Tue, Aug 31

  • 00:02  一番上が、意志を明言する、というのがパニック抑制の基本なんだろうけれど、誰もがこれをやりたがらないから、結局迷走する。記者クラブって、そういう意味で面白い。ガバナンスと意志決定をする組織が、自助的に作られたという部分で
  • 00:03  「俺はこうするぜ」っていう明確な意志があって、責任取るって腹くくってるなら、メディアはもしかしたら、そんなに怖くない。意志があるなら、最深部の情報を握っているのは自分自身だから、どう報道されようと、ぶれようがないだろうし
  • 00:04  「これ」という意志決定がなされないまま、なんとなく、とか、空気で、とかで上層部が運営されていると、メディアが「こう」と報道してくれないと、方針が決まらない。そこが多様な意見出すと、「下々もああいっておりますし」みたいな、そこにいない人のせいにできない
  • 00:06  特にやりたいことがあるわけではないんだけれど、その椅子には興味津々の人たちがガバナンスするときには、だから意志決定を行うための組織というのが別に必要で、記者クラブ制度というのは、そういう役割もあったんだろうと思う。そこでの「空気」が、「上」に伝染して、それが意志決定になるような
  • 00:07  その椅子に座るところまでが目標で、「どうするんですか?」とか、「どうしたいんですか?」とか問われて、本音のところは「特に何もありません」と思ってる人は、実際問題多いんだと思う。意志決定を「誰かのせい」にできるのならば、いっそそれが都合がいい、と思う人も
  • 00:08  旧軍の、「闘志をみなぎらせた参謀」に相当するのが、あるいは記者クラブの空気だったんじゃないだろうか?さすがに政治の人たちはそこまで空気じゃないか?
  • 00:14  @DeLa_MuNeN 政府の一番上から、日常生活のけっこう身近なところにまで、似たような、下の空気が上をなびかせて世の中回す構造みたいなのがありそうな気がするのです。。  [in reply to DeLa_MuNeN]
  • 00:16  そもそも「対立する何か」が見いだせない場所には、司法とか、マスメディアもたぶんそうだけれど、何かの判定を下すためにそこにいる人たちは、状況に関われないんじゃないだろうか
  • 00:17  裁判をやる人もそうだし、マスメディアもそうだけれど、自分たちが何らかの判断を下して、それをみんなに示して、共感を得ないことには、仕事が回らない。メディアは事実を伝えるのが仕事、というけれど、意見はどうやったって入るし、その意見が共感されなかったら、その新聞社はやっていけない
  • 00:19  「共感を引き出すための分かりやすさ」というのは、恐らく絶対条件で、それを前提にすると、多元的な考えかただの、結局悪い人はいなかっただの、丸ごとの事実がしばしばたどり着く結論は、共感を失うリスクが高すぎて、関われないんじゃないかと思う
  • 00:20  裁判所の人たちは、だから最初に論点を整理して下さい、と両方の人にお願いするのだし、メディアの人たちはまた、対立の物語を作れない事件については、恐らくは報道しにくいのだと思う。ましてや結論が「仕方がないのです」なんて記事は、恐ろしく幅広い読者を相手にすると、共感を失う
  • 00:22  案外当事者が「事件」だと思ったケースの大部分は、報道する側からみて、そもそも彼らが定義するところの事件に該当するものは、ごく一部なのだと思う。
  • 00:24  @DeLa_MuNeN けっこう誰もが、「ここに座りたかっただけで、何かをしたかったわけじゃない」と思ってるのでしょうね。。  [in reply to DeLa_MuNeN]
  • 00:54  @UnoShintaro それは収まりがいいですね。  [in reply to UnoShintaro]
  • 15:01  今はもう、「ボランティア」という人たちについては、無償の便利な労働力と考えるよりも、むしろ無償で広報をになってくれる人たちと考えたほうが、正解に近いんじゃないかと思う。たぶんほとんどの人が、カメラ付きの携帯電話ぐらい持ってるんだろうし
