Sun, Feb 14

  • 16:02  7つの病院に断られる、という体験を実際にしてしまうと、この地域ももう厳しいなと思う。ほんのちょっと前までは、対岸の火事だったのに
  • 16:04  今はなんというか、設備を持った病院は待遇が悪すぎて専門家がいなくなって、そういうところにお願いしても、中の人がいません、なんて断られかたになってしまう。かといって、専門家の人がじゃあどこにいるのか、自分たちだってタウンページぐらいしか武器がない
  • 16:05  医局制度がもう少し動いていた頃だったら、こういうのは大学経由でけっこう何とかなったりしたけれど、今は「その県ならこの大学」みたいな組織が崩れて、風通しが良くなった代わり、検索性が最悪になった
  • 16:06  検索エンジンみたいなのを実装するのは、決してそんなに難しくないんだろうけれど、それをやると今度は、「ちょっと頑張れば取れる」という施設が、「取れません」なんてラベルを挙げる気がする。横浜の病院から検索して、搬送先熱海とか、産科だとあったらしいし
  • 16:06  @kaminagi だいたい合ってるからすごい。。。  [in reply to kaminagi]
  • 16:07  同業者だと「政治」の問題、腹の探り合いで、こういうのは @kaminagi のいうとおりにシステムの外にいる人に任せたほうが、圧倒的に速いんだろうけれど、システムからの逃避というか、「日の当たるところには出たくない」と潜在的に思ってる人も多いような気がする  [in reply to kaminagi]
  • 16:09  なんというか、「医師たるもの現場の最前列で命がけで働くのが当たり前」と、65歳ぐらいから上の人たちはけっこう本気で信じていて、その人たちは今、だんだん体が動かなくなってる。で、30代前半ぐらいで文化は完全に逆転して、中間どころが困る
  • 16:10  本音ではそこまで頑張りたくもないんだけれど、まあ状況がそうなっちゃったら頑張ろうかな、という中途半端な人というのはそれなりにいて、この人たちを、「状況」という曖昧なもので縛ると、そこそこ上手くいく。頑張りを見通しよくして義務化すると、たぶん全滅する
  • 16:25  小学校の頃、ジャガイモを半分に切って水につけると芽が出る、という実習があって、子供心に生芋の中途半端さがなんだか嫌で、芽だけ取りだして、片栗粉に突き刺しておいたら、栄養たっぷりで完璧じゃないか、とか、担任の先生にくってかかった
  • 16:26  現場を「改良」しようという人が、時々同じような誤謬に陥るような気がする。見えない複雑さというか。かといって、現状維持だと潰れそうなのは間違えないんだけれど
  • 16:44  実際問題テレビでゴッドハンドとか言われてる外科の先生がたは、本当に危ない患者さんも受けて手術して、民事訴訟いくつか抱えたりしながらもなおも切るから、神様というか、ものすごい精神力だと思う。
  • 17:03  そういえば最低賃金を時給1000円(全国平均)にしますというマニフェストって、あれどうなったんだろう。
  • 17:08  態度の悪い運動選手に「品格」とか説いても何も変わらないだろうけれど、「変なじじいどものやっかみがうざいから、今だけまじめちゃん演じとくと、あと楽だぞ」ってアドバイスすると、変わる人は変わると思う。中身説くのって簡単だけれど、やっぱり何か違う
  • 17:10  「変なじじい共のやっかみ」系のアドバイスというのは、選手がそれを公開すると、アドバイスした側に、悪い空気が集中する。選手とコーチと、ある種の共犯関係みたいになる。「品格」だと、それ公開しても、あるいは守らなくても、全部選手の責任になる
  • 17:11  @tak_mar みんななかったことにしたいのですかね。。。  [in reply to tak_mar]
  • 17:15  「医療ヒーリング外来」とか始めればいいのか。。
  • 17:17  USB石ころは、値段を10万円ぐらいにして「音の粒立ちが良くなり、低音がくっきりする」とポップをくっつけておくと、たぶん100個ぐらいは売れる。
