2005-09-24 「オペラ座の怪人」の冒頭、オークションの666番、オペラ座のシャンデリアが出品されるところから舞台が始まる。出品されたシャンデリアが突如点滅をはじめ、不気味な不協和音とともに左右にゆれながら天上へと上っていくとき、舞台のほうではオークションが片付けられ、19世紀末のオペラ座の舞台へと変わっている。天井に視線が釘付けになった観客が舞台へと視線を戻すと、すでに全く違った世界がそこにある。