Fri, Jul 09
- 13:22 今住んでいるところが田舎だからなのかもだけれど、選挙が死ぬほど盛り上がってない。政治家の車とか、結局来なかった。
- 13:24 政治のニュースぐらいは見るけれど、じゃあ自分の選挙区にどんな候補者が立っていて、その人たちがどんな対立軸で、自分たちの選挙区を闘っているのか、正直分からない。
- 13:24 そういう意味では結局、ニュースを通じた、名前を知っている政党の、おおざっぱな対立軸でしか、誰に投票するのか、判断する材料が手元にない。
- 13:25 ネット選挙になると、このへん解消されるのかと言えば、なかなか難しそうな気はする。今の時代、地面についている人よりも、もっと別の何かについている人のほうが多いんだと思う。
- 13:27 やっぱりこのへん、いっそ全員全国区、好きな人に投票ルールにならないものなんだろうか。。投票者は一人1票、候補者は票をもらった分だけ、発言力が強くなるような。支持かき集めて魔王みたいになった国会議員とか生まれちゃうだろうけれど
- 14:12 @barumoa いっそ本当に、バーチャルアイドルみたいなのを議員にして、ネット経由で政策だの、質問だのを決定する枠があっても面白いと思うのです。。もはや人間じゃないけれど、既存ルールで、そこだけ直接民主制という [in reply to barumoa]
- 15:21 美文書5版、けっこう内容変わってた。自分の環境は、今さらながら、もう古いんだとよく分かった。図版とか、未だにcreatebb してたし。mktexlsr も現役だったし。
- 16:17 http://bit.ly/9HkWAQ TopGear 、ジェレミークラークソンとアリスターキャンベルの対談。ものすごく面白い。日本の政治番組とか、どうしてこういう会話が出来ないんだろう。
- 16:19 お互い暗黙の了解を共有した上で、あえてぎりぎりの会話を楽しませてくれてるんだろうけれど、こういう場所にたとえば、「あなたたちは不謹慎だ。それでも公僕か」みたいなことを言う人を何人か置くと、日本の政治番組になるんだろうか。。
- 16:20 TopGear の対談がたいていとんでもなく面白いのは、ある意味それだけ、ルールがガチガチに縛られていて、制約の多い中でお互い喋っているからこそ、外からそれを見ると、アクロバチックな会話の応酬に見えるんだと思う
- 16:21 ボクシングとかムエタイみたいな格闘技の方が、寝技ありありの総合格闘技なんかに比べて、派手な技で、一発KOみたいな勝ち方が増えるのも、たぶん似たような理由なんだと思う。
- 16:22 みんなが正論怒鳴るだけの、相手の話を聞かないで、ギャーギャー自説をまくし立てるだけの日本の政治番組というのは、そういう意味では、何でもありの総合格闘技が、素人目にはものすごく地味な競技に見えるのと、どこか似てるのかもしれない。
- 16:23 このへんはなんというか、スポーツだと、身体という、分かりやすい道具で制約を記述できるから、まだしもルールを守りやすいし、反則は目に見えるんだけれど、言葉というのは身体に相当するものを持たないから、ルールを共有するのは、もしかしたら難しいのかも
- 16:25 平気で金的を蹴りに来るような人を相手に、総合格闘技の達人だってガードポジションは取れないだろうし、ルールというのは、「相手が信頼できる」というのが根っこにあって、日本の政治番組がぐちゃぐちゃになりがちなのは、お互いそこまで信じてないんだよ、という裏返しなのか
- 16:26 TopGear のジェレミークラークソンの対談は、相手をどれだけ笑いものにしても、最後は絶対に持ち上げて締める。どんな悪童も、なんとなくいい人に思えてくる。ああいう信頼がないと、素人目に面白い対談を、メディアに乗っけて流すのとか、難しいんだろう
- 16:27 それは出演する人にとっては「信頼」だけれど、視聴者から見ると、あるいは「裏切り」にもうつりかねない。日本だと、そのへん上手に両立させてるテレビの人っているんだろうか?あえてにた人探すと、案外ビートたけしとか、タモリになりそう
- 16:31 本屋さんの立ち読みと、密林のちょっと中身読みとは、体験としてずいぶん違う。立ち読みは、浅く全体を眺めるイメージで、密林のは、文字どおりちょっとだけ読んで、残りを想像させる。ちょっと読みでなくて、40秒限定でページめくり放題とかにすると、体験として立ち読みに近くなる気がする
- 18:21 @waratteyurusuwa 不人気投票ルールをやると、少なくとも政治家の世代交代だけは、速くなりそう。。 [in reply to waratteyurusuwa]
- 19:30 これから正義の話をしようという本を読んでる。同業者には、「お前いいタイミングだったら自分から死んでみたいだろ」なんて問われたら、ためらいなくイエスと答える変態が多くて、こういう人たちの方が、むしろ正義は結果が全てであって、結果と独立した、絶対的な道徳なんて信じてないような気がする
- 19:44 功利主義者とか、正義とか道徳を全力で否定しにかかる人ほど、一緒にお酒飲むと面白いような気がする。人類愛にあふれまくってまわりにそれを放射するような人は、お酒の席で近くに座られると、ちょっと厳しい
- 20:04 やっぱりこう、思想じゃなくて私人としての面白行動が突き抜けてる哲学者はベンサムで、自分の体を剥製にして、今でも学生を学校の入り口でにらみつけてるとか、ああいうのはなんというか、意地でも相手を楽しませてやろう、という思いがないと、ちょっと思いつかない
- 20:08 どれだけ理屈回したところで、万人が腑に落ちる道徳というのは、宣言できない、と思う。で、道徳はあるんだよ、という立場の人は、あるって言ってるんだから、反証突きつけられるとけっこう困る。無いんだよって言ってる人は、反論されたらにやりと笑って、「呑みに行こうか」って言える
- 20:10 このあたりこう、自分の信念みたいなのを、加齢にスルーできる論理と、それをやると人生全否定になる論理とがあって、後者が前者を見ると不真面目に思えるだろうし、前者が後者を見ると、ひどく不便な生きかたしているように思える
- 21:06 正義の本、けっこう面白く読めた。何人もの哲学者の意見とか、考えかたなんかを、いちいち自分で再発明しておかないと、いくつものジレンマ事例に、この人ならこう判断する、それに対してこの哲学者ならこう反論するだろうとか、ああいう語りかたできないと思う
- 21:07 それを学習することと、その考えかたを運用できることとの間には、けっこう大きな隔たりがあって、講義の中に登場する全ての哲学者について、隔たりの向こう側に行っていないとこういう話は出来ないし、これが講義形式なんだから、理解の深さはなおいっそう求められそう
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