Fri, Aug 27

  • 14:48  誠意とか真心、努力教みたいなのもそうだけれど、ああいう考えかたが広まって、得をする人の姿というものが、今ひとつ見えてこない。消費者がそれを仮想して、同じお金からより多くのものを疋田相当するのは分かるんだけれど
  • 14:50  サービスの受け手は、「誠意があればここまでできるはず」なんて、ないものを仮想することで、より多くを獲得できる。提供する側は、そもそも「そんなもの見えませんね」と一言いえば済むだけのことなのに、それをやろうとしない。
  • 14:51  だからたぶん、誠意が「見える」ことで、得をする人が、サービスを提供する側にも恐らくはいて、そういう人が「見える」と言うから、仮想であるはずの誠意というものが、取引の具として、交渉のテーブルに乗せられる
  • 14:52  それが見えて得をする人というのは、恐らくはトップランナーであって、後続を殺しにかかるときに、こういうものでミスリードを誘って、2番手以降の人間関係を地獄に落とせる。これは一種の焦土作戦であって、むしろ禁じ手に近かったんじゃないかと思う
  • 14:54  今じゃあトップランナーだったサービス、典型的に想像してしまうのが三越とか、高級な販売業だけれど、結果として自分たちに火がついているように思える。うちの業界みたいなところは、とっくの昔に誠意で地獄に落とされてる
  • 14:55  安売りスーパーみたいなところは、いっそ売り場から人を排除することで、コストを減らしたり、下手するとそれが快適になってる。誠意を仮想してお得を引きずり出してた人は割を喰うかもだけれど、お店に入って、ほしいものを安く買って、後は自分でやるような連中は、倉庫みたいな店で満足できる
  • 14:56  こう、「我々には誠意があるからサービスを無限に提供しても楽しいんです」みたいな物言いは、どこかを攻めるときに、水源に毒を入れるとか、まわりの畑を村ごと焼いちゃうとか、そういう手段に近かったんじゃないかと思う。
  • 14:58  よしんば何かに勝って、その場所を手に入れたところで、水は飲めないし、独占できるはずだった穀物は、自分で焼いちゃってるから焦土になってる。手段を磨きすぎて、目的を潰してしまったというか。武器が強力すぎたというか
  • 14:59  ずっとコミュニケーションの本を作っていて、結局これが、相互理解の手段でなく、ひたすら「押しつけられた誠意を切り返す」手段になってきてる。
  • 15:35  @m_um_u たしかに。。。  [in reply to m_um_u]
  • 19:15  @redfvplayer 本当はこう、本職のテキ屋とか、チンピラの人に講師になってもらって、「罵倒される訓練」みたいなのを受けておくと、ワクチンになるのですかね。。  [in reply to redfvplayer]

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