Sun, Jun 06
- 12:35 提案型のメディアというか、「○○の読者であるあなたはこうするべきだ」みたいなものを読まなくなって久しい。それはファンロードやアウトだってそうだったし、マガジンハウスから出ているような、トレンディドラマの主人公目指すような人が読む雑誌もそうだったけれど、行動を提案していた
- 12:37 全部検索で済む時代というのは、たしかに無駄なものなくなるんだけれど、「○○人」みたいな無理矢理っぽい自己規定を突っ込まれる機会がなくなると、何目指せばいいんだろう
- 12:38 昨日漫画を裁断していて思ったんだけれど、考えてみればヨコハマ買い出し紀行 にしても、ARIA にしても、自分があれを知ったのは「SPA」という雑誌の書評欄だった。病院の近くにある小さな本屋さんには、それぐらいしか買える雑誌が無くて、時々買ってた
- 12:40 「世の中にはこういうもので面白がる人もいる」というのは、知っといたほうがいいんだと思う。で、ネットはそういうのを知らなくてもいい、見なくてもいい仕組みがよくできていて、ノイズ少ない。雑誌だと、やっぱり買った以上はもったいないから、興味なくてもとりあえず読む。
- 13:14 世代交代もそうなんだろうけれど、変化することそれ自体が何かに負けることと等しい立場の人というのが少なからずいて、変化を認めることと、敗北を受け入れることとを切り離せないと、変化が起こせない
- 13:15 これがたとえば誰かが作った会社組織みたいなのなら、会社があること自体が、ある世代のトロフィーになっているんだろうけれど、政府とか、国というのはそもそも誰のものでもないから、古い世代の人が追い落とされると、それが負けになってしまう
- 14:39 夕張という、ある時期日本の最先端というか、そこで働いている人に,たぶん屋台骨を背負ってる自負みたいなのがありまくってた場所で、今さらながらによそ者の若造が乗り込んで、医療を「改革」とか提案したところで、それ呑んだら人生全否定されちゃう人が、きっとあの場所には多いんだと思う
- 14:43 説得するときにもたぶん、その人が背負ってる自負みたいなのと、現在お互いが抱えている問題とを切り分けることが欠かせないんだと思う。問題の解決と、自負の崩壊とがガチガチにくっついてる人は、それを剥がさないと、問題が絶対解決できない
- 14:44 とりあえず謝罪を表明することなんかもそうだし、あるいは銅像立てるとか、「○○事務長退職記念病棟」みたいな誰も使わない建物作るとか、ああいうのもお金かかるけれど、問題の解決には、やっぱり必要なんだろう
- 14:47 @tot_main 公務員の人って、時々とんでもないお金の使いかたをするのです。。もちろん建前上、それが「必要だから」そこに建物があるのですが [in reply to tot_main]
- 14:59 ここ数年の熱病は、「核兵器?ボタン押しちゃえば?」という記載が微妙に増えてる気はする
- 15:05 先の見えない町に、若い人がやってきて、何か改革を行ったとして、その改革が成功しちゃうと、年長者は敗者になる。誰もが改革の成功を望んでいるようでいて、心情的には決してそんなことはない人も多いんだと思う。
- 15:06 記念碑とか、祭とか、パレードみたいなのは、懐古厨でも無駄でもなくて、むしろああいう行為が、問題を前に進めるための第一歩にも思える
- 15:09 政府の失敗とか、市場の失敗みたいなのと同列に、祭の失敗というのがあって、成功によって心情的な痛手を負う人を、祭事を通じてきちんと慰撫できないと、利害を超えて成功を邪魔しに来る人をくい止められない
- 15:10 誰の得にもならないことが、多数決で通ってしまって、解決できる方法を提案できる人が「やってられねぇや」と思っちゃうのは、ああいうのが祭の失敗なんだと思う
- 15:13 @sivad 確かに。。。。昔のお祭りって、世代を貼り付ける接着剤みたいなものだったのでしょうし [in reply to sivad]
- 15:14 @kazuneco 陰陽師ってそういう仕事だったんだと思うのです [in reply to kazuneco]
- 15:19 @efutamd 「学」を「道」に思っちゃってる人がたぶんいて、そういう人たちが、熱病の変遷をどう見てるのかが知りたいのです。。 [in reply to efutamd]
- 15:59 @lucifer_af 侍ハードラーの中の人は、文章も上手ですよね。。 [in reply to lucifer_af]
- 16:00 「これが現実だ」って話をまとめようとする人は、「今だいたい自分の望んだとおりに状況が動いているから邪魔してくれるな」って言い換えても、だいたい通じる
- 16:25 おばあちゃんのぼたぼた焼きのコマーシャルって、焼いてるのを煎餅じゃなくて嫁の写真とかにすると、ちょっと味わい深くなる
- 16:32 相手を論破する、再生とか強制の余地もないぐらいに、完膚無きまでに叩き伏せることを目標にする交渉というのは、交渉のありかたとしてはたしかにあるんだけれど、古いんだと思う。それをやる側のダメージも相当に大きいし
- 16:34 戦争の重心に相当するものは、交渉だとしばしば、相手の自尊心に直結している何かだから、問題の解決には、問題を解決する以上のエネルギーがいる。精神力は査定できないし、論理で先が読めないから、簡単に全面戦争になる
- 16:35 むしろ大事なのは、重心を支えている何か、とくに自尊心に相当するものと、問題それ自体とを切り離すこと、接続している部分をこそ、交渉の攻撃対象にすることなんだと思う。論破でなく、むしろ積極的に敗北を表明することで、問題の解決に必要なエネルギーを最小化することを狙う
- 17:54 ゴールとOODAサイクル。納得という目標と、手段としてのそれ以外と。
- 20:28 微細加工でヤモリの手のひらみたいな表面仕上げのモバイル機器作ると、風呂場で無防水で扱っても、指2本ぐらい接してたら絶対落ちないとか、作れないもんだろうか。。
- 20:54 決断できないこと、決断しないこともまた決断であって、たいていの場合、自ら下した決断よりも、悪い結果につながることが多い。不作為は、結果責任を回避できないし、それを許すべきじゃない
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