Fri, Dec 18
- 13:09 「飛影はそんなこと言わない」も、ペルソナ駆動型の開発であると言える
- 13:19 セブンネットショッピングのあれは、中の人はもちろん今すごく大変なんだろうけれど、何かを作る側としては、ああいう状況は、ある意味うらやましいとも思える。
- 13:20 いわゆる教科書でない、たぶんツッコミどころ満載のものを作っていて、結局のところ一番困ることはといえば、作っている人間からは、どうあがいてもツッコミどころは見えない、というところで、突っ込んでくれる人というのはすごく少ない
- 13:22 Web アプリケーションを公開して、脆弱性が片端から突っ込まれては対策されていく、というあのやりかたを、書籍でできたらすばらしいと思うんだけれど、そもそも教科書というのは突っ込まれないように書くのが習わしになっているからなのか、難しい
- 13:25 病名別の教科書というのは、読者が正しい病名をつけられる、というところでツッコミどころを潰していて、病名が正しい限りにおける正しい記述がなされれば、トラブルにはならない
- 13:26 症状からダイレクトに治療を記述するやりかたは、普段使うにはこっちのほうが便利だと思うんだけれど、「お前のいうとおりにやったらトラブったぞ」という可能性が常にあってそのへんの穴は絶対に残ってると思うんだけれど、自分では分からない
- 13:28 一応だから、「読者が検査を正しいと思うならば」という条項を判断分岐に設けることで、自分も責任から逃げをうってはいるんだけれど、本当は逃げ道作るんじゃなくて、判断の穴を塞ぎたい。そういうのがたくさんの人とできたら、便利なものになるんだと思う
- 13:29 でも「ネットでみんなで」という試みは、もう8年ぐらいこんなことして、掲示板からblog からWiki からいろいろ試したけれど、「今のところ自分では無理」という結論にならざるを得なかった
- 13:30 商業出版をすることで、ガバナンスを別の誰かにゆだねることができたらまた違うのかもしれないと思ってはいるんだけれど、まず入り口に立つことができなかった。医学書としては成立しないんだと
- 13:41 @A_xtu そうそう。。ほしいのは「お前の考えかたでこうすると、患者さん死ぬぞ」という意見なのですが。 [in reply to A_xtu]
- 13:42 @yanaka Wikipedia もなんとなく、「診断」を記述するのは難しそう。 [in reply to yanaka]
- 13:59 @yanaka 「自然言語」というものが、誰にでも読めて、どこからでも読めてしまうが故に、逆に突っ込むのを難しくしているのかも [in reply to yanaka]
- 14:19 @yanaka 今作ってるのは、遷移図使ってますね。 [in reply to yanaka]
- 14:28 自分の原稿だと、「若い人の脳卒中様症状」でベーチェットに飛ぶには2クリック必要だった。なんだかアドベンチャーゲームブックみたいだ
- 14:33 でもこの年になってもまだ、たとえば「若い人の扁桃腺炎にバンコマイシンとチエナムを同時投与する」ようなやりかたの、明らかな欠点というものを「これ」と説明できない。「それはいけない」とは、たしかに青木先生からは習ったんだけれど
- 14:34 @haggie21 前読んだ神経内科救急の教科書には、「若い人の脳卒中発作を見たときには、ミトコンドリア脳筋症を鑑別疾患として考えなくてはならない」なんて書いてあって、こいつら見てる世界が全然違うと思いましたね。。 [in reply to haggie21]
- 14:36 もちろん菌は死ぬ。患者さんはたぶん問題なく治る。病院の収益は上がる。どうせ一発退院するから、耐性菌の問題は、「薄まる」から、少なくとも目には見えない。医学的には間違ってるのは分かるんだけれど、じゃあ何が問題なのか?と開き直ると、答えられる人いるんだろうか?
- 14:38 それが正しいのなら、やっぱり分かりやすいというか、「これ」という説明をすべきなんだと思う。それができないのに「これが正しいんだ」といわれても、やっぱり困る。「それやると青木先生が悲しむから」以外の理由が、自分には見つけられなかった。あの人はいい人だから、もちろん従うんだけれど
- 14:41 @taninon ふふふ。 [in reply to taninon]
- 14:42 @haggie21 あの本の鑑別診断リストはなんだか歪んで狂っていて、逆にものすごく参考になりましたね。。「こう考えるやりかたもあるんだ」というのが新鮮で [in reply to haggie21]
- 15:17 @twit_shirokuma ああそれ表と裏ぐらい違う。。 [in reply to twit_shirokuma]
- 15:18 あるいは家の中と外ぐらいか。。同じ「扉の前にいる」にしても。
- 17:26 たとえば「電気自動車で生きた人を轢いたら何がおきるのか」なんて、日本だと考えるのもはばかられるようなことが、中国に行けば、たぶんたくさん手に入る。「失敗できること」というのは、新しいことをはじめる上で一番大切なことなんだろうけれど、日本だと難しい
- 17:26 失敗できない国では、だから「新しいこと」をはじめて、それを商売にするのは実質不可能で、これはもう、技術がどれだけ優れていようが、人がどれだけ勤勉だろうが、その不利をひっくり返すことはすごく難しい
- 17:27 そういう場所で、失敗できる人たちに互していこうと思ったなら、だから失敗できる場所を新たに開拓するか、「失敗できないこと」を強みにするようなことを考えないといけない。その強みがどんなものなのか、なかなか浮かばないんだけれど
- 17:28 日本がエコとか電気自動車なんかに手を出すのは、だからなんとなく、それしかないにしても、筋が悪いような気がする。どんなに頑張ったところで、日本というのがもう圧倒的に不利なような。
- 17:51 性善説ルールのコストカット効果には限界があって、効果とリスクのトレードオフが顕著なんだけれど、性悪説ルールの高コストは、効果を下げずにコストカットすることができて、それは要するに事務手続きだから、ITと相性がいい。
- 18:21 @haggie21 説明コストは削減不可能で、むしろどんどん積み重なるかも。最近Trac という記録ツールを使って、こういう自動化もできるのか、と驚いている最中。。 [in reply to haggie21]
- 18:42 @chirannkannkou もうそういう意味では、未来はとっくの昔に買い尽くされちゃってるのかも。 [in reply to chirannkannkou]
- 19:36 「チーム」の代わりに「シンジケート」っていう言葉を使いたい。リーダーの存在を前提としない人の集まりとして。あるいはそういう組織を目指してみたい。
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