Mon, Jul 26

  • 00:43  待ち時間に気を配るのは大切。マクドナルドのトレイは、たとえ「持ち帰り」を指定しても、目の前に置かれる。あれは単なるお盆でなく、顧客の分身であって、お盆がそこにあるかぎり、それは同時に、店員さんが顧客を気にかけているというメッセージをも発信している
  • 00:44  行列の出来るラーメン屋さんが、それでもお客さんが怒り出さないのは、それが行列だからであって、待っていれば、前に進むし、列にいるかぎり取り残されない。これが大きな部屋にたくさんの椅子と机が置かれてしまうと、「俺の注文したのはいつ来るんだ?」と悩まなくてはならない
  • 00:45  待ち時間を「待った」と感覚させるのは、取り残されたのではないかという不安なんだと思う。米国の開業クリニックにおいては、電話の待ち時間に対する苦情が一番多かった。電話にはマクドナルドのトレイに相当するものがないから、待っているときの向こう側が分からない
  • 00:46  手術事態は順調に進んでいるのに、経過が分からなくて、病棟も経過知らなくて、そのうち消灯時間になって電気消されて、ぶち切れて訴訟になったケースとかあるらしい。せめて1時間に1回でも、誰かが気にかけてればよかった
  • 00:47  恐らくは予断というものを語ることで、待ち時間が待ち時間でなくなる側面、フラストレーションをわずかでも減らせるんだと思う。1時間だけ時間をいただきますとか。まだ時間がかかりますが、30分後に途中経過を報告しに来ますとか。
  • 00:48  予言を行っておけば、先手を打つ権利は、常に自分の側にある。30分後に来ますとか宣言しておいて、実はナースルームでだべってたりしたら論外だけれど、宣言して、その時間に現れれば、たとえ手ぶらであっても、先手にはなる。これを予告なしの待ちにしちゃうと、怒られる。後手に回る
  • 01:33  @motoyuki どんなやりかたであれ、お互いの認識のギャップを埋めるのは、とても大切ですよね。。  [in reply to motoyuki]
  • 17:19  フロー駆動とイベント駆動とのギャップが、不快とか不信を生む。自分たちの側がイベント駆動で仕事を回していても、たとえそれがフェイクであっても、フローを可視化してみせることで、もしかすると不快は減る。PCが仕事中に、横棒がビーッと伸びてくのとか、あれ違うんだろうか?
  • 17:26  ある患者さんに対する待ち時間の長さを、別の患者さんに対する熱心さで、勝手に脳内補償している人は多いんだと思う。前の人がものすごく危険な症状だったんだから、あなたの待ち時間が長くなったのは、しかたのないことなのだ、なんて。これをやっちゃいけないんだと思う
  • 17:28  慈恵医大だったか、どこか東京の心臓外科の外来がものすごく混んでて、病院に行くとポケベル渡されて、なったら来て下さいとか言われてたはず。あれはいいやりかたなんだけれど、呼ばれるのが真夜中とかあるらしくて、中の人はよく倒れないなと不思議に思う
  • 17:29  トップが超人的な頑張りを続けるのはたしかにすごいことなんだけれど、超人て再生産効かないから、他の医局員の人たち困ると思う。トップが夜中まで外来続けて、「先生、あとよろしくお願いします」なんて、部下が帰るわけにはいかないだろうし
  • 17:37  最近ずっと、医療過誤訴訟周辺の話題を追っかけてるんだけれど、結局こう、法律の人たちは医療というものに対して医師ほどの知識はなくて、それは当たり前ではあるんだけれど、だからこそ、書かれたガイドラインというものを重視するし、考えかたよりも、検査を見ようとする
  • 17:39  自分たちの側だって、法律のことなんて分からないし、結果としてお互い、見えるものしか見ないし、それしか見えないんだから、バックグラウンドで何してようが、分からない。分からないものは評価の対象にならないから、法律の人は信じない
  • 17:40  やっぱりこう、夜間に頭痛を訴えて病院に来た患者さんがいたとして、じゃあCT切らないで帰すかと言えば、今の時代は無理なんだと思う。それが不健全だというなら、学会経由で夜中のCT代金に加算を宣言して、患者さん側に判断をゆだねるしかない気がする
  • 17:42  歩いてくる頭痛が脳出血である可能性はたしかに低いのだろうけれど、これを夜中の救急外来に、という縛りをかけると、たぶん1施設あたり年間1人ぐらい、CT切っといてよかった、と胸をなで下ろすケースが出てくるんじゃないかと思う。だったら悩まず全例、でいい気もする
  • 18:17  @mirupon 弁護士の人たちだって、医師相手は仕事のごく一部でしかないし、我々の側にしてから、法律方面は、そもそも仕事じゃないですし。。  [in reply to mirupon]
  • 18:18  @DeLa_MuNeN 本当の裁判所がやる集中審議も、今は一案件あたり一日なのだそうで、そうなると、論理や過程を検証するのは、分野をまたいで行うのは、とても厳しいんだと思うのです  [in reply to DeLa_MuNeN]
  • 18:22  @REVI ベイズさんを援用しても、避け得た可能性とか、自己決定権の侵害、なんて武器持ち出されると、厳しそう。ああいう考えかたも、平成7年頃に、最高裁判所が「発明」してから広まったのだとか。。  [in reply to REVI]
  • 18:23  でもたしかにああいうのは、牛鍋食べながらみんなで山に登ろうよって提案した将軍に、自分のやったことを説明するのに似てる。「お腹すいて歩けないんです」は、理由にならない
  • 18:28  ベイズのお話とか、蹄の音聞いたらシマウマを想像するなの話題とかがどうにもピンと来ないのは、やっぱりこう、馬の中にはたまに肉食の吸血馬がいて、そいつと遭遇すると即死なんだけれど、ぱっと見た目そのへんの馬と区別が付かない状況で、じゃあ同じことが言えるのか、という違和感
