Wed, Jun 30
- 14:34 「医師としてのワークライフバランスを見つめなおしたい」なんて格好つけた言葉の8割ぐらいまでは、要するに「疲れたからもう当直はしたくない」と解釈してもいけそうな気はする
- 15:05 「ボクが医者を辞めた理由」が流行った頃とか、あるいは渡辺淳一が病院時代をふり返った話を書いてた頃とか、病棟というのはもっとのほほんとした空気だったような気がする。笑い話みたいなのけっこう書かれてたし
- 15:06 今そういうことをblog に書いたら炎上するし、だいたいがナースルームで笑い声なんて立てようものなら、「患者様の声」ボックスに投書が入る。緊張感みたいなのは昔より高くなってる気はする
- 15:07 こういう「昔」って、それでもたかだか15年ぐらいなんだから、時々ふと我に返ると、やっぱり年とったんだなんてびっくりする。ボクが医者を辞めた理由なんて、もう作者の人亡くなってるし。
- 15:09 10年一昔、という言葉を発想した人は、やっぱり相当に年とった人なんだろうなと思う。あれは未来に向けた「びっくりするほど変わるよ」なんて意味じゃなくて、何かで我に返ったとたん、orz した高齢者の驚愕
- 18:28 http://bit.ly/9xbMhM 感想文を書いた。「暗い部屋」というビジュアルノベル。感想というか、読書メモみたいなもの
- 18:31 PC上で読むテキストって、紙の本と違って線が引けないし、ページ折れないから、読んだときの印象みたいなのを残すのが大変。このときにはキーボードでエディタにメモしながら読んでたんだけれど、エロゲソムリエの人たちとか、普段どうしてるんだろう
- 18:32 「ひぐらし」は、たしかパッケージの解読ツールみたいなの使うと、テキストだけ編集できた。あとから台詞だけ引用するのか、ああいうのあれば出来るだろうけれど、そうでもなければ、読みながらメモするしかない。ビジュアルノベルってものすごく長いから、大変そう
- 18:36 @myrmecoleon たしかに画像として保存しちゃうのが、読む流れを阻害しない、という意味では簡単かもですね。。 [in reply to myrmecoleon]
- 18:38 @Anklang なんというか、読みながら、読んだあとのこと考えながらでないといけないから、読書体験はずいぶん紙の本と違っちゃいますよね。。 [in reply to Anklang]
- 18:50 @myrmecoleon 本というのは、そういう意味で、やっぱりよくできてるんだなあ、と [in reply to myrmecoleon]
- 18:56 勤勉であるのが前提の検査というのは、勤勉を強制する仕組みを作らないと、ミスの温床になるような気がする。具体的にはやっぱり身体所見。1年続く貧血精査、と称して紹介された方が、お腹に巨大な腫瘤があってびっくりとか
- 18:57 こういうのはこう、手を代わった瞬間に分かることは実際にあるんだけれど、身体所見という検査それ自体が、主治医が勤勉であることを前提に、コストをものすごく削ってるところがあって、勤勉な身体所見というのは本来、恐ろしく高コストな検査なんだと思う
- 18:58 勤勉であれなんて、現場怒鳴るのはタダだけれど、問題は解決しない。たとえば医師をツーマンセルにして、手を担当するのと頭を担当するのと、ここを分けると、否が応でも勤勉になる。頭の命令は手にとって絶対である代わり、頭は手を出せない
- 18:59 動作が面倒になるけれど、責任は頭に来て、手は頭に命ぜられるがままに動く必要があって、頭は口だけでいいから、サボらなくても済む。人を2倍にすると、怠惰が原因なんて叩かれる事態は、相当な割合に減る。その代わりコストは2倍
- 19:00 医師の人件費が倍になるんだから、これはもう、何年かの蓄積を考えれば、CT1台買うよりも高い。高いんだけれど、身体所見という検査の本来の価値というか、それをちゃんとやれるための状況を整えるためのコストは、本来これぐらい余裕でかかるんだと思う
- 19:01 なんというか、こういうお金ださないで、勤勉が前提の何かを、安価で万能な何かとして賛美するのは、個人的にはちょっと違うような気がする。自分の本には、だから「触れば分かる」何かを、あえてCT撮るようなやりかたで紹介していた
- 19:02 @Anklang 安価な紙媒体出版、というのが、過渡期には、妥協案としてけっこう伸びるんじゃないのかな、と。今の文庫や新書はまさにそのままなんだけれど [in reply to Anklang]
- 19:03 @wakabadou 気がついたときには惨事で、しかも分かりやすい責任者みたいなのが名指しで特定できるから、悲劇なのです。。 [in reply to wakabadou]
- 19:03 @Anklang あれは一応本当の医学書だから、現物見たほうがいいです。。下手すると、楽しめるページ2枚ぐらいしかないですし。 [in reply to Anklang]
Powered by twtr2src