  • 17:22  @REVI オーディオ現役だった頃は、銅の結晶構造と音に関する議論がすごかった。単結晶銅線は音が固いとか。ゆっくりなましたストレスフリー銅とか。6N 7N の純度競争がくるちょっと前  [in reply to REVI]
  • 17:41  @SiTube ある言葉を悪い意味で使うと必ず怒る人がいるんだけれど、「品格」はそういう意味でも安定感抜群のバズワード。。  [in reply to SiTube]
  • 17:44  品格みたいな、定義不可能な目標示して、「達成できないなら現場のせい」ってやるのは、あれは古くから伝わる責任回避メソッドの変型なんだと思う。「こうしろ」ってコーチが具体例出しちゃうと、そこに責任が発生するから、大舞台ほどそれがやりにくくなる
  • 17:45  重たい病気になればなるほど、「医師としてのベストを尽くせば、ご家族はきっと分かってくれるはずだ」とかアドバイスが増えるのによく似てる。で、「ムンテラ変わってください」って返すといなくなる
  • 20:01  乏しい資源を何とか分けあうやりかたとして、二枚舌というか、階層構造というのはそれなりに良くできてたんだとは思う。自分が交渉して「ベッドがありません」と言われて、病院長に泣きつくと、いきなり空床が生まれる
  • 20:03  あの仕組みはなんというか、やる気グレーゾーンの人たちが曖昧な縛りで働いている中、「院長が出る」事態になったら責任の移管が起きるし、患者さんがむこうに行ったとして、「院長命令で」患者さんを受け持つ医師は、院長に義理というか、貸しが生まれる
  • 20:04  そういうのは嫌いな人は大嫌いだろうし、基本的には無くなる方向で世の中動くんだけれど、無くなって、曖昧な要素がゼロになって、たぶんもう、院長なら引き出せるベッドは、なくなってしまうんだろうと思う
  • 20:06  責任文脈というか、オーディエンスの声が大きくなるほどに、後ろ暗い曖昧さというものが存在できる場所はなくなって、グレーは「白か黒か」の選択を迫られる。契約書増えて、結局人が足りなくなる。
  • 20:07  足りなくなって、「現場は一体何をやっているのか」とか、「赤ひげの精神を忘れた医師たち」とか叩かれて、叩いてみんな満足する。これも消費者が本当に望んでいたものといえば、そうなのかも。パンよりサーカスが大切。
  • 20:08  「パン」と「サーカス」の割合というのは、いろんなところで逆転しているんだと思う。問題の当事者がほしいのはもちろんパンだと信じたいけれど、問題を眺める観客は、もちろんサーカスが見たい。みんなが好きなときに観客になれる時代、パンを出すと怒られる状況が来る
  • 20:10  観客の視線圧力が強まるにつれて、逆転というか、「パン」を出そうが「サーカス」を出そうが、どっちでも良くなってくる、というのが正解なのかも。パンが無理なとき、サーカスが出せないと、たぶん叩かれる。
  • 20:11  @twit_shirokuma 積極的に演じる、物語を察して乗っかる、というのが大切な能力になるんだと思うのです。それも救急外来とか、一刻を争う場所になればなるほど  [in reply to twit_shirokuma]
  • 20:12  救急の人たちはもちろん嫌だろうけれど、やることはせいぜい点滴つなぐぐらいの「サーカスの専門家」に彼らがなってくれると、他の科はみんな喜ぶと思う。無能だけれどいい人を演じて、いい人が専門家につなぐ、そういう役回り。ご家族の不満とか不信を受け止める専門家
  • 20:16  @twit_shirokuma きっときっと。。どんなにすばらしいパンを焼ける人でも、サーカスを提供できなかったら、救急みたいな場所だともうやってられない。精神科の仕事も「パン」であって、そういう意味で、業界にサーカスの専門家はいない  [in reply to twit_shirokuma]
  • 22:04  先が見えない人と先がない人とが競争したなら、勝つために明日を捨てられる分、先のない人のほうが圧倒的に有利
  • 23:27  http://bit.ly/aaQfLy チベット医学とかホメオパシーのプロジェクトチームが立ち上がるらしい。。。。

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