Tue, Jul 06 - medtoolzの日記

13:59 「うちのシステムはこうだ」って、えらくて古い人はしばしば、今思いついた俺ルールで勝利宣言するために、「システム」という言葉を使うんだと思った。これもなんだか、単なる「仕組み」と認識する世代と、なんだか神様ワードとしてあがめる世代と、50歳ぐらいのところに断絶ありそう
14:02 子供の頃に嫌でしょうがなかった「遠足の感想文」とか、あれを原稿用紙じゃなくて、「やったこと」「見たもの」「思ったこと」の3ペインの紙を作って、やったことにその日の時系列を、見たものにその時目に入ったものを、思ったことに、その時間ごとに感じたことを思い出して書くと楽だった
14:03 読書感想文なんかも、「思ったことを自由に」でなく、たとえば「先生に読んだ本を紹介して下さい」とか、「本屋さんになった気分になって、この本をたくさん売るような文章を」とか、制約付けてほしかった。そのほうがたぶん楽だから
14:04 あるいは現代国語の試験Tips で、「作者の言いたいことは？」なんて、問題文に線が引いてあったら、「たいていは2段落前の内容を要約すれば、それが出題者が考えた言いたいことだ」なんて、たしか習った。だったらそう書いてくれればいいのに
14:05 で、恐らくはたとえば、「文字数800字以内」とか、課題に課せられた制約というのは、まだまだ本当の制約に遠くて、問題の解決に役に立つ、問題解決をもっと楽にするための制約は、問題作成者が考えてないか、あるいは伏せられていることが多い
14:06 世の中のけっこう多くの「問題」というのは、解答を探す課題じゃなくて、制約を探せば、解答が自ずから明らかになるものが多いのだろうと思う。あるいは漠然とした問題に、適切な制約を付加できた人が、解答にたどり着く
14:06 @sync_sync みんな結局、勝ちたいのですよね。。 [in reply to sync_sync]
14:08 たとえば制約の多いスポーツは、勝敗がはっきりしやすい。判定ありありの総合格闘技は、しばしばどちらが勝ったのか分かりにくいけれど、これが100m 競争ならば、誰の目にも明らかになる
14:08 で、「どちらがどれだけ有能なのか」なんて、本来は決めようが無くて、だからこそ、ルールで制約をかけないと、優劣はつかない。制約の多いルールを作ると、だからそれだけ、審判の責任は重くなる。
14:09 これがスポーツならば、ヒョードルが100m 競争で誰かに負けても、ヒョードルを弱いなんて思わないし、そもそも競技に出なければいいだけのことだけれど、学校だと、なかなかそうはいかない。
14:10 逃げられないところで、成績表があるから優劣みたいな序列を作る必要があって、ここでストリクトなルールを作ると、全責任が先生側に来る。ルール作成者の責任問われて、けっこう厳しいのかもしれない
14:40 @orehaimomushi そういう意味で、たしかに「自由」ルールは、要領のよさをふるい分けるのにいい課題なのかも [in reply to orehaimomushi]
14:40 @iptel_bz 学校という場所は案外、「有能であること」が、教師社会の中で、必ずしもプラスにならない場所なんじゃないのかな、と。。出る杭は首を狩られるような [in reply to iptel_bz]
14:49 そういえば横井軍平ゲーム館の復刻版を読んだ。この方の言葉として、今ネットに引用されているもののほとんどは、たぶんこの本から来たものだから、一度も読んだことがない本なのに、なんだか昔から何度も読んだ本みたいだった。
14:50 ゲームボーイをモノクロにした経緯が、個人的には好きなお話。あの時点で、すでにカラー液晶も使えたのに、電池が持たない、外で使えないという理由で、あえてモノクロ液晶をチョイスした逸話
14:51 あれなんかは、ユーザー10人にアンケート取れば、10人が10人、カラーがいいなんて言うに決まっているし、電池の持ち時間とカラー液晶と、トレードオフ要素を提示しても、やっぱりカラーがいいなんて言う
14:52 で、カラーにした代わりに電池捨てたのがゲームギアで、白黒のゲームボーイは、それより売れた。ユーザーが本当にほしいものは、ユーザーが語ることは滅多にない。
18:47 @fromdusktildawn 逆に田舎だと、医事課の人たちが小学生の頃からの知りあい同士だったり、患者さんが入院して、「あの人は○○さんの家の隣の…」とか、バックグラウンドの描写に位置情報がもれなくついてきたり。 [in reply to fromdusktildawn]
22:14 外が猛烈な雨。病院て、たいてい少し高いところに作るからこういうの余裕だけれど、帰りしなの低い道は水没してそう