Wed, Mar 03
- 02:35 考えてみれば、自分たちが高校生ぐらいだった頃、「一杯10万円のコーヒーが今大人気です」とかニュースでやってたんだから、世の中狂ってた
- 02:36 あの頃はそれこそ、公務員なんて割の合わない職業の最右翼で、医学部に志願する奴も、どちらかというと主流から外れてるのが多かった。世の中の主役は広告代理店とマスメディアに勤務することだった。たしか。
- 02:37 バブル知ってる人が、そろそろ年金受け取る世代になって、あれを「成果」だと認識して、今の状況を見て、努力が足りないとか、やる気が足りないからこうなったと判断する人も、中にはいるんだろうと思う
- 02:41 @queazar5 DCブランドとか、もう死語ですよね。。。 [in reply to queazar5]
- 02:42 でも最近、健康保険無い人が微妙に増えてきている気はする。
- 02:48 @teialight 本当に保険医療が必要だったら、何ヶ月かさかのぼってお金を支払えるから、たしかに「お得度」だけでものを言ってしまうと、健康保険は、支払わないという選択も、ありなのですよね。。このへん制度がそのうち破綻しそう [in reply to teialight]
- 02:48 @queazar5 ディスコとか、ぜんぶなくなっちゃいましたもんね。。。 [in reply to queazar5]
- 03:28 責任転嫁の科学という題名がいいと思う
- 15:08 @haggie21 レボフロキサシンのゾロ品が認可されてから、老健経由の患者さんとか、みんなもらってますね。。 [in reply to haggie21]
- 15:12 @haggie21 療養型の施設にしてみれば、「ようやく使える抗生剤が発売された」という心境なのでしょうけれど。今までだと、使えてせいぜい経口セフェムだったから、本気だそうと思ったら、一般病棟に転出してもらわないと無理でしたし [in reply to haggie21]
- 16:04 「見れば分かる」ものを言語化するのってすごく難しい。診断学みたいなのは、診断の正確さよりも、むしろそうした言語化を、どこまで再現可能なものとして、知識のない誰かに伝える力を勝負の具にすべきなんだと思う
- 16:06 去年ずっと作っていた本にしても、あれは要するに診断を支援するためのもので、病歴とか、触診の要素をなるべく減らすよう、減らすように心がけたんだけれど、それは要するに、そこを言葉で表現することが、自分にはできなかったからだった
- 16:07 診断コンポーネントの中に「理学所見」という言葉を使ってしまうと、これはもう、あまりにも強力な診断装置で、フローチャートのトップに「理学所見」て書いちゃうと、あとの分岐は実質必要なくなってしまう。教科書を作る意味がない
- 16:08 ところが診察ってものすごく難しくて、自分はやっぱり、この年になっても診察ができない。サルコイドーシスとか、あるいは血管炎とか、理学所見で一応診断できることになってはいるんだけれど
- 16:09 できないものを、できるように書いたところで、それだと書いた本人にも使えない本になってしまう。病歴と触診を書いてある教科書は、だからそれができる人が書くんだろうけれど、同じことをしようと思ったら、その人たちと同じものを見ないといけない
- 16:10 ところが名人と同じものを見ようと思ったら、頭の中身も名人でないといけなくて、自分がたとえば、そうした名人と同じ患者さんを、同じ時間だけ診察させてもらったところで、その人が見ているものは、たぶん自分には認識できない
- 16:14 きれいな症例発表は、病歴と、聴診とか触診があって、疑問がでて、検査で確認して、診断に至る。あれ嘘だろうよと思う。分かる患者さんは、それこそ見れば分かることがほとんどで、分からない患者さんは、分からないままに検査が出されて、「引っかかる」ことで初めて気がつく
- 16:15 個人的にはだから、症例発表会みたいな現場でぜひとも知りたいのは、その人がどのタイミングで「俺はこの患者さんのことを分かっていない」という状況に気がついたのか。自分が「分からない」状況に踏み込んだことに気がつけない人は、そもそも症例発表とかしないはずだし
