Sun, Jul 01

  • 12:39  こう、何かの恐喝を目的にお父さんを誘拐、「逆らえば娘がひどい目にあう」なんて定番の脅しを入れたあと、わざと娘さんの同級生の写真を見せたら、お父さんのジレンマが複雑になりそう。逆らえば他人さまの娘が酷い目に遭うし、「それ違います」なんて言えば、娘の特定に父親が手を貸すことになる
  • 12:45  佐々淳行の本には、「リーダーは前線で指揮をとるべきである」という題目と、前線を勘違いして失敗した例として、自身が安保闘争の昔、機動隊の最前に出てしまい、情報が入らなかったことを挙げていた。安全地帯ではいけないし、耳塞いだ特攻はもっとよくない
  • 12:46  リーダーにとっての前線とはじゃあどこなのか。誰もが納得する「現場」というのはたぶん指定が可能で、危険度は現場からの距離に比例する。ところが入ってくる情報量は、密度こそ近づけば濃くなるけれど、視野の大きさはむしろ下がる。現場の大きさに見合った距離というものがある
  • 12:48  現場の大きさが大きい、災厄が面で進行している場合には、距離を取らないと情報が見渡せない。離れすぎると誰もついてこない。災厄が「点」に近づくほどに、リーダーは現場に近寄ることが求められ、リスクの大きさは、距離を置く言い訳にはたぶんならない
  • 12:49  通信インフラの進歩は、距離を置くことによって得られる視野の拡大効果を無視できるようになる。結果としてだから、現場からの距離を置くことによるメリットが減じ、現場に近寄ることによるデメリットが減じる。
  • 12:51  「通信が良くなったからリーダーは現場から遠くてもいい」は間違いで、通信が良くなった現代だからこそ、組織を動かしてみんなについてきてもらおうと思ったら、リーダーは災厄の目前に、現場のじゃまにならないぎりぎりの場所まで行かないといけないのだと思う
  • 12:53  「指揮官先頭」の原則は、それこそローマ時代の昔から湾岸戦争まで全く変わっていないみたいだから、このあたりはもう、技術がどう進歩しようが、災厄の種類がどう変わろうが、「誰かに頼んでけっこう危ないことをしてもらう」仕事のトップはこれをやらないといけないんだろう
  • 13:00  リーダーがいるべき場所というのは、今の時代はたぶん、その場に用意できる通信リソースの量が決定するのだと思う。リスクの大きさそれ自体は関係ない。通信を犠牲に前に出すぎたリーダーは無能の蛮勇だし、通信を準備すればもっと前に出られるのに出なかったリーダーは臆病の叩きに反論できないし
  • 13:13  @aod_works やっぱりそこは基本であって、今の政治のグダグダも、そのあたり大きいよなぁと。  [in reply to aod_works]
  • 13:16  原発ってそもそも、ガソリンエンジンみたいにオンオフが可能な機械じゃないんだから、「停止」とか「稼働」という言葉が争点になった時点で、コミュニケーションに失敗しているような気がする
  • 13:18  「どのアナロジーで行くべきか?」を、災厄に対峙する人たちはあらかじめ考え、それを共有しておかないといけないのだと思う。自分が抱えた問題を、相手のアナロジーで評されてしまうと無茶苦茶なことになる。
  • 17:27  「マスメディアは真実を報道し、正義とは社説のことです」なんて教えるよりも、「誰もが真実の名を借りて嘘をつきます。我々もまた偏っています。事実を自称する複数のソースから真実を自らの手で探しましょう」なんて宣伝したほうが、結果として新聞の寿命が伸びたような気がする
  • 17:29  「私は正義です。新聞を読むのが道徳です」をやっても、購買は複数にならない。道徳が信頼を失えば、購買の喪失に直結する。「みんな嘘つき」の論は、「たくさんの新聞を比較することが真実」という序列を生む。道徳に対する信頼を前提にしないから、購買は信頼に左右されない
  • 17:31  絶対的な何か、あるいは絶対を前提にした主張というものは、長い目で見ると結局損なんじゃないかと思う。「メディアは基本的に嘘をつく」というスタンスを貫いていれば、ネットと新聞の対立は起きなかったし、正しさにより近づこうとする人は、新聞片手にネットを見るようになるだけだっただろうし
