Sat, Feb 11
- 17:25 たとえば鉄を売る人が、品質の良い鉄を目指しても、細ってしまうのだと思う。お客さんは鉄を買いに来ているようでいて、実際には安価に使える建材だったり、柔軟に形成できる薄板だったり、様々な機能に対する回答を、「鉄」という材料に求める
- 17:26 お客がほしいのは、ドリルでなく穴、という逸話もそうだけれど、お客さんはたいてい、目的ではなく、機能を求めて何かを購入する。目的に対して、機能はしばしば間違っていて、正しい機能を提供できれば成功する
- 17:28 求められた機能に対して最善を尽くすことは、もしかしたら目的から遠ざかる。穴がほしくてドリルを買いに来たお客さんに対して、重装備の、石でも貫くドリルを勧めても、用事はもしかしたらキリで済むかもしれないし、そもそも板をつなぐ機能があれば、穴は不要だったりもする
- 17:29 お客が何を求めているのか、来た人は確かにお客さんだけれど、正しいお客さんと、何というか、「間違ったお客さん」というのがたぶん居て、自分が何をほしいのか、求めている機能は目的にかなっているのか、実は間違ったお客さんの方が多いケースだってある
- 17:30 @abfly @noix_xx 病院でレントゲン写真を見るときに使う発光台は、我々の業界では「シャーカステン」と呼ばれています。。 [in reply to abfly]
- 17:32 @koizuka 何というか、「目的を説明できるお客さん」というのは、実はものすごく少ないんじゃないかと思うのです。。 [in reply to koizuka]
- 17:34 形成外科の人たちは、「鼻を高くすることは出来るけれど、モテモテを保証することは出来ない」的なお話を、術前にしっかりやらないとトラブルになるとか聞いたことがある
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