  • 18:30  @REVI 現場のアドバイス的な部分は本当に容赦がなくて面白い一方で、「医師はそれでも正しくなければいけない」という考察にすごいページ数割かれてたり、「信頼関係の構築がトラブル回避の秘訣である」なんて道徳テーマが後半半分だったり、作者の人も悩んでるんだろうなと  [in reply to REVI]
  • 18:32  @golden_apricot みんなが携帯端末持つようになったら、きっとそういうのが、やりやすくなるのでしょうかね。。超高齢者の人がiPhone携帯するぐらいの未来  [in reply to golden_apricot]
  • 18:40  この三輪車はさすがに言いがかりとしか思えない。。
  • 18:41  @golden_apricot 産婦人科のある施設では、もうここ8年ぐらい仕事してないから、最近の状況は分からないのです。。  [in reply to golden_apricot]
  • 18:42  リーマンショックで訴えられた米国の銀行が、「証拠の書類出せ」って言われてありえない量の書類を相手に送った、というやりかたも、たしかに裁判というものを、チェスみたいなゲームであると考えるなら、あれはありなのかもしれない
  • 18:43  日本の裁判でそれやると、たぶん裁判官の心証を損ねるからだめなんだろうけれど、むこうだと、原告側弁護士に情報を提供する場所と、陪審員と裁判官がいるところで証言するのと、やりかたが全然違うっぽい
  • 18:46  @tot_main 政府と銀行レベルの、大きな組織どうしのぶつかりあいでモアレやるんだから、むこうの裁判は、やっぱりゲームなんでしょうかね。。  [in reply to tot_main]
  • 18:48  もっともこう、チェストか将棋っぽいのはむしろ日本の裁判で、米国のそれは、もっとストリートファイターっぽいと言うか、その場での勘と読みの鋭さが状況をひっくり返す要素が大きそうに思える
  • 18:51  弁護士の人が書いている裁判のマニュアル本を読むと、まずはこう、どういう論拠で状況を価値に持っていくのか、それを決めてから訴状を書くみたいなことが書いてある。裁判になった時点で原因の解明は二の次になる、とは、弁護士の人もそういっているけれど、目的がそもそも違うものなんだと思う
  • 18:58  けっこうこう、「こういうことをされると困る」ということが書いてあって面白い。裏を返すと、こんなことまでしていいのか、という、裁判というルールで反則すれすれを狙うと、想像以上に許される範囲というのが広そう。栓抜き攻撃がせいぜいと思ってたら、日本刀まではコスチュームといわれたような
  • 19:20  裁判のときに、陳述書をものすごく少なく書いておいて、当日になってからいきなり口頭で陳述はじめたりされると、原告側弁護士は、すごくやりにくいらしい。反対尋問を、のらくらくどくどとやられると、裁判官の人も、そういう反対尋問に興味を失ってしまうのだと
  • 19:22  裏を返すと、陳述書はいっそ3行とか、限界まで短く書いて、「私は普段ドイツ語で思考するのです」とか、何でもいいから理屈付けて、反対尋問にはものすごく回りくどい返答をして、被告側弁護士が尋問する段になって、初めて分かりやすい説明はじめたりするぐらいまでは、ルールのうちなんだろうか?
  • 19:23  裁判というものから誠実さみたいな要素を削れるだけ削ると、削ると明らかにルール違反な場所と、削っても良さそうな場所とがありそうなきがする。そういうのは、自分の側に付いた弁護士の人が、教えてくれるものなんだろうか?
  • 19:26  なんとなくこう、良心のかたまりみたいな人が訴えられたのと、悪の体現者みたいな人が訴えられたのと、同じ訴状、同じ状況で物事進めても、結果はずいぶん変わりそう。もちろん変化の幅を減らすことこそが、弁護士の人たちの技量なのだろうけれど
  • 19:31  @yienaga 今読んでる本にはもちろん、「そういう可能性があるから、そうならないような陳述書の請求をしましょう」と書かれているのですが、たとえば回りくどい言葉にしても、「正しく伝えるためには、どうしても専門用語を使わざるを得ないのです」なんて言われると、なかなか大変そうだなと  [in reply to yienaga]
  • 19:37  大昔、レース鳩0777 という伝書鳩レースの漫画があって、あの競技は、レース中に人間が出来ることがほとんどないものだから、主人公がひたすらいらいら待ってる描写が続く
  • 19:38  で、いらついて切れかけた主人公の少年に、後見人みたいな爺さんがいて、主人公に、ルール違反すれすれの、時計のタイマーを送らせる裏技教えて、主人公がそれ聞いてすごく喜ぶ。なぜか覚えてる。たしかタイマーをこたつに突っ込んで、油の粘度を変える技
  • 19:39  状況が始まっているのに、何も出来ない時間というのはたぶんものすごいストレスで、壁とか机叩く代わりに、悪いこと習うと、それが不思議と解毒薬になる。医療訴訟なんかにも、そういうお話をまとめた本があってもいいと思う
  • 19:42  @mad_negative それこそむかしか買ってた病院の待合室に、たしか大昔の少年チャンピオンがあったんですよね。。  [in reply to mad_negative]
  • 20:25  @yienaga やっぱりそういうところには、法律の世界であっても、「腕」要素は、相当大きく状況を左右するのですよね。。  [in reply to yienaga]
  • 20:46  @mareyuki_t ? 何も書いてない。  [in reply to mareyuki_t]

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