  • 17:32  いわゆるてきなメディアリテラシーみたいなものは、むしろ情報を売る側の人たちが後押しすることで、結果として購買は増えたんじゃないかと思う。正義を全面に押し出すほうが楽だっただろうとはいえ、それは直近の利益に手を出して、結果として自分の畑を枯らすことになった
  • 17:33  @ub7637東スポは常に真実を報道する」というパラドックスも素敵だな、と。  [in reply to ub7637]
  • 17:34  「嘘をつきません」という宣言は、危機対応においてやらないほうがいい。「我々の目から見えた事実を歪めず伝えるよう努力します」が正しい。そうしないと見解の相違が出現した時に、それが「奴らは嘘つきだ」と叩く根拠になってしまう
  • 17:37  「私たちは嘘つきです」の宣言は、何もメディアが歩調を合わせる必要なんてなく、どこかがそう宣言すれば、自動的にすべてのメディアが疑われることになる。マスメディア復活の選択肢として、それこそ東スポあたりに報道人間宣言とかやってもらうといいんだと思う
  • 17:37  @ub7637 道徳破って成功した人ほど、まわりには道徳を求めますもんね。。  [in reply to ub7637]
  • 17:55  @tomooda マスメディアなんかは、こうすることで結果として、リスク回避と収益の向上が両立できるんじゃないのかなと  [in reply to tomooda]
  • 17:55  @samuraaaai 「朝日が何やってもどうせ嘘つきの集まりなんだから信頼されないし、何をやっても朝日単体では無理」というところから始めると、きっとうまくいくんじゃないかと思うのです  [in reply to samuraaaai]
  • 17:58  説得力がむやみと高くて困る。。 RT @REVI: “上祐史浩「デモくらいで政治が変わる訳ないだろ、オウムの俺らからすると『ごっこ遊び』」” http://t.co/ICSb9us0
  • 18:02  メガソーラー見てると、どうしても救急の立場から斜めに見てしまう。日中の活動時間に全力全開、過剰な医療資源を病気でない人に投じた挙句、「お前は病気だ。抗生剤をやる」なんて「患者」を作って、そういう人がまだ治らないなんて時間外の救急に押し寄せる
  • 18:03  昼間に目一杯電気を作れば、それを使いきれるだけの消費インフラがどうしたって要請されることになる。そうしないと投資が無駄だから。で、日中だけ全力運転した挙句、いざというときのバックアップは火力だの原発だの、「汚い」奴らに押し付けられる
  • 18:05  ピークの能力ばっかりを無駄に高めた結果として、待機リソースもピークに応じたものが要請される。で、「お前ら待機だから待ってるだけで楽だろ。金いらないだろ」なんて昼間におあずけ喰ったところで、そんなのでやってられるわけがない
  • 18:25  マヤ文明やUFO、ユダヤの陰謀、ファティマの奇跡、エリア51、不思議の数はやっぱり有限で、オカルト雑誌の話題は数年周期で同じ場所に帰ってくる。日本内科学会雑誌が2年周期ぐらいで全臓器を一巡するのにちょっと似てる
  • 18:31  でも考えてみれば、原発災害時の政府対応なんて、事実をそのまんま並べるだけでムーの記事になる。不思議。
  • 18:50  RT @REVI: 「地球へ」のラスト、管理するコンピューターを残しながら漸次的に(もし必要であれば)地球から移住し、その後コンピューターを停止させれば、犠牲が少なかったのに、と釈然としない思いで読んでいた。だから今も(ry
  • 18:53  RT @kanayamamura: 切嗣「大人になると、ヒーローを名乗るのは難しくなるんだ」虎徹さん「ヒーローってのは年齢は関係ねえんだよ!!!!!!!!!!!!」切嗣「虚淵シナリオに出てみろよ!ばかーっ!」虎徹さん「すまん」
  • 19:17  バチカン中枢にいたという伝説のハッカーのお話、ああいうの高野山とか神社本庁とかに舞台を変えてラノベにしてほしい。
  • 19:24  @mach_09 アクの強い性格の主人公が、「何かを知りすぎて」、数千年規模の陰謀に巻き込まれるわけで、こういう舞台はキリスト教の専売特許にするのはもったいないですもんね。。  [in reply to mach_09]

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