  • 15:03  何か道徳的に「いい」イベントを考えて、人手がほしいけれどお金がないからボランティア、で人を集めると、どうしたって貧しいから、上手くいかない気がする。ボランティア精神て、きれいなところには発揮されるけれど、裏方仕事とか誰もしたがらないだろうし
  • 15:04  むしろ人を集めるのならば、「きれい担当」をボランティアにして、広報をになってもらったほうが、まだしもトラブルにならない気がする。問題は、広報をお願いしたとして、それを「やらせだ」と解釈する人を、どうやって説得できるのか
  • 15:09  料理屋さんなんかでも、常連さんがお客さんを拡大再生産していくようなお店と、居着いた常連が新人排除に動いて、結果としてそのお店を潰しちゃうような状態と、2系統あるような気がする。自分のまわりには、そもそもお店屋さん自体が少ないのだけれど
  • 15:13  でもこう「批判する側はよく見える」という現象、あるいは見える気がしているだけで、そっちのほうが気分がいいというのは絶対にある。上司がいるときには「俺は何でもできる」なんて気分だったけれど、島に一人で飛ばされたとたん、抗生剤一つ処方するのに手が震えた。ああいうの大事
  • 15:14  RT @bulkneets: はてなOB会七不思議の一つになぜ円満退職を装うのか、というのがあります。
  • 15:57  「急ぐ」のと、「早い」のとは根っこから違う。五輪の書には、弱い奴ほど、太刀を小太刀のように振ろうとして、結局失敗するんだなんて書いてあった。山本七平の本には、頑張ることで、小太刀の速度で太刀を振ることは、一瞬できちゃうんだけれど、そのうち刀か手首が折れるんだとか
  • 15:57  「早い」を本気で求めるならば、だから「早い」に見合った道具を作る必要があって、それに見合ってない道具を「急がせる」ことで、結果として系が腐って終わる。こういうのきっと良くある。
  • 15:59  だいたいがこう、渡辺淳一が臨床で働いてた頃の本とか、あるいは医局の昔話とか聞くと、患者さんというのは入院したら3ヶ月ぐらいが当たり前だったし、午後になっただらどこかに消えちゃう医師とか、ポケベルならしたらパチンコ屋さんとか、ああいうの本だから誇張はあるにしても、そういう空気だった
  • 16:00  「医局には必ず麻雀卓」というのは、「ふり返れば奴がいる」が放映された頃には、まだドラマの風景だったけれど、あれを見てた学生時代、もう学生レベルでは、麻雀は絶滅してた。病棟だとまだその習慣がわずかに残ってたらしい
  • 16:01  で、昔の病院小説に出てくる「病院で麻雀」というのは、夜中じゃなくて日中の午後にやるのが本来というか、そういうケースが多かったとかで、裏を返せば恐らく、病院の労働密度って、昔はもっと、恐ろしく薄かった
  • 16:02  でも自分が学生の頃から心カテはあったし、もう徳洲会とかずいぶん長くやってたから、24時間救急体制も普通にあった。あの頃から今にかけて、膠原病と悪性腫瘍領域はともかく、後は何かが劇的に変化した、というのはそんなに無いはずなのに、空気だけはえらく変わった
  • 16:59  そういえばパンデミックのとき、ワクチンというものは、窮極的に「誰のもの」になってるんだろう?それが誰のもので、誰が使うのかという、組織的な主体が決定されていないのならば、運用理論もそもそも作れないのだけれど
  • 19:23  今さらだけれど、今年の気温はちょっとおかしい。熱中症の患者さんが多いのはもちろんなんだけれど、軽症の人が誰もいない。毎年一番多いのは、「足がつった」という症状で、発熱する人なんてほとんど来ないのに、今年はもう、意識障害までいった人が5人ぐらい
  • 19:24  「近所の病院で点滴してもらった」というのがすごい鬼門。例年だったら十分なはずなのが、結局それが、状況の悪化を遷延させる結果になって、いよいよどうしようもなくなってから夜中に搬送、翌日採血してみたらびっくり、というケースが続く
  • 23:11  資料で買うのがPSG-1 というのはすごい。。

Powered by twtr2src