- 16:17 「分からない」を知る、自分が今地雷原に踏み込んだことを認識する、分からないその状況から、その人が何を行うことで、そこから「分かる」に帰還するのか、その人なりのやりかたとかきっとあるんだけれど、言語化して、動作セット持ってる人は、少ない印象
- 16:18 近くに膠原病科があれば、そこに丸投げすれば8割方解決する、という話もあるんだけれど、うちの県にはそういう人たちがいない。血管炎なら腎臓だし、皮膚科とか整形外科とかで、大雑把にひとくくりできる疾患群を分割して受け持ってるから、「丸」ができない
- 16:19 本当はだから、わけの分からない病歴、矛盾だらけの診断所見が手元にあって、泥沼に片足突っ込んだ主治医が、どのタイミングだかで当てずっぽうに検査出して、引っかかった何かをよりどころにふり返ると、「ああ」って何かが見えるんだと思う
- 16:20 その人が何を持って「泥沼」を認知したのか、その人にとっての当てずっぽうとはなんだったのか、当てずっぽうにも方向があるだろうから、どうしてその方向にしたのか、あるいは同じケースで、自分ならどの方向に投網を放るか、そういうの話し合いたい
- 16:25 そういうのって、みんなあんまり困ってないものなんだろうか。。
- 16:28 コシヒカリだったか、「稲穂が赤茶色になったら収穫」とか、色で何かの判断をするタイミングがあって、これこそ見れば分かるんだけれど、ここが伝えられなくて、たしか稲を開発した人が、同じ色の紙を、色見本みたいにして農家に配って、初めてあれが作れるようになったはず
- 16:29 「見る」、「見て分かる」を伝えるのにはそれなりの苦労があって、「病歴で十分だよ」とか「診察すれば大体のことは分かるんだよ」というのも真実なんだけれど、それを再現可能な技術として伝えることは、たぶん難しいんだと思う
- 16:30 @yuuwa24 アメリカの貧困層とか、そうなってるっぽいですよね。。 [in reply to yuuwa24]
- 16:32 @safsa つ http://bit.ly/cU9I4F うちの業界、あるいは自分が普段遊んでる場所のアンチパターンを、昔まとめたのです。。 [in reply to safsa]
- 16:39 「そもそも」論を突き詰めた根っこに自己言及がある論というのは、スローガンであって、科学には乗っけちゃいけないんだと思う
- 16:43 @Hide_a 「膠原病診療ノート」は、今の時代にあって、「私はこう思う。こうしている」をはっきり書いてあって、あれはすごい勇気であり、矜持だと思うのです。。 [in reply to Hide_a]
- 16:46 何となく、「熱出て関節痛くて分からなかったらとりあえずテトラサイクリン」みたいなのを裏プロトコルとして隠し持ってる人とかいると思うんだけれど、どうなんだろう。今回はこのへん全然書かなかった
- 17:09 @fortis_vit レイヤに相当する何かが、きっとあるんだろうと思うのですが、今はそこを「名人の勘」で突っ走ってるから、学ぶのが大変すぎるのです。。 [in reply to fortis_vit]
- 17:10 @zaw 今もう大学の若手外科医が、「子供が3人目」とか「子供が学校」とか、もろに生活方面の理由で大学辞めてて、あれは末期的。。食べられない。 [in reply to zaw]
- 17:17 @zaw 今はもう、「大学だから安い」は、通用しないというか、病院自体が教育機関と企業みたいな立場とを兼務してるかぎり、もう昔ながらの賃金体系続けるの無理ですよね。。みんな分かってるけれど、変えられないのでしょうけれど [in reply to zaw]
- 17:29 @ottohseijin 自分の本だと、「それが正常であること」だけを人間の仕事にして、あとは診断までたどり着くように作ったのです。それでもその部分だけは、やっぱり人間要素が外せないという [in reply to ottohseijin]
- 17:35 @ottohseijin 今はもう、トラブルにならずにひっそり売れてくれればいいな、とそれだけ。。出したらもう訂正できないというのが、本は本当におっかないのです [in reply to ottohseijin]
