2006-05-03から1日間の記事一覧

「この検査項目さえ抑えれば、後から専門科から怒鳴られない」という、症状をとる薬を始める前に

確保しておく検体や、血清の量。診断名が決まってからの治療は、専門家の仕事。一般屋は興味がない。##中間言語としての病名 >科学とは、自然現象を客観的に記述する行為のように見えて、現実には、人間の知覚系が理解しやすいように、解釈する行為です。そ…

「とりあえずすぐには死なない」というところで原因が分からないときに、その症状を取るのに使える手段。

「とりあえずこの検査さえ出しておけば、病名を見逃しても死なないし、訴えられない」という検査項目のリスト。

その症状で死ぬ可能性のある病名と、それを除外診断するための検査。

造影CTさえとってしまえば、原因不明の胸痛の「死ぬ病気」はほとんど否定できる。正常ならカテ屋を呼べ。

症状がある患者さんがいて、その診断名がつく前に治療の方針だけが決まってしまう場面というのはけっこうあって。それは単なるカンというものでもなくて、ある一群の病気というのは治療のやりかたがほとんど同じで、 それをわざわざ細かく診断する理由自体が…

やせた女性の不明熱は、たいていステロイドが効く。

分からない意識障害は、ゾビとパルスとガンマグロブリン。もっとやるなら血漿交換。

いい知恵ないならチエナム。

症状と診断のあいだ

>「人間性」とか「心」なんて、結局誰にもその正体は「わからない」のです。ガンダムに出てくるニュータイプにでもならないと、永遠にわからないよ、きっと。だから逆に僕は、そこに書いてあることから、「その人が身にまとっている鎧の一部」を読み取りたい…