Fri, Jul 23

  • 00:07  @humpback_egg 説得の技術みたいなのは、昔はこう、いとうせいこうの「解体屋外伝」で描かれている風景があまりにも魅力的で、あれを実世界でやりたくて、いろいろ調べはじめたのです。。そのうち興味の対象がだんだんとずれてきて、今のやりかたに落ち着いたという  [in reply to humpback_egg]
  • 01:18  @yon1san いろいろなような。。  [in reply to yon1san]
  • 15:19  http://bit.ly/amD5H0 今週読んだ本のまとめ。こういうの日本の弁護士の人が書いてほしい。英語は厳しい。
  • 16:00  でもこう、米国流の訴訟戦術というものは、同じ事実に対する異なる認識を、弁論で争って、文字として記録されたそれを、あとから冷静な眼で読み直して、どちらがより正しいのかを判定する、という方法論が同じである以上、どちらの国でもそんなに変わらないような気はする
  • 16:01  もちろん法律が全然違う国だから、日本でそのまんまやられることはないんだろうけれど、じゃあ「日本はそこまで怖くないよ。信頼関係大切だよ」って言われて、素直に従ったら、やっぱりあとからそれを文字に起こすと、相当に心証悪くなりそうな気はする
  • 16:04  この本は、実際に裁判に巻き込まれた救急の医師が書いていて、裁判パートは本当に面白い。一方で、後半は医療過誤の防ぎかたを論じているのだけれど、丁寧に診察せよとか、十分な時間を取ろうとか、ある意味ありきたりのことしか書いてない。必殺技みたいなのはどこにもない
  • 16:05  「謝罪は有効」なのはたしからしいのだけれど、米国だと、謝罪することが致命的な間違いを犯した、と取られる州と、最初の謝罪は気持ちの問題であって、法的な責任を問わない州とがあって、それ知らないと、頭下げちゃいけないらしい。面倒くさい
  • 16:07  でもこの本に書いてあるような「弁護士の罠」を徹底して回避するようなやりかたは、結果として、行間を読むような、臆測とか、雰囲気で何かを判定するような要素を会話のログから追放できるだろうから、お互い側なのは目方と切り返しかたを知っていることは、結果として真相究明に役立つ気もする
  • 16:08  「公判前の段階では、医学用語や病棟スラングを多用せよ」というアドバイス一つとっても、医学用語を「噛み砕いた」時点で、それはもう、当事者だった自分の気持ちが、正確に反映されているとは言えなくなってしまう。生情報により近いのは、スラングだらけの言葉かもしれない
  • 16:09  こういうのもだから、「嫌がらせしないで下さい」と突っ込まれたら、「申し訳ないのですが、このときの状況を正確に描写するには、こういう言葉を使うことが不可欠なのです」と頭を下げればいいのか。。
  • 16:12  でも思うんだけれど、原告被告を問わず、その人を雇った人のために、状況を自分よりに解釈する論理を提供するのが弁護士というサービスならば、「人権派弁護士」みたいに、最初から考えかたを示している人たちは、修辞矛盾してる気もする
  • 16:14  @cms201002 「謝りかた」については、個人的に、大いに語りたいものがあるのです。。日本の医療従事者が、謝罪が恐ろしく下手、というのは全面同意。。  [in reply to cms201002]
  • 16:15  @akatsukin こう、トラブルに陥ったときに、相手に過剰に噛み砕いた状況を提供することは、自分の感情を慰撫する行為であって、トラブルそれ自体を改善する作用はないんじゃないかと思うのです。それに効果が期待できるのは、もっとはるか手前の段階であって  [in reply to akatsukin]
  • 16:39  夜間の救急外来を「コンビニ受診」する人を減らすために、たとえば5000円ぐらいの最低金額を請求しましょう、というやりかたはある程度効果あるらしいんだけれど、運用は難しい。そこしかない大学とか、日赤だと、上手くいくんだけれど
  • 16:40  病院が複数ある地域で、基幹病院になってるのが公立病院だと、それでもう詰む。公立がはじめないと、まわりの私立病院は舵切れないし、それやって、あぶれた患者さんが全部公立に流れると、今度は地域が詰む
  • 16:41  公立病院が最初にこういうのにコミットすればいいんだけれど、今度は議会の承認がないと、値上げとか、お金の請求とか、話が動かない。で、議会というのは市民のために動く人の集まりで、この提案通すともちろん人気落ちるから、通せない
  • 16:42  「一定程度の負担をいただくことで何とかなりました」という成功事例は、恐らくはだから、民間病院とか、議会みたいな機関から独立した大学病院で、周辺にそこ以外の救急を受ける施設がないところ、というのが条件になってるんだと思う。調べてないけれど
  • 17:10  でもたぶん、医療過誤の有無が裁判の争点になっていたとして、マスメディアがそれを面白おかしく報道するか否かを決定するのは、正義の有無でなく、その人が「面倒くさい」人かどうかが、ずいぶん大きな要素を占めるんだろうと思う
  • 17:11  それこそ数十万円規模の、それほど大きくないけれど支払い義務は発生しやすい訴状を、その人のまわりに雲霞のごとくに巡らせた医師というのは、たぶんどれほど「おいしそうな」事件であっても、報道には乗っかりにくい。不景気なときには特に
  • 17:12  景気が悪くなって、メディアの人たちだって、一発当てるよりも、むしろコツコツと失敗しないやりかたを選択するようになればなるほど、恐らくはネットでは誰もが知っているあの事件が、なぜかテレビで報道されないという、よく見る状況が発生する
  • 17:13  ああいうのもどちらかというと、巨大な陰謀が渦巻いた結果として、大手メディアが沈黙してるんじゃなくて、当人がすごく面倒くさい人で、変なこと書くと返す刀で訴状送りつけたりするから、大きなところほど、逆に手が出せなくなってしまうんじゃないだろうか
  • 18:52  http://bit.ly/9O8TMs 富山医科薬科大なら、マクロビオティックにまじめに取り組んでいても、あんまり違和感ない。昔から和漢薬とかインド医学に取り組んでるし。
  • 18:53  痔瘻の治療にクシャーラスートラ紹介したのとかも、たしか富山医科薬科大の先生だった

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