- 17:51 「貧乏が悪い」っていうのが、あるいは日本教の大切な教義だったのかもとか思う。理不尽の理由を求めた帰結として、「運」を受け入れられない人がたどり着く何かとして。
- 17:53 そこを書き換えて「みんな平等」ってやったのは、だから画期的なことなんだろうけれど、理不尽の理由として、「貧乏」以外の何かを提示しなかったものだから、「○○のせい」だとか、「ちゃんとやっていればこんなことにならなかった」が、いろんなところに飛び出した
- 17:53 @raurublock このへんは山本七平の受け売りだからこそ、きっと正しいのです。。。。。 [in reply to raurublock]
- 17:58 @hidekih なんというか、「貧乏が悪い」がスタンダードとして普及していると、きっと今みたいなコンプライアンスコストの高騰とか、起きなかった気がするんですよね。じゃあどういう社会になってたのか、ちょっと想像もできないのですが [in reply to hidekih]
- 18:02 @fortis_vit それぞれの科が、すごくダブっていて、ダブっているくせに、そこからこぼれる患者さんもまた多いという。。 [in reply to fortis_vit]
- 18:59 http://bit.ly/b38kV3 これなんかは人間を駆動する部分と動力部分との分離だけれど、「分離」っていうのがデザインの方向として、これから伸びるんじゃないかと思う
- 19:01 今のPCにしても、乗用車にしても、デザインとしては「かたまり」であって、どうしたって人が道具に合わせている部分から自由になってない。iPad と無線キーボードのデザインは、そういう意味で新しく見えた。キーボードも、もう一体にする理由はないんだと思う
- 19:03 制御系が全部電子でいけるようになったことで、機械は「かたまり」っぽさからの自由を得ているんだと思う。で、今の機械は「きれいなかたまり」を志向したデザインだから、全部バラバラを目指すと最初は不格好なものにうつる
- 19:03 「直結でいいじゃん」というところを、あえて「通信」させてみるとか、分けてみて、初めて分かる使い勝手とか、いろいろあるんじゃないだろうか
- 19:04 @Izayoi_Jun なんとかなってほしいのです。。 [in reply to Izayoi_Jun]
- 19:09 そういえば昔、医学部の合格発表当日に気をもんでいたら、大学の中の人だった父親が、「こういうのは地元の郵便局が情報握ってるから」って、医大のそばの郵便局に電話して、「○○受かってますか?」ってそのまま聞いた。答え返ってきて、うれしかったけれど、個人情報も何もあったもんじゃなかった
- 19:48 外科の先生から教わった乱暴なPerl : クリコサイロイドトミーするときには、最悪の場合は甲状腺切ってもいいんだと。血はすごく出るけれど、それで患者さん亡くなったりとか、別にしないんだと。こういうの教えてもらうのが大切。教科書だと「切らないように気をつけよ」としか書いてない
- 19:49 その代わり、絶対に失敗しちゃいけないのは「管を気管に入れること」であって、これを失敗して呼吸器につなぐと、縦隔気腫になって顔がパンパンになる。こうなったら、一度抜いて、正しい位置に入れ直す必要がある。でもそれで治るんだと
- 19:52 「こういう失敗なら大丈夫」とか、「きれいに行けない場合、こっち側に失敗する方向で頑張ると、トラブル最小限でいける」とか、そういうのは、実際に失敗体験を繰り返した人でないと語れない。失敗が許されない、「無い」ことになってる現状、もうすぐ詰む
- 20:08 @PharaohKJ やっぱり「提案不吉」は業界共通なのですね。。mAgic TV は我が家の中心アプリケーション。 [in reply to PharaohKJ]
- 20:09 @twit_shirokuma 「ぶ」は「ぶ」っぽい記事が読めるけれど、びっくり要素は少ない印象。たしかに昔よりも傾向が固まった気が [in reply to twit_shirokuma]
Powered by twtr2src