Fri, Aug 24

  • 15:46  Adbe 純正のAndroid PDF リーダーが、いつの間にかページジャンプに対応していた。ありがたい。
  • 15:49  大昔に流行した「火吹山の魔法使い」みたいな、本の中でページジャンプを多用するようなやりかたこそ電子ブックの得意分野で、ハイパーリンクを作らないのなら、電子ブックというのは単なる巻物、トイレットペーパーに印刷した紙の本にすぎない
  • 15:51  背の閉じられた本には、今自分がどこにいるのか、自分がほしい情報はそこからどれぐらい進んだ先にあるのか、ページの長さではなく、紙の厚さで直感できることがものすごいメリットで、あれと同じだけの利便を組み込もうと思ったら、あらゆるページに目次的な機能を埋め込まないと厳しい
  • 15:53  ハイパーリンクが快適に飛べることは、電子ブックリーダーにとってけっこう大事な機能で、昔調べた時には、Android 用のPDFリーダーでページジャンプに対応しているのはeasy PDFリーダーぐらいしかなかった
  • 15:54  easy PDF reader は機能的には十分満足の行くものなんだけれど、ハイパーリンクの当たり判定をしくじるとメニューバーが上下から出現して、あれを消すまでのほんの1秒ぐらい、リンクが効かなくなるのが辛かった。あの機能殺せればいいんだけれど
  • 15:59  @Patric7777777 一気に何十ページもスクロールできないのが、紙に比べてまだまだ使い勝手が悪いのです。。  [in reply to Patric7777777]
  • 16:21  「地図にない場所は地図に書けない」という問題が、雑多な知識をメモ書きとして配列するときには大いに問題になってくる。アルファベット順ならば、こうした問題がそもそも起きないのだけれど
  • 16:34  臓器別で分類された教科書を読むときに、例えば「横紋筋融解症」の置き場所を見てみると、作者の悩みが透けて面白い。あれは症状というよりも検査の異常で、症状からたどり着くすべも、臓器からたどり着く道筋も存在しない
  • 16:36  横紋筋融解症は、例えば「内科一般」みたいな、高齢者の不穏や転倒に対処するやり方の隣に置かれていたり、あるいは「緊急事態」みたいな、人工呼吸器の管理やショックの対処に並んでいたり、あるいはそんな病気がそもそも目次になかったり、あれみんな困っているんだろうと思う
  • 16:37  自分はふだん、病気を症状別に分類する。横紋筋融解症は、「検査データの異常」という「症状」の中に、更に「CPKの上がる疾患」という章を作ってそこに入る。この問題は解決された代わり、免疫アレルギー疾患や血液疾患の居場所が散逸してしまった
  • 16:38  梅棹忠夫の「分類するな配列せよ」は、本当に切実な言葉だよなと思う。分類を試みたその時点で、どこにも置けない知識が必ず発生する。分類とは、裏を返せば「すべての中から自分はどの知識を切り捨てるのか」という、作者の宣言でもある
  • 16:40  腎臓内科の先生がたとかどうしてるんだろうなと思う。糸球体腎炎の周辺疾患は、病棟で診断できる「いわゆる病名」と、生検して電子顕微鏡で見ないと診断できない病理的な分類とがごっちゃになっていて、病棟でできないはずのことが、教科書だとあたかも区別できるかのように記載されることになる
  • 16:42  大きな分類から電子顕微鏡レベルまで、病名が持っている粒度があまりにも広い範囲にばらついていて、あれは初心者なら絶対に混乱するような気がする。「ネフローゼ症候群」と「巣状糸球体硬化症」は、同じ病名みたいに見えて、粒度は太陽と月ぐらい違う
  • 16:46  専門家は、全体から部分を切り出すことで矛盾のない配列を成し遂げた人なのだと思う。保持するすべての知識を地図に記載できるからこそ、専門家はその分野には詳しくいられる。
  • 16:48  ゼネラリストを名乗るのならば、その人は「全体」という膨大な何かに対して、どんな思想で持って配列を試みるのか、それを宣言してほしい。ワシントンマニュアル書いた人も、PocketMedicine 書いた人も、ハリソンを書いた人だって、まだそれに成功していないんだから
  • 16:49  @mobrast 「紙の配列を電子化したもの」は、電子化した書籍であって、電子書籍じゃないですよね。。  [in reply to mobrast]
  • 17:04  @KKanehira ユーザーの脳内地図って、バッドノウハウですよね。。  [in reply to KKanehira]
  • 23:23  なんというか、「健康で清潔な人糞末」みたいなのがほしい。乳酸菌とかビフィズス菌じゃなくて、当たり前のように腸内にいて、ふだんは糞便として何もしない細菌叢を経口摂取できるようなの。あるようでいて案外販売されない。
  • 23:24  抗生剤を使ったり、別の菌を拾ったり、特に寝たきりの高齢者で入退院を繰り返すような人たちはどうしても「そこにいるべき菌がいない」ことの弊害を受けて、変な感染を合併したり、下痢が止まらなかったりする。そういう製剤が効くのかどうかは検証しないといけないにせよ、そもそも選択肢がない
  • 23:26  @koizuka 偽膜性大腸炎の治療として、そうした健康なヒトの糞便を腸内に直に投与する、というやり方もあるのですが、ハードルが高すぎるのです。。  [in reply to koizuka]
  • 23:27  @Tonbi_ko 相性みたいなのも、多少はあるのでしょうかね。。  [in reply to Tonbi_ko]
  • 23:30  @kumabcdefg 糞便そのものを移植する治療自体は一応あるので、あれをもう少し手軽にできないものかなと。。  [in reply to kumabcdefg]

Powered by twtr2src