Mon, Apr 30

  • 12:46  文光堂「内科レジデント実践マニュアル」 の9版が出ていた。内容こそ、研修医に向けた基礎を踏襲しているものの、本の他章を参照する、ハイパーリンクに相当する仕組みが多用されていて驚いた。複数著者でリンクを入れると、編集者の仕事が爆発的に増えそうなものなんだけれど
  • 12:47  参考書にはどうしても配列の問題があって、一連の知識をどんな序列で配列するのか、考え方の大枠がそれ出決定されてしまう。臓器別でもいいし、アルファベット順の本もある。自分は症状別で配列する。どのやり方にも短所と長所とがある
  • 12:48  ハイパーリンクを多用することで、ひとつの本に、いくつもの配列を同居させることが可能になる。ところがリンクというものは、リンク先の記事を著者が知っていることが前提になっていて、原稿を隠その段階では、まだリンク先には何もない。
  • 12:49  「将来こう書こう」という意識を持ってリンクを貼って、いざその段になると、もうその内容には興味がなかったりする。執筆者が複数だとこのあたりもっと大変で、自分以外の誰かに、自分ならこうするであろう文章を託さないといけない。それも予告なしで。
  • 12:50  「あの人ならこう書いてくれるだろう」とリンクを張って、リンク先の人がそう書いてくれる保証はどこにもない。あるいは逆に、リンクに応じた文章をそこに作って、リンクを貼った張本人が心変わりして、リンクを切ってしまうかもしれない。誰にも読めないから、文章がかけない
  • 12:52  リンク前提で分担執筆を依頼する側は、だから地獄を見ることになる。リンクの管理と内容の調停について、編集者が全ての著者に周知をする必要があるだろうから。文章を校訂するときにだって、全く同じ仕事量が発生してしまう
  • 12:54  このあたり、自分たちみたいにLaTeXSubversionTrac といった編集用途に使える何らかのアプリケーションを導入したのか、それとも文光堂の中の人が気合でどうにか乗り越えたのか、ぜひとも知りたいなと思う。リンクの数はそれなりに多くて、気合でどうにかするには厳しそう
  • 13:41  だいたいが「ワンマンバス」という言葉があること自体、バスの乗務員は複数人数が前提であった昔がどこかにあったわけで
  • 18:55  @Tonbi_ko 「まぬけ防止」のシステムと、「まぬけを作らない」仕組みとは、両方大事ですもんね。。  [in reply to Tonbi_ko]
  • 18:56  @kumabcdefg 人件費が倍になるから無理なのでしょうけれど、航空機よろしく2人体制だったら、安全確率は、少なくとも見た目の「安心感」は大幅に増しますよね。。  [in reply to kumabcdefg]
  • 18:57  @ikutana 後者だけだと、今度は結局、ドライバーの睡眠時間がもっとへるのでしょうかね。。  [in reply to ikutana]
  • 19:03  @tot_main どんな資格であれ、人はいないよりもいたほうが安全で、そうした人材は間違いなく、合理化で真っ先に削除されますよね。。  [in reply to tot_main]
  • 23:54  お金を支払い続けないと腐敗したり、劣化したり、なくなってしまうものが商売になる。商売になっていた何かがそうした特性を失ってしまうと、そこからはお金が生み出せなくなる。
  • 23:56  本や音楽が商売になっていたのは、それを持ち続けていても飽きてしまう、裏を返せばただ1冊の本では劣化してしまったからなのだと思う。海賊版は違法でこそあるけれど、実際問題一生かかっても消費しきれないだけのコンテンツがもうそこにあって、コンテンツに飽きること自体が、今はむしろ難しい
  • 23:58  コンテンツそれ自体が劣化しない、あるいは劣化できなくなって、今度は「立場」というものが、劣化しうる、お金を生み出しうるものとして価値を持った。ある種の権威としてそこにあり続けることは、本を読み続けていれば比較的容易であったけれど
  • 23:59  商売としてのゲームの原資が、コンテンツそれ自体から立場へとシフトして、じゃあ本いうメディアにおいて、課金で初めて成り立つ立場、課金を続けないと維持できない立場ってなんなんだろうと思う
  • 23:59  @chihirobelmo それはおもしろい。。。  [in reply to chihirobelmo]

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