論理に強いこと。

こうしたものを備えていないと、オープンコミュニティーで発言力を持つのは
難しい。自分には無理だ。根回し専門。

体育会は、何も無くても先輩と後輩の繋がりだけはついてくる。長くいれば、長くいるなりに何か
発言できるし、どこかのレイヤでは「勝者」になれる。

極端な話、ベテランが「自分が敗者だ」と認めた
ときでさえ、その人はどこかの層では「勝っている」。敗北を自ら認められる人というのは、体育会の
論理では潔い、かっこいい人だから。

体育会は空気で伝える。技術系は、情報の公開と共有が、そのままチームワークを作っている。

体育会と技術者とは意外に噛みあう。
お互いコミュニケーション自体には慣れているし、それが大切だということはお互い分かっているからだ。

問題なのは**対立する2つの立場の両方に属せない人**で、
この部分に入っている人が最近ますます増えている。

こういう人は、論理で勝つことしか頭にないから、
相手を論破しても、そのことで「自分が負けている」ことに
気が付けない。空気が悪くなっても、空気自体を読まないから暴走する。

このあたり、社会に出てから「**世の中には、空気ってものがあるんだよ**」なんて
いまさら教えるのもどうかと思うし、
せめて学生のうちに、コミュニケーションの大切さぐらいには気がついてほしいのだが。

今結構困ってる。