Sun, Jan 29
- 13:04 トラブルに直結する誤謬というものにはいくつかの類型がある。「専門外の問題に対して、相手に賢さを期待してしまう」という態度なんかも、その一つなのだと思う。
- 13:05 何か分からない症状を訴える患者さんが外来に来たとして、分からない患者さんを診療するのは怖いから、「様子を見よう」という結論に至ったとき、たいていその患者さんは自宅に帰される。自宅で急変して、これはトラブルになる
- 13:06 こういう事例の裏側ではたぶん、「自分はこの症状について専門外で、患者さんはたぶん、具合が悪くなったらもっと「いい」病院に自分で行くだろう」という、暗黙の期待があるような気がする。ある診断への確信を持って帰宅を指示して、トラブルになることは逆に少ないような
- 13:07 研修医の昔、分からない患者さんを朝までキープして、ストレッチャーに帰宅できない患者さんが並んで、スタッフの先生からすごく怒られた。病棟がいっぱいなのに、救急外来いっぱいにしてどうするんだと
- 13:08 昔はこう、漠然と「返すのが仕事」みたいな教わり方、少なくとも研修医の自分はそんな理解をしていて、「自信がないときこそ、自分の手が届く場所に患者さんにいてもらわないといざというときに対処ができない」という当たり前の立ち位置にたどり着くのに何年もかかった
- 13:09 リスクに対する対処というか、怖いものに対する態度は、素人と専門家とでは異なって当然で、専門技能が期待される職業の人が、リスクに対して素人のような態度を取ってしまうと、致命的な転機と、トラブルにつながってしまう
- 13:10 ところがたぶん、「医師としてリスクに対峙するときの基本的態度」みたいな授業は大学のときにはなかったし、研修医のときにも、少なくとも明示的には、そんな講習はなかった。自分なりに身につけたつもりで入るけれど、全部言語化することはできない。みんなどうしてるのか不思議。
- 13:11 このへんは文章としてまとめることもできるような気がするのだけれど、公開されているものはないような気がする。訴訟に陥った事例の大部は、なんとなく、その主治医なりの、リスクとの対峙に失敗した、失敗につながる誤謬が隠れているような気がする
- 13:12 @aggiemonster 状況によって様々ですね。。病院規模によっても変わってきますし。 [in reply to aggiemonster]
- 13:19 こう、「弾は避けるもの」と考えるのが素人なら、「偶数弾は動いちゃいけない」ことを知っているのが専門家というか
- 13:21 「君が代で規律は戻るのか!」と突っ込む一方で、じゃあ学校の先生が「自分らしさ」を発揮することで学校の成績が向上した事例とか、あるものなんだろうか。。
- 16:18 http://t.co/oKsHwaFk 書いた。信頼というものに関する覚え書き
- 16:45 RT @Paragraph_14: "むかしあるサヨクの人が言っていたが、本当に大事なことには理由などあってはならないのである。理由があるということは、ロジカルに覆される危険性があるということだからだ。そんな不安定な場所に、自己の同一性を担保する..."... http: ...
- 17:36 @samuraaaai 顔に殴られたあざのある人は、そうでない人に比べて、いろんな機会を失う可能性がより高いぶん、結果として選択肢が奪われているんだろうなぁと。 [in reply to samuraaaai]
- 21:02 東方入門・初心者のための東方弾幕講座 は、そのまま対人判断やクレーム対処の教科書として換骨奪胎できそう。基本パターンと、最終的なパターン化、リソース管理と。
- 22:43 RT @watariwataru: モバマス、認証もされず課金もせずちまちまやっているところをフルボッコにされて衣装全部剥がれた。そうか……、これが人間か……
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