Wed, Aug 25

  • 00:21  フランスのお弁当ブームとか、英語圏で俳句が面白がられたりだとか、ああいうのは「制約って面白いんだ」という面白さなんだと思う。
  • 00:22  外国の文化はこう、制約というのは無いほうが良くて、自由すぎる状況をドライブするのにはパワーがいるんだけれど、パワーは気合いで用意する、というところがあるんじゃないかと思う。日米のスプラッター映画とか比べると、そんな気がする
  • 00:23  ジェイソンにしてもプレデターにしても、むこうのモンスターはひたすら力押しで、弱点とかあっても少ない。もちろんその少ない弱点を、無力な人間が突くことに面白さがあるんだけれど
  • 00:24  日本のホラーはどちらかというと、モンスター役は制約だらけで、自由空間だと勝ち目がないんだけれど、ある特定の状況においてのみ、何とか勝てる。海外のスプラッター映画は人間が頭使うけれど、日本のホラーは、どちらかというと、モンスター側が頭を酷使する
  • 00:25  エルム街のフレディなんかは、夢の中でしか活動できないから、一見すると制約多そうだけれど、人は寝る。寝るとそこはフレディの無敵空間で、やっぱりあれなんかも、パワー系なんだと思う
  • 00:26  恐らくは「面白い制約」というものは、まだまだいろいろと開拓できる場所で、そもそもこれは制約だからハイテクとかいらないし、むしろそういうものが使えない、マンパワーとかお金とかぶち込めない場所に、アイデアで勝負できる
  • 00:29  何かをあきらめることで、初めて手に入るものというのがたぶんある。リッチな体験をあきらめて、プアなメディアで勝負することで、可搬性とか、狭帯域での快適性みたいなものが得られるとか。その場所はリッチメディアは入ってこれない
  • 00:30  で、そういうところで勝負したところで、それは豊かなサバンナでたくさんの動物が暮らしていく中、1人で雪山を目指すようなもので、生きてはいけるかもだけれど、種族増やせない。環境変えないといけない
  • 00:31  たとえばリッチな体験をあきらめることを選択したなら、まずやるべきは、「プアな環境でいいものを作る」ことではなくて、そんなことよりも、プアなメディアを生かせるような場所で、お金を集める仕組みを作ることなんだと思う。お金が集まるところには、質は後からついてくる
  • 00:34  「全然効かない薬」は、効かないという制約を受け入れることで、「気軽に誰にでも勧められる」という、得難いメリットを得る。「本当に効く」薬というのは、作用する以上、その作用が他の人に好ましくない可能性は、常にある。こういうのは医師でもなければ勧められない
  • 00:36  それが小麦粉丸めただけの、どう見ても「効かない」薬であれば、それを購入したお店での不思議体験だとか、あるいはそれを飲んで「ちょっとだけまし」な気分になったりだとか、そういう個人的な体験を、留保なしに他の人に勧められる
  • 00:37  薬の世界で、だから「効かない」こともまた、決定的な不利益とは言えなくて、ホメオパシーなんかはだからこそ、広まったんだと思う。あれをカウンセリングのおまけ、と考えていいなら、カウンセリングに抵抗ある人が、「薬の購入」という理由を得ることもできたのだろうし
  • 00:40  「リッチ」とか「効く」みたいな、肯定的なパラメーターを、まずはあきらめてみる。あきらめることで手に入るものを想像する。それを生かせるような付加価値とか、お金を集めるしくみを考える。
  • 00:42  @ES_gekikara 土地に対する執着みたいなのが、日本は強いのですかね。。  [in reply to ES_gekikara]
  • 00:48  @blindwalk ビッグワンガムとか、当時革命でしたもんね。。。あれはたぶん、子供がお母さんに頼みやすかったんじゃないかと。プラモは駄目でもお菓子ならOKとか。バレバレだけれどおばあちゃんならいける、とか。  [in reply to blindwalk]
  • 16:57  http://bit.ly/bpBB4Q 書いた
  • 17:02  ホメオパシーの人たちが作る「薄めた水」を、自らの伝言の人に写真検証してもらうと、効果が証明できるんじゃないだろうか。

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