twitters for the day

10:08 喫人の風習がある人達に「味の素」を舐めてもらったら、「人肉の味だ」という感想を持った人が多かったというお話を聞いたことがある。西丸震哉の本だったはず *Tw*
10:09 外来してると、持ち時間のほとんどを、飲み込みの悪い患者さんが持っていく。重症度とか病気の深刻さなんかじゃなくて *Tw*
10:10 享受する利益の均等を本気でやると、飲み込みの悪い患者さんには今よりもっと多くの時間を割く必要があって、重症でも自分の身体をよく理解している患者さんなんかは、挨拶一発で「はい、次の方」になってしまう *Tw*
10:11 機会の均等をやればいいなら、みんなの持ち時間は均等になる。理解のいい患者さんとは、たぶん馬鹿話したってお釣りがくるし、そうでない患者さんは、たぶんものすごく不満を持つはず *Tw*
10:12 機会均等ルールで得する人と、利益平等ルールで得する人とは両極端で、中庸のルール探すのが大変。 *Tw*
10:14 情報は自由になりたがる。そんな本能みたいなものを押さえつけるにはお金がかかるし、たいてい上手く行かない。もっと自由に、また情報が自由に振舞ったところでそれが致命傷にならないやりかたを考えると、コストの削減につながる *Tw*
10:15 タバコ買うのに ID カード発行するらしい。あれも一応、個人認証に使えるんだろうけれど、悪用されるとすごく怖い *Tw*
10:15 ディスカバリーちゃんねるでちょっと前、未来の医療の特集をやっていて、そこは保険会社がガチガチに支配をかけてるディストピア設定 *Tw*
10:17 主人公は、禁煙だか禁酒だかの特約にはいってて、心筋梗塞で入院して、手術が必要だと分かった直後、ずるして酒飲んでたのがばれて、保険の支払いを拒否される *Tw*
10:17 タバコカードは個人情報を漏らさないなんてテレビでやってたけれど、一度出来上がったバーチャルな個人は、持ち主の意向を無視して一人歩きする *Tw*
10:18 あのルールで行くと、タバコ吸わない人はカードを持つ必要がないから、見知らぬ他人に、自分名義のカード作られる危険は避けられない。未来医療社会で病気になって、吸った覚えのないタバコをとがめられたら、病気になった状態で、自分の無罪を証明しないといけない *Tw*
10:20 本籍なんかは、本人認証なしで移動できたはず。全くの他人語って、その人の本籍を適当な県に移すと、他人が作れる。その県に行って住民票申請できる。 *Tw*
10:21 住民票とって、その地域で原付免許を取得すれば、写真は別人、架空の住所を持った正式な免許証が作れたはず。夜逃げを手伝う業者の人なんかは、確かこんな抜け道を使って「別人」作るんだとかなんかで読んだ *Tw*
10:45 個人の認証手段を増やす、自由になりたがってる情報に縛りを入れるやりかたは、これからまた多くの問題と、たぶん多くの利権を生むことになるんだろう *Tw*
10:50 外来にくる「飲み込みの悪い」人というのは、たとえばありえない厚着して病院に来て、座ったらまず世間話。「服をまくってください」なんてお願いすると、お約束のように「厚着ですいませんねぇ…」なんて言いながら手が止まって、また世間話 *Tw*
10:52 やっと胸見えて、聴診器当てたところから「先生ちょうどそのあたりが…」とか大声だされて、鼓膜吹き飛ぶ。今日おきた症状聞くと、「そういえば 3 週間ぐらい前に○○温泉で転んで…」から話が始まって、「今日」にたどりつくまで延々かかる *Tw*
10:53 記憶のやりかたがシークエンシャルアクセスになってるのか、「とりあえず今の症状を教えて下さい」なんてお願いしても、 3 週間前からのお話がちょっと早回しになる程度。だからすごく時間かかるし、ていていの場合、そもそも「今日」にたどりつけない *Tw*
10:54 ネット世間と実世界とのギャップはまだまだ恐ろしく深いけれど、そんな人達でも普通に携帯電話使うし、ネット通販やってたりする *Tw*
10:57 @p_shirokuma Wii に歯ブラシ接続して、「歯を磨いてバイキンマンをやっつけちゃおう」なんてソフトで、歯磨きの状況が保険会社に送信されて。保険で歯を治そうとしたら、「あなた磨いてないでしょう ? 」なんて、保険会社が支払い拒否する社会。バイキンマンの勝利 *Tw*
11:54 @REVI あの人達の「誰か」信仰は本当にすごい。誰かを叩きながら、その誰かに全期待値を一点賭けして、失敗しても成功しても、やっぱり叩くの。 *Tw*
11:58 ポルポトの人達とか、あるべき社会を強引に作り出して、あるべきでない人達を削除したからあんなになったんだと思う。実装のやりかたとしては、とても潔癖な。結果は無残だけれど *Tw*
13:06 @sentaro0525 すごく珍しい苗字の医師が全国に 3 人だけいて、同じ名前というだけで、数年に 1 回東京で集まって飲むんだとか。そのうちの一人が、大学にいた *Tw*
15:11 研修医の頃に脳梗塞の患者さんを診て、上司に「どうしますか ? 」なんて聞いた。「立派な寝たきり老人にして返す」という返答が、原体験としていまでも引きずってる *Tw*
15:12 みんなどこかで精霊の存在を信じてる。外科医はみんな、悪そうなところを全部とったら、後は精霊さんが何とかしてくれると信じてるし、麻酔科の人達は、血圧とか脈拍とか、数字を一定に保ちつづければ、どこからか精霊さんがやってくると信じてる *Tw*
15:13 内科はたぶん、病気を直すのに「いいこと」を重ねた先に、治癒があると信じる。どこに行くのかは分からないけれど、「いい」を重ねれば、きっと精霊さんが導いてくれるみたいな *Tw*
15:14 ゴールを想定して何かやる人は、たぶん今でも少ない気がする。この間テレビでインタビューに答えてた、診て「あげたいんだけれど」なんて上から目線の爺医の人なんかはとくに *Tw*
15:15 @Sinfaxi 脳が「手足の動いてた頃の自分」を急速に忘れてしまうから、なんて説明が。。 > 即刻リハビリ http://medtoolz.xrea.jp/rhx/node4.html *Tw*
15:17 @p_shirokuma 科によって想定する治癒がみんな違うのが、我々の業界がまとまれない理由なのかも。。バベルの塔みたいな。最近「時載り」読んだばっかり。 *Tw*
15:28 @Sinfaxi 増やせるもんなら鍛えたい。。 > ニューロン間結合 *Tw*
17:41 メモ http://www.donya.jp/category/528.html *Tw*
19:02 例によって 18 時過ぎの入院依頼をもう 1 時間も待ってる。 いいかげんにしてほしいけれどもはや日常。 *Tw*