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  • MGHのPocket Medicine を読んでる。今更だけれどよくできてる。 #
  • たぶん世界で一番売れている研修医向けのアンチョコ本だけれど、編集方針が異様で面白い。王道に、異様という形容はどうかと思うけれど #
  • ページを開けると、すぐに心電図の解説から始まる。膠原病の項目が、膠原病と、クリオグロブリン血症と、SLEとに分かれてる。病態生理とも、あるいは疾患頻度とも関係ない。あくまでも、研修医の脳内心配世界にあわせて作ってる印象 #
  • MGHみたいな世界一流の病院スタッフが、研修医の脳内風景にあわせて本気出すんだから、そりゃ売れるよなと思う。西洋人は、こういうの作るのが本当に上手 #
  • 「軍靴様に足を合わせろ」じゃなくて、ちゃんと現場の兵隊から意見を吸い上げて、彼らを戦わせるための道具を、上の人が作ってる。こういうのは当たり前のことなのに、何年経っても現場は変わらない #
  • @sentaroo MGHの赤い本は、悔しいけれどよくできてますね。。ファイルごと作らないといけないから、あれと同じ内容を5000円で出版するのは絶対無理。 #
  • システム手帳形式の本は、作ってしまえば柔軟性が高い代わり、作る側から見れば、あらゆる単元をページごとに分割する必要があって、作りにくいことおびただしい #
  • LaTeX にはそこでページを区切る\pagebreak という命令があるけれど、システム手帳形式に文章を収めようと思ったら、ページごとにそれを書かないと、リフィルにならない。 #
  • 一度作るだけならそれでもページ分割命令を入れればいいだけだけれど、それを改版しようとか、現場からの指摘に応じて柔軟に直していこうとか、あの形式だと無理だと思う #
  • あの形式に最適な編集がなされているけれど、情報の可搬性というか、柔軟性みたいなものは、恐ろしく少ない印象。改版は悪夢だと思う #
  • 献血ミスの医療賠償訴訟は、難しい。外からみて分かるケガじゃなくて、それがRSDだというのが、ものすごく難しい #
  • RSDの症例を読んでると、たとえば虫垂炎の手術をしてから17年後に車いす生活になった人だとか、ある日突然右手が痛くて動かなくなって、10年経ってから気合いの入った理学療法士が彼女を羽交い締めにして手を曲げ伸ばしたら、そのまま治ったとか #
  • 痛みとか、これがせめて脱力感なら筋電図での評価もできるんだけれど、あとしびれ感とか、こういう症状は患者さんの訴えが全てだから、因果関係の証明はできないし、かといって、「心理的なものでしょう」なんて、口が裂けても言えない #
  • 経過からして、どう考えても「心理的な」ものだろうなんて痛みであっても、関節の拘縮が来て、腕が棒みたいになってしまう人もいる、らしい。教科書でしか見たことない。そういうのはよしんば気のせいであっても、脳は立派に痛がってるとしか思えない #
  • @soda725 気の力というのは、たしかに体を支配してるんだな、と。「痛みの医療」やる人と、いわゆるペインクリニックやってる人と、重なっているようで重なってないから困る #
  • 痛みを止められることと、痛みを治せることとは微妙に違うみたいな #
  • 東大寺の「絶対秘仏」という言い回しは、邪気眼親和性高そう #
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