Sat, Mar 03
- 14:57 http://t.co/X9StKY6B 「年寄りが硬貨を持ってやってくる」 面白かった。
- 15:49 http://t.co/gNcLJGVU 粒度が細かい指示について
- 17:00 病状とか、あるいは高齢であるとか、とにかく医療者サイドから「食べることは無理です」という説明を行っても、「頑張って」食べさせたいんですとか、「治れば」食べられるでしょう?とか、平行線に終わることはけっこう多い。「カブトムシの電池を入れ替えればまた動く」と信じる子供を笑えない
- 17:01 「頑張る」とか「治る」という考えかたと、「電池を入れ替える」という考えかたとは地続きであって、ある専門領域に対する理解の不足、あるいは拒絶が断言の根拠になってることっていろんな業界にあるんだろうと思う。
- 17:03 「最近の若い奴らは、カブトムシの電池を入れ替えればまた生き返るなんて信じてやがる」なんて、エピソードとしてはもう10年ぐらい昔だけれど、そうやって子供の無知を嘆いてた親御さんの世代が、今ちょうど60歳ぐらい。これからますます「頑張れば」が増えて、そのあと「電池」が来るんだろう
- 17:05 神様にお祈りするのって、理不尽の共有という作業なんだと思う。どうしたって確率論でしか語れない結果に対して。神様いなくなって、「ちゃんとやれば」正しい結果が返る、と信じられるようになると、判断したり、手を動かしたり、「ちゃんと」を求められる人がそこからいなくなる
- 17:07 悪魔が神様に復讐する、あるいは神殺しを企むのなら、「努力は必ず報われる」とか、「ちゃんとやればちゃんとした結果が返る」とか、正義や道徳の名前を借りて、そんな考えかたを広めればいいんだろうと思う。全部説明できると、神様いらない。
- 17:10 学ぶことで、理不尽が理解できる。理解を拒絶する人はむしろ、学ぶことに「理不尽を追放する効果」を求めようとする。学んだ人とそうでない人と、学んだ人のほうが、たいていは世の中がよりグダグダに見えるようになる。
- 17:14 「癌が神様になっている人」は、不思議と多い。「肺炎です」とか「心不全です」は全然納得が得られないのに、「癌ですから」だと「ああそうですね」と納得してくれる。
- 17:15 @ERnanchan 物理数学方面ですら、案外そうなんじゃないかと思うのです [in reply to ERnanchan]
- 18:09 @tot_main なまじ仕組みが理解できるぶん、理不尽の需要は遠ざかるのですかね。。 [in reply to tot_main]
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