を張ってる。だいたいが自分で作った組織と法律の話しかしていない。相手しようと思ったらアウトレンジすればいいだけなのに、相手の間合いに飛び込んで蜂の巣にされてるように見える
- 22:34 橋下市長が組織のこと語ったら、「それをやるとこういう失敗が予想されます。こういう事例があります。どう思いますか?」と遠い間合いから返せば、市長は「やってみないと分からない」としか返しようがない。未来のことなんだから。で、あとは語調と虚勢が勝敗を決する
- 22:37 だいたいこう、橋下府政時代の組織について、「どうしてあれを生かさないんですか?」なんて今さら感想尋ねるのは、殺して下さいって言っているようなものだと思う。内輪どころかそれ作った張本人なんだから、もうそんな質問には何時間でも語れるだろうし
- 22:37 あえてその間合いで突っ込むのなら、「いくらかかりましたか?どうしてそのとき、それだけのお金を支出してもいいと思ったのですか?」とかなんだと思う。理念に対しては事例を。思いに対しては数字を。お金を。
- 22:39 実務やってる側に「どうしてできないんですか?」は悪手だと思う。暴漢に武器渡すようなものに見える。
- 22:41 あれは「どうして?」でなく、「あれを続けていった先にこういう成功事例があります。今のやりかたではこういう失敗事例があります。どう思いますか?」をやらないと、あるいはできないと、相手の攻撃を次に生かせない
- 22:43 こう、悪を持って任じている人間に向かって、「あなたは悪だ」と指摘するのは滑稽に見える。「そうですが、何か?」と返されたらもう未来がない
- 22:44 「学者はものを考えるのが仕事」というこの人の自己規定が、根っこから違ってる気がする。学者は「ものを観察して」「考えて」「理論を作る」のが仕事であって、ここを「考える」でひとまとめにして、ついでみたいに「観察もやってる」とやったら、矜持で墓穴掘ってるようにしか見えない
- 22:44 @monique_monica_ 演繹するのです。。 [in reply to monique_monica_]
- 22:46 床屋談義と学者とを隔てているのは、観察の有無と検証の有無であって、データ取るのは大変で、統計的な検証するのはひたすら面倒で、これやらなくていいなら誰だって学者を名乗る。教授先生の自己規定は、「俺は頭のいい床屋だ」と叫んでるように聞こえる
- 22:49 「大事なのは教師のモチベーションを引き出すことですよ」という言い回しが、すでに終わってる。学者だからこそ、「こうやってモチベーションを上げた事例」をすかさず持ってきて、橋下市長とのやりかたと対比させないと。学者を自称する人が言いっぱなしをやるのは、学の自殺だと思う
- 22:52 番組を見て、思想としてどちらが正義なのかはさておき、方法論として、これはもう最初から負けていた。ボクシングと柔道家が戦って、興奮した柔道家がリングに上がって、手をぐるぐるに巻かれて何もできないまま、ボクシングルールでボコられたイメージ。
- 22:53 @ishikawakz 戦いかたの根本が、もう失敗だったのだろうな、と。。 [in reply to ishikawakz]
- 22:58 あれは本来、「実務を知らないやつが口を挟むな」という市長の論に対して、教授先生は「実務は知らないが結果は分かる。事例がある、あるいは事例からこんな演繹ができる」でひたすら返さないといけない。これでようやく五分。防御の状態
- 23:00 市長の繰り出す無数の論に対して、「そこから予測される結果はこう」でひたすら耐えて、最後に論を総括して、「大きな流れとして、学者はこんな結果を予測する。それは民意を持った一市民として危険だと思う」をやって、ぎりぎりひっくり返せるかどうか
- 23:00 @takohati_zombie どうぞどうぞ。。 [in reply to takohati_zombie]
- 23:00 @ishikawakz 異種格闘技戦って、事前のルールをよっぽど詰めないとつまらないですもんね。。 [in reply to ishikawakz]
- 23:09 メタに語るのが学者の間合いで、橋下市長は典型的なインファイターなんだから、あの勝負はなんとなく、ガンタンクがガンダムに格闘戦挑んで、一方的に討ち死にしたような印象
- 23:10 @ishikawakz あの番組は橋下劇場で、痛い腹探る人が誰もいませんでしたね。。 [in reply to ishikawakz]
- 23:18 橋下市長の「知らないでしょ?」という攻撃も、あれはなんとなく、自動車評論家の人に向かって、エンジンを設計した人が「このボルトの直径言えます?材料は?要求強度は?知らないでしょ?」とやってるんだと思う。小さかろうが本質に関わろうが、「知らない」が肯定されれば価値なわけで
- 23:19 あれに「知らない」で返すのは最悪のやりかたで、「僕にも分かるように教えてくれませんか?」と、そこはうんと下手に返して、相手の「教え」に対して矛盾を突かないと。勝間ひろゆき対談がそんなだった
- 23:26 @renkonq リアルタイム議論に出席する時点で、学者の間合いで動く人はもう相当に不利ですもんね。。 [in reply to renkonq]
- 23:27 「学者の流儀」を本気でやるなら、CPU役の教授先生とは別に、事例検索担当のお弟子さんを4人ぐらいくっつけて、チーム組んでやっと対等ぐらいだと思う。インファイターをリアルタイムでアウトレンジするのって、たぶんそれぐらい難しい
- 23:29 こう、ガンダムに乗ったアムロが、ガンタンクで格闘戦挑んできたハヤトに対して、「接近戦無理でしょ?ビームサーベル貸してあげようか?あ、持てないんだ。ごめんね(笑)」というイメージ
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